しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

会場予約

2012年04月15日 | Weblog
総務担当の大きな仕事に「会場確保」がある。
集会所の予約と異なり、ちょっと良い会議場を予約するとなるとけっこう会場費が高い。

専門的な結婚式場、ホテルの会議室、等がそれだ。
下手をすると会場費だけで一日数十万円の予算がいる。食事、飲み物が加算されれば
もっと費用はかかる。
これら費用を最初から予算を組み、会議参加者からの参加料で精算しようとすると
かなりの高額となる。
1万円程度の会費が必要となるケースさえ有る。
予算がなく、且つ参加者への会費案内も安く抑えたい。とする虫の良い希望を求める
主催者側は多い。

経験者の知恵があった。
○「葬儀場」の会場を使う。友引の前日を予約する。
友引の前日とは「御通夜」の予約が入らない日である。
葬儀を「友引」の日にやるものでない。とする古の教えで結構この日の「葬儀場」は空いている。従業員の公休日となっているケースが多いのだ。
この日の会場予約はその理由で比較的予約が取りやすい。
葬儀場も結構部屋数があるので一部屋くらいはなんとかなるようだ。

地域の会議。地域の町内会(自治会)の総会(連合会)コミニテイ総会等100名前後で行う大きな会議会場で、来賓(行政関係)の来られる会議会場にふさわしい。
となるとこの手の「セレモニー式場」に白羽の矢が刺さる。
かくして会場予約日は友引の前日の日曜日を格安で予約できた。

更に安くする交渉事が必要だ。
「酒類」「弁当」の持ち込みだ。持ち込み料は勿論「無料」の交渉をする。
残飯は出さないことが「条件」となる。
近所の酒屋に依頼する。コップ類、栓抜き等の持参、回収を依頼する。
弁当屋にも依頼することがある。

○お手拭き、持ち帰りのビニール袋、だ。
参加者にも確実に要請すること。ゴミは持ち帰ることの徹底だ。
かくして今年も参加料一人「2000円」で抑えることが出来そうだ。
単価1500円の弁当、単価500見当の酒類予算。である。

かくして会議会場は「2万円」のお得意様価格でOKとなる。普通は10万くらいかかる。
地元の評判を気にする葬儀場だからこその価格かもしれない。

我が家にも春

2012年04月14日 | Weblog
我が家の坪庭にも春が訪れました。「椿」「チューリップ」他
園芸店で見つけたきれいな多年草の球根、種、が花をほころばせています。
椿は5年目です。けっこう大きくなりました。30個以上の花が咲いておりました。





思惑の相違

2012年04月13日 | Weblog
思惑の相違は大きい。
人はそれぞれ生きてきた経験、環境、価値観が大きく異なる。
発言の仕方も異なる。

遠慮がちに自身の意見は控えて意見を求められた時に発言する人、
思いつくと人が発言している時でも割り込んで発言する人、
支離滅裂な意見を述べる人、大声で意見を通そうとする人、
怒って罵声を浴びせて威圧する人。様々だ。

昨日の会議ではその他に「思惑の相違」があった。
座長が4人いた。前座長もいた。
当日急遽欠席となった座長も出た。
ここまでは誰々が会議進行を、内容はこれこれ。とシナリオも当日あった。

予想外の発言の対応を誰が行うか。これが出来ていなかった。
いつも反対意見を述べる人の対策が不十分だった。
規約に詳しい作成者、資料作りに当たった行政、これは座長が対応して発言担当を
指示すべきだった。

座長が複数存在すると思惑の違いが露呈する。全く発言しない座長、すぐに思った事を言ってしまい揚げ足を取られた経験を持つ座長は「黙り込んでしまう」

座長が話さないから蒸し返しの議論となると言う事務方。
誰が話すかと思えば前座長は現座長の思惑と異なる発言をする。

事前打ち合わせをしていた規約に詳しい作成者の顔は
苦虫を噛み砕いた顔そのものだった。
かくして腕組みをして発言をしない人、
呆れて後ろにのけぞって話を聞く人。
顔を下げてメモ取りに終始する人。
反対意見を述べる側はチョコチョコとトイレ用時を理由に別室に密談に走る。
これでは会議ではない。

反省すべき点は多い。
最大の反省点は座長の力量不足だろう。
ここで小生は座長を下ろさせていただく決断をしたい。
議事録を作成することに専念したい。
座長が複数いるから会議が混乱するのだ。
前座長に復帰いただきたい。強く要請して事態の打開を行いたい。

ドタバタでthe・end

2012年04月11日 | Weblog
昨日の会議はドタバタだった。

誰が出てくるかすら事前にわからなかった。
定例メンバーすら少し遅れるという連絡のあった人が大分遅れて来た。
11人に呼びかけた定例会以外の参加者の参加数は4人だった。
一人だけ欠席の連絡があった由。
フタを開けたら会長、副会長、事務局長、等主要メンバーは揃っていた。

11人つーことは定例メンバー7人、外部4人の内訳
20人分の会議資料を用意していた。

前回(10日前)に会費を集める。印鑑と現金を持って来てくれと会計から連絡があった筈なのに、言った会計でさえ印鑑を忘れて来た。
現金を持たない人もいた。
わざわざ印鑑を家に取りに帰った人がいたが、印鑑が必要なのは自治会長のみで
取りに帰った人は自治会長でなく実はこの人は印鑑は必要でなかった。

会議進行は座長の会長が取り仕切る。
予算書が出ていないと言われると「予算書」
イベント用テントの「見積り」と言って急遽コピーの追加注文。
印鑑を持って来いと言っておいて「朱肉」の用意もなかった。
都度、この集会所を利用することの多い裏方が対応に走るドタバタだった。

予算が無い、募金を募る。イベント当日の「おもてなしコーナー」コーヒーの
サービスに「志箱」の設置を提案したら、外部の自治会長からクレーム。

「地域に募金を呼びかけておきながら金を取るのか!」このひと言で
「志箱の設置」は無くなった。
実行委員の当日の弁当。数がくなるため対象を絞った。
イベント協力の「芸能チーム」にはチームに若干の薄謝を出すこととし、弁当は出さない。

交通誘導等「交通止め」に伴う道路封鎖要員の確保問題を言って外部の参加者に
実態認識を図った。
警察、行政、地元企業、地元住民、ボランテイア、大学の学生、利用施設のトイレの確保、保険、広報資料作成、運営資金の確保等実に多岐に渡る周知・依頼作業がある。
会長の苦労は大きい。こころなしか「やせて見えた」昨日の様子だった。

生活保護自立支援策

2012年04月10日 | Weblog
野田首相は国家戦略会議で生活保護制度の見直しなどの低所得者対策の策定を指示した。

具体的には低所得者対策では生活保護からの自立支援を強化する。
現在の生活保護制度は、収入に応じて受給額が減るため働く意欲を損なうとの指摘がある。
収入の一部を積み立て、後で一括還付する「就労収入積立制度」(仮称)の創設を検討する。
この夏をめどに政府がまとめる「日本再生戦略」に盛り込む。
非常に良い案と思う。
生活保護制度の制度上の問題は度々話題となっている。

○爪に火をともすような節約をして貯めた貯金を没収された生活保護者の話。
○就労支援で働いたパート賃金の御陰で本来支給されていた生活保護の支給金額を
その分引き下げられた話。
○銀行預金できないのでタンス預金をしていたら盗まれたという話。
○生活保護者目当ての宿泊施設、生活保護費が直接施設側に収まる為一切の外出が出来ない保護者の増大。

小生の聞く人でも生活保護者はわずかに貯めたお金を制度上の不備を考慮して
生活防衛にあたっている。
民生委員、ケアマネ等これら弱者と直接話すボランテイアの意見を是非聞いてほしい。
行政側の話とは異なる視野が広がる筈だ。

少子高齢化で益々増大する貧困層。生活保護世帯の増大に異なる観点からの制度改善策を検討する時期に来ている。

会計監査

2012年04月09日 | Weblog
会計監査は事前準備が大変だ。
わずかな時間で証拠帳票を点検して頂くため、
順序だてた資料整理が必要だ。

収入合計、支出合計、予算と決算、内容説明、大項目と項目別合計、
繰越金、決算報告書、予算(案)、
会計との突合せ、通帳点検、準備が出来たのは会計監査当日だった。
それでも会計監査が監査するといくつかボロが出る。
計算ミスだ。

それでも助かる。決算書が出来る前の修正が可能だ。
監査の印をいただいて明日は決算書を出すことが出来る。
あ~疲れた。今日はこれからひと休みします。
ZZZZ.

相続財産

2012年04月08日 | Weblog
故人の預貯金は、金融機関がその死亡を知った時点から「口座停止」となり、窓口であれ、キヤッシュデイスペンサーであれ、一切引き出せなくなる。

自動引き落としとなっている公共料金なども引き落としができなくなる。
これは、死亡者の名義になっている預貯金は、名義人が死亡した時点で法的には「遺産」という扱いになり、単なる預貯金ではなく相続財産となるから。
とある。
凍結された預貯金を現金化して引き出す為には、故人の「除籍謄本」、相続人全員の「印鑑証明」「遺産分割協議書」をその金融機関に提出する必要がある。

困った事になった。

先日亡くなった知人の死亡の相談に関わっている。
故人の預貯金の通帳残高は0である。
頼んで葬儀社に火葬を依頼した。火葬費用は20万程度であった。
遺体搬送、安置、骨壷代を含んでいる。
代金は今月入る予定の故人の年金(2ヶ月分)を充当するつもりで葬儀社に通帳を示した。果たして口座停止となることなく引き出すことができるのか?

不安である。
火葬費用の国民健康保険からの補助手続き。遺族がいない場合の申請方法等行政に相談しなければならない。民生委員とタッグを組んで当たらねば!
公共料金の引き落とし先の変更手続き等これから始まる諸々の作業。
遺族のない故人の世話をしていた同居人へのサポートは簡単ではない。

祝い入学!

2012年04月07日 | Weblog
昨日、4月6日(金)は新潟県下の小中学校の入学式だった。


午前中に小学校、午後から中学校と両方に子どもを持つ両親は忙しかった筈だ。
小生も午後の中学校の入学式に参列した。(来賓参列)
僅か26人の新入生だった。全校でも90人に満たない小規模校だ。
これでも新潟市の中心部。中央区の伝統校だ。名門の中学。
校歌の作曲者は日本の誇りあの「山田耕筰」だ。
1、2年生の在校生が歓迎の校歌を3番まで見事に歌い上げた。

先立っての「国家斉唱」、PTA会長の祝辞はいつもながらに気が引き締まる。
中学に入ってくる「新入生」ほんとうにまだ小柄だ。
それでも実に立派な「誓いのことば」を読み上げる。
在校生代表の生徒会長の歓迎の言葉。

わずか正味1時間の式典ではあった。
多くの異動者の紹介、新入生全員の氏名紹介、小規模校だからできること。
多くのふれあい、絆を経験してほしい。考えて行動できる生徒に成長してほしい。
自身の多くの体験こそが鍛えてくれる。地域で学校で、家庭でだ。
緊張と華やかさ。
午後から回復してきたこの日の天候の様に清々しかった。

暴風下の一日

2012年04月05日 | Weblog
昨日は春の嵐が吹きすさぶ一日だった。

天候もそうだが、自治会長としても忙しかった。
早朝9時頃突然の来訪者。それも2人である。一人は顔見知りの高齢女性。
ただならぬ様子に自宅に招き入れる。
お話を聞くと大変な事態。
一緒に生活(同居)していた人が昨晩死亡したというのだ。

親戚関係は縁切れの方で葬式を出してくれる近親者はいない。
死体は葬儀社に安置してもらっている。
どうしたらいいかわからないから相談に来た。と言う。
同伴者は葬儀社の人だった。

亡くなった方は何度か入退院を繰り返していた肺癌の末期患者だった。
戸籍上の奥さんはいるが絶縁状態。ただし離婚はしていない。
子どもとも絶縁している。
弟が唯一他県で生活している由。この人と連絡を取ってもらったが
一切関知しない様子だった。

同居人は夫婦関係でない。自分が葬儀を出す縁もないし金も無いと言う。
死亡した人の預金通帳を1冊持参していた。
残高は0だった。
同居人はどうかというと殆んど収入も蓄えもない。この人は殆んど頼る人がいない
由で町内会長を頼りとしている。ということらしい。

民生委員、通院先のケアマネージャと連絡を取って対応した。
故人の血縁関係で連絡の取れる所は取った。
火葬の承諾だけは取れた。
火葬費用は今月入ってくる予定の故人の年金で充当するよう葬儀社に依頼した。
それ以上の費用はどこからもアテが都合できなかった。

葬儀は行わない。遺骨だけは自宅(借家)に戻ってくる。が確認できた。
これからの手続きは多くの事柄が想定される。
○故人が世帯主だった借家の契約変更。
○公共料金の引き落とし先の変更
○病院関係の利用料金(数箇月後に来るものもある)請求問題。
○同居人のこれからの生活相談。

「無縁社会」
NHKの特番放送が記憶によみがえった。
この人の遺骨の行先。これもお世話せねばなるまい。

生計費調査

2012年04月04日 | Weblog
日本生活協同組合連合会は全国生協の組合員1373世帯を対象に「全国生計費調査」を実施した。
平均年齢は「51・4才」、平均家族数は「3・6人」だった。
実収入の月平均額は「62万9157円」で4年ぶりに前年を上回った。
給与、賞与、年金、以外にその他収入が平均で「13万円」あり、
子ども手当も入る。
62・9-13=49・9つまり世帯平均の給与所得は平均「50万」程度。
消費支出は40万5998円で、4年連続の減少となっている。

○年収ベースで見れば754.8万(世帯年収平均)である。
○消費支出ベースでみれば年490万(世帯消費支出)である。
非消費支出は全世帯平均で14・5万円だった。
税金・社会保険料・私的保険料、等が該当する。

消費支出の内訳は食費「16・5%」
家賃・住居費「17・7%」
水・光熱・通信費「8・9%」
教育費「17・9%」
職業・主婦費「9・7%」
交際費「4・6%」
その他「25・6%」


グラフから見る暮らしぶりは09年を底として少し上向いて来ている様子。
収入は増えて来ているが消費支出は下がっている。生活が楽とはなっていないことを
示す数値だろう。東日本大震災の影響はあるのだろうか。
解析が待たれる。

3年続けば成果も!

2012年04月03日 | Weblog
退職して3年。続けたことがある。スポーツジムに週3回通うこと。
現役時代は忙しくて無理だった。
筋トレを中心にしています。プールではダイビングプールを利用して潜水を楽しんでいます。
筋力はむしろ若い頃よりあるような気がしています。
ベンチプレスで100キロを挙げたこともあります。
現在上腕周囲40センチ、大胸筋(バスト)115センチです。
マシンジムの器具を使って鍛えています。
ライフステージが変わる新年度。
新たな挑戦が自身の新境地の発見、発掘に繋がるかもです。

退職して3年たちました。

2012年04月02日 | Weblog
某地元企業を退職して3年経過しました。
当初想定していた第二の職場に挫折。
そこも退職して無職で過ごしております。

在職中に得た資格(ヘルパー2級)を活かして介護の世界で第二の人生を!
という夢はかないませんでした。

若い頃は年寄りでも出来る仕事、人手不足の業界と思っていた。
現実は甘くなかった。採用職種は介護事業所の送迎要員。
リフト車の管理と1日2回の送迎業務だった。
身体介護職という範囲の資格を活かせる現場ではなかった。

身体介護中心の業務は若い専門職が担っていた。介護福祉士、ケアマネ、看護師、
新卒で入り経験のある人、他施設での経験者が殆んどだった。
一方、10年も前に取った資格を活かせるかと言えばそれは殆んど無い。
実務をかなり忘れている。

採用で考慮されたことは前職で得ていた実績、安全運転管理者、
甲種防火管理者、の経験だった。
ここの職場の同僚は皆運転のプロだった。(送迎専門担当)
元自動車教習所教官、元大手企業の役員専属運転手、が主だった。
リフト車を安全、丁寧に運転する。利用者宅直近までいかに上手に幅寄せして
家の軒先に止めることができるか。側溝に注意しながらバックで車寄せ。
100軒もの利用者宅を覚え、朝夕異なる利用者の送迎を笑顔で行う。
けっこう負担だった。程なく自ら辞職。

退職してぷらぷらしていたら地域で声がかかった。
地域の役員をやってみませんか?だった。
暇だったし、介護職の資格を活かす意欲も失せていたのでやってみようかと思った。

案外面白かった。ふと気がつくと10もの地域の団体の役職を兼務していた。
総合商社みたいな団体に在籍していた経験が活かせた感もある。
多忙な日々が続くようになった。
「しるしのないカレンダー」=「予定がなくカレンダーに行動予定を
メモることもないまっさらなカレンダーの意」
は「しるしだらけのカレンダー」に変身していた。

先月1ヶ月の地域での活動は22回もあった。空いた日程に趣味等の日程を入れる。
(ジムスポーツ・通院・愛犬散歩・散策)
現役の頃、フルタイムで働いていた忙しさに似てきた。
前の職場の事を思うことも殆んどなかった。
退職後2~3回保険の手続きで窓口に出向いた程度である。

3年はひとつの区切り。地域活動4年目は前進あるのみ。
新たな刺激を肥やしとして考えて行動したい。

隠蔽体質は最後まで。

2012年04月01日 | Weblog
前田恒彦・元主任検事の証拠隠滅事件。当人は罪を認めて懲役1年6箇月の実刑判決で服役中だ。
厚生労働省元局長の村木厚子氏が郵便不正事件を起こしたとするフロッピー改ざん事件に関与したためだ。
これを上司に報告。改ざんした事実を認めて服役しているのだ。
上司にも報告。上司は改ざんを認めず、誤って更新したとする隠蔽を図ったものだ。
検察のストーリーの訂正はありえないとする恐ろしいまでの隠蔽体質。
即日抗告の頑固さ。正義感の欠如。これが検察官か!
検事総長が辞任した事態の深刻さが認識できていない。
昔のサムライなら切腹ものだ。

「無実の人を罰しない」「起訴をするのに有利か不利かにとらわれずに証拠を集め、冷静に分析する」「取り調べでは任意性を確保する」
再発防止に検察の意識が問われている。
ストーリーに沿った証拠集め、都合の悪い証拠の隠蔽、改ざん。
小澤事件(土地購入事件)にも波及するだろう。前田元主任検事が扱った事件だからだ。

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