しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

お寒い体制

2011年06月16日 | Weblog
地域のコミュニテイ協議会のアンケート結果が出ていた。

「事務局がどこにあるか。」

半数が会長宅である。他は各コミュ協が所属する地区のコミュニテイハウスもしくは小学校。

事務局事務の担当者は会長、副会長、総務部長、コミュ協事務員、事務局長、事務員、等である。

「事務機器の設置状況」は半数のコミ協に「無し」の回答。
公民館、コミハウスのものを利用し、使用料を払っているが3割近い。
「無し」の所は担当者の私物機器利用。「一応有り」のところは3割くらい。
書類の保管先は「会長宅」が半数。総務部長宅、書棚、事務局、保管庫が半数。

「困っていること。」

「専従の事務員がほしい」「専用パソコンがほしい」「活動拠点の専用事務室」「役員報酬」「事務局職員の人件費」
「地域コーデネーターの協力がほしい」「コミ協活動の一元管理」
困っていることで出ている問題が本質の様です。
組織はあるが「事務所がない」「事務機器がない」「手当がないので事務職員が確保できない」

役員報酬も全くない所がけっこう多い印象です。
ボランテイア団体なのだからいいのだ!としてきた面もある。
これではPC時代に即した資料作成、機能的活動が取りずらい。
行政、公民館、NPO、等と連携を強めたいとしても「体制の格差」から協力できる力量と内容に限界が見える。

「仙人の生活」では地域活動はできない。霞みを食っては力も出ない。
せめて昼飯にラーメンが食せる程度の報酬があるとうれしいし、 仕事への意欲も湧く。

「町内会」「自治会」「連合会」「協議会」「~を考える会」これら地域のボランテイア団体の活動資金は
大半が地域住民の「会費」から得ている。進行発展している地域の組織は収入贈があり事情は違うだろうが
古くからの組織は衰退が激しく、人口減、高齢化、会費減少で活動が資金面、人材面で衰退の一途。
「会費アップ!」が提言・実現できない状況下では「行政の協力」は資金面、事務局体制へのサポート体制の構築が必須だろう。
区長さんも懇親会の席でいろいろ陳情を聞き、白髪を深めておりました。^^

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