ソウルの部屋のトイレがウォシュレットでなかったことが外国での不便さの始まりだった。
ウォシュレットに慣れている日本人はどーも快適さに欠ける思いがする。
温水で温められ刺激されてこそ出るべきものが出る。といういつものパターンが阻害される。結果して何度も入り直すこととなった。ホテルの1階にある共同トイレはウオシュレットタイプであった。古いホテルは全部の客室のトイレ設備までは改修が出来ていないらしい。
あと不便だったことは日本のNHK放送がなかなか見つけられなかった。
50チャンネルくらいある放送網。チャンネルを選局。スポーツ放送はゴルフ、野球、サッカーばかり、バラエティ番組、音楽番組は若手のK-POPばかり。ニュース番組、日本の首相の靖国、竹島、慰安婦問題の繰り返し放送、聞こえてくる圧倒的なハングル言葉。スミダ言葉。英語、日本語が聞こえないストレス。やはりここは外国だ。と感じた。
結局98という選局チャンネルでようやくNHK放送をゲットできた。以降一日中このチャンネルにセットして聴取して過ごした。
部屋のエアコン調整はダミーだった。コントローラーをいくらいじっても変化はない。大本のホテル側での調整を要請しないと冷気は入って来なかった。ダクトの開閉部で温度調整した。
整形大国「韓国」驚きだった。TVに出てくるタレント、アナウンサー、大韓航空のキャビンアテンダント。全てそごい美人ばかり。日本人が見劣りする。バラエティに富んでいる日本人の顔に比べ、整形美人はキムヨナタイプの美人が多い。
過酷な受験大国、過酷な整形競争、過酷な労働環境。半数以上が非正規労働者で一部の有名企業に入りそびれた圧倒的多数の国民は低賃金にあえいでいる。不動産価値の低下、国民の負債負担率の高さ、小規模経営と生活保護セーフティネットの不備、住宅環境の悪さ。車の入れない狭い路地の多さ。円安ウオン高が続くと大幅な輸出の停滞と金融不安が増大する。
地上デジタル放送がまだ普及していないようで、TVの映りが日本に比べ鮮明度に欠ける。
売り場は中国人ばかり。中国語、英語、日本語の出来る売り子が実に多い。従業員の数の多さはお客の数くらいいる。低賃金なのだろう。7イレブンの売店がけっこう数多く出ていた。
日本の店の規模からしたら、5分の1程度の狭さだ。一人で24時間交代制勤務の様だ。
これでは利益は出ないだろう。タクシーの数の多さ。料金の安さはこの業界の厳しさの裏面だ。低賃金業界らしい。
日本と同じだが規制緩和で実に多くの参入者がある。リストラされた業界の受け皿として実に多くの国民がこの業界で生計をたてている。
観光で生計をたてている人が実に多い。日本との友好度を上げて訪韓客を増やせばよいと思うのだが、根強い嫌日感覚が存在する。
いくつか、感じたことを今日は書いてみた。明日も書きたい。^^