東京都の水源は、約8割が利根川水系及び荒川水系、約2割が多摩川水系です。
平成25年7月26日(金)時点での貯水量情報が出ていた。(51%)である。
平成6年のデータとほぼ同じグラフとなっている。8月1日に給水制限を開始し、9月25日に解除したデータとほぼ同じパターンとなりそうだ。平成8年、平成13年にも給水制限を行っている。今年は過去最悪の平成6年とほぼ同じ貯水量の変化となっている。
人口が増え、水資源の利用が増えたことが原因だろう。貯水量は放水により減るものだ。
大雨が降っているのに水がめの水量が増えない理由の一部は放水しているからだ。電力の需要に応じているからだ。
けっこう放水している。電力不足が原因している。大雨が下界に降っているのに水がめが増えない理由は?と不思議に思っていたが、夏場の電力需要に応えて放水量も増えるということ。
だから、節電要請が出る。だから電力不足になると「原発の稼動論議」が出る。
自然に影響を受けない「原発」安上がりと思っている電力会社。10年以上かかる水力発電所建設よりも安易に出来た原発。日本の事情は奥が深い。もう水力発電所が出来る可能性のある秘境は日本に無い。移転補償の必要なかった八木沢ダムの建設経緯。調べてみると電力会社の論理がわかってくる。
日本の人口の一極集中が起こした電力不足。すべての家庭に自然エネルギーの発電装置が備われば、この問題は解決するのだ。
政府が進めるグリッド政策、自然エネルギーの奨励。スピード感が求められている。
8月から9月末迄の2ヶ月間の節電要請。これからも毎年続きそうだ。