「北前船にまつわる歴史・文化資源を現代そして未来に向けたまちづくりに活かそう」副題として
表記したフォーラムの報告書が完成した。新潟大学の岡崎教授、北前船の時代館館長田代氏、
路地連新潟メンバー、にいがた観光カリスマ野内氏、早川堀通り周辺まちづくりを考える会理事長明間氏
パネリストとして新潟市長の篠田氏、コーディネーターに中央区自治協議会「水辺とみなとのまち部会」座長藤田氏、による
「みなと新潟 北前船フォーラム」平成26年8月31日於い新潟市民プラザで実施された概要冊子である。
実によくまとめられている。部会で過去2年間こつこつと会議、調査を進めて来た成果の一つだ。
○新潟の歴史を大切に、地域ぐるみ、官民協力して継続した取組が大切。
○みなと新潟のイメージには花街と旧小澤家の景観整備とそれを生かしたソフト事業が必要。
◎市民、住民が知らなければ町の良さを発信できない。新潟の歴史を子供たちにわかりやすく、また若者にも
関心をもって知ってもらい、誇りと愛着を育む施策を望む。
パネリストから提供された豊富な資料、部会で研究した資料が掲載されている。
「柳都新潟・みなとまち」歴史的港湾都市の再生はいかにして。調査報告書とアンケート報告。北前船交易による繁栄の歴史、近世港町の代表例、幕末の開港5港の一つ。
1655年(明暦の町立て)、旧新潟町の町割り。寺町、歴史都市新潟、町屋が残る「下町」、多数な歴史的建築や独特な路地。あるもの探し、あるもの磨きで観光都市新潟の魅力を引き出してゆく。自信をもってほしい。良い提言書に仕上がっている。
来年2月行政に提出予定です。