梅雨明・梅雨あがり・送り梅雨・出梅
例年ならとっくに明けている梅雨です 来週には眩しい日差しが戻るでしょう
送り梅雨とは、梅雨が明ける頃に降る大雨のこと。激しい雷雨となることが多いようです
「早く梅雨が明けて欲しい」という願いが込められた季語
まさに今日のことです
梅雨明けの潟の光が街裏に 沢木欣一
鵜の眠る闇深々と送り梅雨 栗田やすし
梅雨明けの夕日丹沢山に落つ 細見綾子
病む妻へ玉子粥炊く梅雨の明 石原筑波
梅雨明や義歯はめて終ふ旅仕度 丹羽康碩
傘骨の曲りしままや梅雨の明 中斎ゆうこ
病名のまたひとつ増え梅雨の明 丹羽一橋
若冲の鶏の白さよ梅雨明くる 栗田せつ子
梅雨明や差し汐川にせめぎ合ふ 武藤光晴
尾を振つて牛売られゆく梅雨の明 山本光江
母の髪手櫛で梳きぬ送り梅雨 村瀬さち子
茹卵つるりと剥けて梅雨明くる 篠田法子
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/ab/2cbf0bc433ca6299263d0cf7391b5c77.jpg)
ひぐらしにつづく朝禽梅雨明けむ 水原秋櫻子
庭石に梅雨明けの雷ひゞきけり 桂 信子
梅雨明けや胸先過ぐるものの影 吉田鴻司
梅雨明けや森をこぼるる尾長鳥 石田波郷
みちのくの古づけ噛んで送り梅雨 下田 稔
鐘撞いて僧が傘さす送り梅雨 森 澄雄
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/b0/e675a3c3e2badb8802896b9f8bb5e0e2.jpg)
例年ならとっくに明けている梅雨です 来週には眩しい日差しが戻るでしょう
送り梅雨とは、梅雨が明ける頃に降る大雨のこと。激しい雷雨となることが多いようです
「早く梅雨が明けて欲しい」という願いが込められた季語
まさに今日のことです
梅雨明けの潟の光が街裏に 沢木欣一
鵜の眠る闇深々と送り梅雨 栗田やすし
梅雨明けの夕日丹沢山に落つ 細見綾子
病む妻へ玉子粥炊く梅雨の明 石原筑波
梅雨明や義歯はめて終ふ旅仕度 丹羽康碩
傘骨の曲りしままや梅雨の明 中斎ゆうこ
病名のまたひとつ増え梅雨の明 丹羽一橋
若冲の鶏の白さよ梅雨明くる 栗田せつ子
梅雨明や差し汐川にせめぎ合ふ 武藤光晴
尾を振つて牛売られゆく梅雨の明 山本光江
母の髪手櫛で梳きぬ送り梅雨 村瀬さち子
茹卵つるりと剥けて梅雨明くる 篠田法子
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/ab/2cbf0bc433ca6299263d0cf7391b5c77.jpg)
ひぐらしにつづく朝禽梅雨明けむ 水原秋櫻子
庭石に梅雨明けの雷ひゞきけり 桂 信子
梅雨明けや胸先過ぐるものの影 吉田鴻司
梅雨明けや森をこぼるる尾長鳥 石田波郷
みちのくの古づけ噛んで送り梅雨 下田 稔
鐘撞いて僧が傘さす送り梅雨 森 澄雄
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