しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

想定外

2018年04月11日 | Weblog

想定外の事件が起きる。森友、加計問題。首相の妻がかかわった。首相の友人がかかわった。かもしれない。忖度という言葉が流行した。首相も首相の妻も収賄という利益を得ていたかも。という話ではな。権力者に近い人物が権力者の影響下にある行政官の権限を利用しようと画策した事件の推移を暴きだそうとした事件だ。愛国心は言葉ではない。行動である。指示があつたわけではない。日頃の行動、発言を参考に忖度してきた日本固有の文化、深層心理が今、陽の目を浴びている。勇ましい言葉に鼓舞され、自身の身を提供して滅私奉公。古来の武道の鏡的な意識、文化がそこには在る。女性の方は土俵には上がらないでください!一命を争う緊急事態。救急救命士の資格を持つ看護師を遠ざける意識、発言が即出る。根は一緒だ。普段からの意識、文化なのだ。シビリアンコントロール。建前はそうでも本音の部分で機能しない。原発しかり、女性蔑視。女性のトップの指示を聞く体制が希薄なままだ。検証が為されていない。力の無い人間にパワハラが出来る筈がないと。パワーのある人物が否定する。これこそがパワハラ。第三者が認定しても再度権力のある地位に復帰させる権力者の行為。安倍内閣も友人・知人に忖度にした人物に対して権力を使った飴を与えてはいなかったか。ここがポイントだ。誰にでも同じ様に公平に行う人事ができたのか。権力者が独占する人事権を乱用していなかったのか。権力は数だ。の意識で押し切って来た手法が反感を買ってはこなかったか。弱小政党は巨大政党に対抗するには意識を共有できる問題に集まる事が最優先。その意識で今、動いていいる。国会で重要法案が目白押しでもだ。そもそもの日本人の文化、意識、忖度、の問題に焦点を当ててはいない。この問題は、内閣が変わっても起こり得る。根本の助成蔑視、権力者になびき、利益を得たいとする意識、滅私奉公、愛国者意識、言葉にできない深層心理と行動美学。ここまで問題に光が当たらない限り又くりかえす。


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