基礎年金番号は公的年金の記録を管理するため本来一人に一つの番号を割りふられている。
100歳以上では人口より5万5千件多い9万5千件存在した。と日本年金機構が5日までにまとめた。

実際の100歳以上の人口は約4万人となっており、番号数は2倍以上となっていた。
原因としては○結婚、離婚による氏名変更や転職歴を考慮せず、同じ人に重複して番号を交付してしまったケースが多いと思われる。
○又、既に死亡している人の番号が含まれている可能性もある。
今後の対策として、年金機構は各番号に登録されている個人情報を付き合わせ、同一人物を割り出すなど番号重複の解消を進める。住民基本台帳ネットワークとも照合をする予定。
死亡届けが自治体に提出されず、各地で高齢者の所在不明が明らかとなっている実態から住基ネットとの照合は期待できないとの意見もある。
問題として重複番号のまま記録が未統合だと「宙に浮いた記録」の状態となり。本来より年金受給額が少なくなる恐れがある。
母国に帰った外国人が抹消されていないケース等もあり実態調査は進んでいない。
社会保険庁のお粗末事務はいつまで続くのだろうか。
国民が最も切実な問題としている年金問題の基礎がこの様な管理のされかたでは基礎データに基づく年金制度改定の議論にも影響する。
高齢者の所在確認から発覚した年金問題、これからの論議に注目したい。
100歳以上では人口より5万5千件多い9万5千件存在した。と日本年金機構が5日までにまとめた。


実際の100歳以上の人口は約4万人となっており、番号数は2倍以上となっていた。

原因としては○結婚、離婚による氏名変更や転職歴を考慮せず、同じ人に重複して番号を交付してしまったケースが多いと思われる。
○又、既に死亡している人の番号が含まれている可能性もある。
今後の対策として、年金機構は各番号に登録されている個人情報を付き合わせ、同一人物を割り出すなど番号重複の解消を進める。住民基本台帳ネットワークとも照合をする予定。
死亡届けが自治体に提出されず、各地で高齢者の所在不明が明らかとなっている実態から住基ネットとの照合は期待できないとの意見もある。

問題として重複番号のまま記録が未統合だと「宙に浮いた記録」の状態となり。本来より年金受給額が少なくなる恐れがある。
母国に帰った外国人が抹消されていないケース等もあり実態調査は進んでいない。
社会保険庁のお粗末事務はいつまで続くのだろうか。

国民が最も切実な問題としている年金問題の基礎がこの様な管理のされかたでは基礎データに基づく年金制度改定の議論にも影響する。

高齢者の所在確認から発覚した年金問題、これからの論議に注目したい。

