しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

[Yes, We did]

2010年03月28日 | Weblog
Yes, We can からYes, we didに変わったそうです。
勿論話はオバマ大統領の話。「そうだ、できる」から「そうだ やった」に変わった。
100年かかった医療保険制度改革の法案が219対212の僅差で可決成立する。
国民の2割。実に3200万人以上いる「無保険」状態の国民が救われる法案です。
ちなみに日本では35万人程度。
米国のこの改革は日本の公的医療保険制度とは異なる制度だ。
日本の国民健康保険の様に皆が保険料を納めれば入れる制度ではない。
民間保険に加入できる条件を緩和し現在85%にすぎない米国の医療保険加入率が95%にまで上がる見込みの制度である。
国民に加入が義務づけられ、保険に入らない人には罰金が課される。
その代償はコスト。
10年で9400億ドル(約94兆円)かかるそうです。
ちなみに米国のイラク戦費は7年で7040億ドル(約74兆円)ほぼ同じ額がかかる。
幾多の紆余曲折があったとしても実現できた「オバマ大統領」の実績は「歴史的大統領」としての功績の一つとなるでしょう。
ノーベル平和賞に続く快挙でしょう。

ブログランキング

人気ブログランキングへ