しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

苦肉の策

2012年04月29日 | Weblog
昨日の会議「理事会」でも役員のなり手がいないことで会議が長引いた。

高齢な理事が実に多い。自治会長イコール「理事」となる規定で地域の団体
「連合会理事」「コミ二ティ理事」に就任する。
専門部会「防犯」「交通安全」
「民生児童委員」「総務文教」「赤十字」「老人クラブ」「青年・婦人部」
等〃の理事にも就任する。

「手術をしたばかりだ」「ガンにかかっている」「夜間の会議は身体に堪えるので
出ないことにしている」「急な配りものはしない」「余計ものな仕事だ」
辞退理由の高齢理事のいつもの口上だ。

地域活動で求められる多様な外部、内部の活動。
全体を把握できている人は極、小数だ。
年度変りで露呈する交替人事。
高齢な役員が数多く、年度変りで辞退する。
年度途中で逝去、空席のまま総会時期を迎えた団体、専門部会。
代表が決まらず総会が開催できない状態だ。

昨日の会議でも突然のハプニング。
「~会の代表」が交替します。ひと言挨拶を!と病気を理由に退任する予定の人が後任(内諾済と思っていた人)を指名して発言を求めた。がしかし、

私はは承知していない。と指名を受けた人は多忙を理由に延々と口上を述べる。
結果して終了直前だった理事会は30分以上も伸びた。
欠席した理事の中にも「常任監事」という要職でありながら会長職を降りた人がいた。

連絡ルートの幹が途絶えると組織が機能しない。
自治会長でなくても「常任監事」となりうる。規定がないなら慣行無視でいこう。
副会長も理事資格がなくても「可」
とどんどん苦肉の策が広がる事態となった。

この場での議論でなく調整して再度報告下さいとその場を収めた。

困ったものだ。人材不足はここまで進行している。
青年部、婦人部の若手から会長、副会長を出せ!と大声を上げる理事まで出た。

地域の崩壊は深刻だ。行政からは実態に伴わぬ過大な期待。過大な周知事項の大量印刷物の爆弾投下が続く。

自治会内の規定では「婦人部」「青年部」の規定が無いのに連合会に青年部委員、婦人部委員を連合会行事に委員を出している。
会議経費はその他の会議で処理する。
実態に合わない組織と体制。末端の作業を会長等極小数の役員でこなす実態。

足元から崩れる組織崩壊。行政は実態をどこまでわかっているのだろうか。
監査の無い「AIJ投資顧問」の実態に近くないのか。
日本中枢の崩壊=「古賀茂明」のベストセラーの次なるテーマに取り上げていただきたいと思う程だ。

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