中学校の授業参観に始めて参加した。自分が自分の子ども達が小中学校に通っていた頃は仕事が忙しくて一度も授業参観に出る事はなかった。妻がいつも出てくれていた。授業参観の案内は「各位」だった。意味することは皆々様。父兄に限らないということ。学校に係る地域の役員・ボランテイアにも案内が出ているようだ。小生は地域の役員。授業参観を始めて経験してみた。
中学の教諭が担当する授業。初めて参観できた。理科教室、英語、社会、歴史、体育実習、教諭の担当する教室毎に授業内容を参観する。
今の授業は教諭の話法がおだやかだ。緊張を強いて生徒に質問を浴びせて答えさせるような授業はない。
小生の頃は50人からの寿司詰め教室だった。教師がチョークを投げるような暴力的な緊張を強いる教室環境が必要な時代だった。
今は教師にとってありがたい環境が維持されている。30人程度の目が届く教室定員。教育委員会の指導、学校長の指導、教務主任との連携。地域貢献・連携の理解。小生が過ごした頃の「荒れた学校環境」の印象は皆無だった。
教師がビンタ、バットで尻を殴る。男女の別なく。であった時代を過ごしてきた
小生にとっては「目からうろこ」だった。小1時間程度の授業参観でしたが今の子ども達のめぐまれた環境の理解には良い経験となりました。