安田純平さんが開放された。その事は喜びたい。しかし問題も残った。武装勢力も安田さんを拘束している事が重荷となったいる状況でシリア政府軍の総攻撃が迫っていた。隣国、トルコやカタールから情報がもたらされ、カタールから身代金が払われて安田さんが開放された。との一部の報道。やはり!。そんな印象です。金額は日本円換算で3億円とも。資金繰りに窮していた武装勢力はこれで一息ついた筈だ。カラシニコフ自動小銃が数千丁調達できる金額との事。武装勢力の給料・活動資金・武器の購入に使われる。日本人の過去の例もある。1999年8月のキルギスタン南部で起きた日本人技術者誘拐事件でも200万ドルとも300万ドルともいわれる身代金が支払われたとの報道があった。密約があって助かる命が助かる。杓子定規に支払を拒否しては「拉致された人質」は帰ってこない。北朝鮮の拉致問題。身代金ともリンクする。拉致を認めて開放・帰国。残る拉致被害者は認めていない。植民地支配の補償を求めている。
金額は兆を超える様だ。韓国に払った金額「1086億円」の経済支援金。1965年6月22日。約3億ドルが支払われた。北朝鮮はこれ以上の補償を国交正常時に求めるとしている。この金額を明らかとすれば帰ってくる人質「拉致被害者」も帰ってこない。「密約」があって事態は動く。
すべてが交渉経緯も含めて国民に逐一報告をしていたら何も解決しない。安田さんは「6446」=無視しろ!と伝えた筈だ。と今、開放されてから発言している。この態度は問題だ。ジャーナリストは特別ではない。米国は「身代金要求は一切無視している」これが米国人の拉致事件を圧倒的に減らしている。日本政府も米国並みにジャーナリストの勝手な行動に歯止めを強化すべき。「政府の勧告を無視して拘束された日本人」自己責任論が浮上して当然だ。