しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

日本のもう一つの世界一

2011年06月01日 | Weblog

「創業200年以上の企業の数」が最も多い国は?
ダントツ 「日本」でした。

日本は「3113社」第2位ドイツ「1563社」の2倍。第3位フランス「331社」の10倍である。
創業100年以上の企業の数では日本は「約2万社」に上る。
日本は世界一の超老舗企業大国なのだ。

法政大学大学院教授の久保田章市さんの調査「百年企業、生き残るヒント」によれば、創業100年以上の企業の「96%が従業員300人未満の企業」いわゆる「中小企業」である。しかも10人未満で50%と半分を超えている。売上規模は100年たてば物価も大きく変動するので単純比較はできないが、従業員数で見る限り、「低成長や現状維持」でも企業は存続できる。
雇用だって永続的に守れる。

おお!企業は「成長しすぎないことが長生きの秘訣」「老舗企業世界一は日本だった」「96%は中小企業である」
と日経ビジネス「武田斉紀」氏は述べていた。
日本の底力は「老舗企業」である。国全体で言えば「低成長」「現状維持」であっても、企業も国も豊かで健全に存続できる。

「無理のない成長」こそが日本の復興と経済回復の基本である。
老舗のノウハウ。中小企業の底力。を上手に生かして世界戦略を練る。「老舗企業に学ぶ」その方向性を活かす。
「助け合いの精神」と「共同体意識」の強みを生かして「逆境に負けない国民性」を政府が良い方向に向かうべく施策できるかにかかっている。

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