しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

定年後の再就職とシュミレーション

2010年03月04日 | Weblog
定年を心待ちして過ごす60歳直近の人はけっこう多い。
30年~40年間働き詰めだったこともあり、ここらで少しお休みしたい。失業保険をもらってから再就職して満額年金がもらえるまで働き、以降完全リタイアしたい。と考えるパターンである。
「高齢者就業実態調査」の依ると、60歳~64歳層における離職直後の就職率は男子で42%、女子で21%であった。データに依ると、退職後18ヶ月以内での再就職が出来ないと再就職そのものが非常に難しいというデータであった。
「失業保険」=雇用保険給付額は退職後5ヶ月だから概ね100万円。
これを頂いてから再就職というケースが希望。
60歳から出る報酬比例部分の年金はせいぜい月10万円。
再就職でパート賃金は「在職老齢年金」の関係で月額28万以下が殆んど。
(支給停止とならない額が目安)
月額10万の報酬比例年金+パート賃金18万の合計で28万以内に抑える雇用形態が多いようです。
実態のケースではフルタイム勤務でも月の賃金が18万未満が多い様に聞いています。
パートでは週5日勤務1日5時間の労働時間で月10万円。
年金と合算すると月20万円の収入となります。最低生活費は月24万円ですから4万円不足します。退職金の取り崩しか配偶者のアルバイトに頼る必要が実態としては存在するわけであります。
65歳で再就職先を退職すると満額年金(報酬比例10万+基礎年金6.6万+加給年金3.3万)の概算20万円が月額年金。
配偶者が2歳下なら67歳時点で更に6万程度は世帯年金は増えて月26万円で生活する年金シュミレーションが出来る。
当然「ゆとりのある生活費」は34万円とのデータからこの金額に不足する分を個人年金、企業年金、その他の事業所得で補填する工夫が必要と思うところです。

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