男女共同参画。行政から要請が来ていた。多くの組織で役員改選がある。男女共同参画の趣旨から、多くの組織で男性中心の役員体制を見直してほしい。と要望が届いていた。少子高齢化。子どもは少なくなるのに地域の高齢者はその層を増している。地域の組織の役員構成は町内会組織からの役員構成が主体となっている。多くの自治・町内会のトップは男性である。コミ協組織の大半を占めている。年齢層も多くが後期高齢者の部類だ。専門部の代表も多くが自治会から出ている。一部の文化・教育部門の専門部の代表に女性が存在する程度であった。高齢の自治会出身の役員が体調を崩して退任した。後任は?出身母体の中で役員候補を探す。資格が必要。実績も重視される。新人を即役員にということにならない。会則、細則に照らした人材採用。活動目的に沿った知見と活動が可能な環境が備わっているかも重視される。役員会の中でも人事を担当する役員の意向も重要だ。かくして水面下で交渉が行われ内諾も得た。多くの組織でこの作業があった筈だ。大きな組織ではサプライズ人事があるが人材不足に悩む地域は選択肢の幅が少ない。それでも不満を漏らす役員はいるだろう。人事は難しい。それでも行う必要は高い。成功すれは組織は活発化する。失敗すれば批判ばかりで自分では動かぬ衰退の組織に移行する。方向性を定め、意識を共有できる人材を選び、意欲を引き出し活動を支援する組織づくり。そこがキーポイント。会則、細則の手直しも必要だ。憲法の様に重要視される会則。細則改定は比較的容易だ。ここが勝負の分かれ道。活動理念の見直しと人材登用。ここもキーポイントでした。