金剛山四季の花

金剛山(1125㍍)で撮影しました、四季折々の山野草を中心に
登山、催し、花など、宝石箱のような忍者のブログです。

赤坂山の花を楽しむ!

2016年05月08日 22時46分50秒 | 山野草

         「金剛山の植物に親しむ会」恒例の、赤坂山観察会が
        行われました。
        赤坂山(823㍍)は滋賀県と福井県の県境にあり、
        日本海側気候と太平洋側の気候がぶつかり、
        両方の影響を受けた植物が見られる花のお山。

        今シーズンは雪も少なく、思っていた以上に
        花の開花が早かったようで、楽しみにしていました
        トクワカソウ、イワナシなどはすでに終了。
        かろうじて咲いていましたよと言う、証明写真程度
        のが何株か残っていました。

        しかし、他にも数々の花が見られ、
        また新緑の美しさは抜群で、
        しっかり、山歩きを堪能してきました。


     マキノ高原登山口。
    どのようなお花に出会えるのかな、、、
    心がはやるスタート。



    さっそくオオカメノキ。
    葉が虫によく食べられるので、別名ムシカリ。




  目の覚めるような華やかな、 レンゲツツジ。



   新緑のトンネルに感動!



   オオイワカガミ、真っ盛り。
   どの子を撮ろうかと迷うほどでした。











   チゴユリ



   マキノスミレ



   マルバアオダモ



   アツミカンアオイ



   ちょっぴりスリルも味わいました。



   トキワイカリソウ



   オオバキスミレ
   
   日本海側の雪の多い山地に分布。
   日本の特産種。花期・4~7月。多年草。




   このスミレは、変種が多いそうです。



   赤坂山の頂上まであとひとふんばり。



   赤坂山のてっぺんに到着。
   頂上は福井県美浜町です。




   頂上は大賑わい。





   昼食タイム。



   大きな岩がごろごろ、明王ノ禿。



   明王ノ禿名物・モアイ岩。



   かすんでいますが、琵琶湖が望めます。





   ニシキゴロモ。



   コショウノキ




   かなり傷んだトクワカソウが、何株か残っていました。
   メイン花の一つでしたが、
   オオイワカガミのようにはいきませんでした。

   とりあえず、パチリ。



   ここからのトクワカソウは、私が昨年撮影したものです。
   また来シーズン、
   このような状態の時に見にきましょ、、、。












   イワナシも昨年の写真です。





   今年はすでに、このような状態になっていました。



   ウスギヨウラク(別名ツリガネツツジ)



   ウワミズザクラ



   参加されました皆様、お疲れさまでした。
   距離が長く、ちょっとしんどかったですが、
   新緑がとても綺麗でしたね。

   5月例会は14日です。久留野峠を歩きます。
   ご参加、お待ちしております。
   
   詳しくは「金剛山の植物に親しむ会」
   HPをご覧下さい。
                                              (2016・5・8)
  
 











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アズマイチゲ(兵庫県篠山市)

2016年03月19日 12時29分32秒 | 山野草

    アズマイチゲを見に篠山(大山宮周辺)に行って来ました。
   しかし、残念ながら開花には至っていませんでした。
   地元の方のお話では「今年は春の訪れが遅れてい
   る。後2~3日
もすれば…」とのことでした。

   間もなく篠山の里に春を告げる花々が、
   咲き乱れることでしょうね。


   アズマイチゲ(キンポウゲ科)
   茎先に花を一つ咲かせます。花びらのように
   見えるのは萼片。



   この斜面一面が、真っ白に、、、を期待していたのですが。







   ニリンソウは蕾堅し。



   キバナノアマナ(ユリ科)
   アマナとは根が「甘い」事を言うのだそうで、
   イノシシの大好物だとか。




   皆さん、賑やかに何を見ておられるのですか?



   このタマゴケの観察中でした。
   とても楽しそうでしたよ。




   ユキワリイチゲ



   セツブンソウは、そろそろおしまい。



   キクザキイチゲ



   古木にクモランや、、、



   カヤランがたくさんぶら下がっていました。
   それも写真が撮りやすい、目の高さで。
   
   これが金剛山だったらもっといいのにな。




   オオカワヂシャ。
   水の流れに身をまかせて、移動中。




   ギンリョウソウが、ニョキニョキ。



   タチツボスミレ



   アオイスミレ



   ミヤマウズラも。



   シキミの花。



   追手神社のモミの巨木。
   地元では千年モミと呼ばれ、地区のシンボル的存在。
   モミの木としては、日本一の大きさだそうです。
   
   (高さ34m、幹回り7・8m。樹齢700年以上。国の天然記念物指定)




   コショウノキ



   他にもギンラン、イチリンソウ、ミヤマカタバミ、エビネ、イカリソウ、
   シュンラン、ヒメエンゴサク、ヒロハノアマナなどが見られます。
   このように可愛い花を楽しめるのも、地元の方たちの地道な
   保存・保護活動のおかげ。ルールを守って鑑賞しましょう。
   ありがとうございました。

                                                 (2016・3・19)



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