しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

高齢者労働力の推移

2010年03月30日 | Weblog
高齢者労働力率を国際比較した図をみると、第二次大戦後、欧米諸国では、所得の向上。年金.福祉の充実により、高齢者(60~64歳、あるいは65歳以上の男)の労働力は一貫して低下してきた。
日本の場合も同様の傾向にはあるが、低下の程度は低く、日本は主要先進国の中では、高齢者が最も働いている国となっている。

またこの10年の動きを見ると、欧米諸国に遅れて低下していると言うより、高いレベルで横ばいに転じている。
所得水準や年金.福祉の水準において諸外国と比して低いとは言えないので、高齢者の職業構成における農業など自営業の比率の高さ、あるいは働き者という民族性や働き続けることしか生きがいを見出せない文化性にその理由がある。
日本の高齢者はすでに多くの者が働いている事実を踏まえて年金問題は議論されねばならない。「社会実情データより」
○日本は60歳~64歳男の70%を超える人が働いている!
米国、英国、などは40%以下である。
○日本は65歳以上男の30%を超える人が働いている!
米国、英国、スウェーデンは10%以下である。

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