しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

介護業界の給与

2010年03月09日 | Weblog
きつい仕事の割りに給与が低いという印象の強い介護業界。
やりがいと必要性は他の業種と比しても高いと思われるのになぜ?という思いがあります。
2009年4月の介護報酬改定後、月給制の介護従事者の平均給与は約9500円アップしたそうです。(厚生労働省が今年3月3日に発表)

給与形態別に見ると
月給制の従事者は28万7300円で9460円増
時給制の従事者は10万5120円で1590円増であった。
介護従事者の平均給与額は「月額22万9930円」となり、08年より8930円増えた。
他の産業と比較してみました。(2007年厚生労働省勤労統計調査より)

○電気.ガス業は440757円
○金融.保険業380736円
○情報.通信業367911円
○教育.学習支援業322838円
○不動産業318010円
○建設業315986円
○製造業298514円
○運輸業286696円
○複合サービス業276983円
○鉱業 286508円
○サービス業 258662円
○卸売.小売業 222974円
○飲食店.宿泊業 131082円
※調査産業計 269508円
ボーナス分は含んでおりませんが介護業界はあまりボーナスに期待は出来ません。
平均的な産業給与「269508円」は2007年
介護業界の一番新しい給与「229930円」は2009年

やはり平均的な産業給与より月に4万円程度は低いということらしい。
電気.ガス業と比べれば2倍の格差。
産業.業種による給与格差の大きさには驚かされます。  

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