大寒
二十四節気のうち一つ・この頃が一年のうちで一番寒いといわれるまた期間を指す言葉でもあり
節分(二月三日)までをいう しじみは一年中出回っていますが、旬は1~2月と8月で、1~2月は
「寒しじみ」と呼ばれます。寒しじみは栄養豊富で、肝臓機能と歯や骨の強化、貧血予防等の効果が
あるそうです。また大寒の日に生まれた卵、通称「大寒卵」を食べると運気が上がると言われています。
英霊に大寒の雲夕焼けたり 沢木欣一
大寒ときくや時計のネヂ巻きつゝ 細見綾子
大寒や指跡しかと血天井 国枝隆生
大寒の空張りつめて音もなし 下里美恵子
大寒の陽を一身に慈母観音 武藤光晴
大寒や火伏札貼る消防車 関根切子
寒立馬 (かんだちめ)
大寒の入日野の池を見失ふ 水原秋櫻子
大寒や杜氏の白衣吊れる釘 辻 桃子
考へる鰐大寒といふしじま 秋元不死男
大寒や男の顎の強き張り 林 徹
大寒の鍋釜伏せて静かな夜 菖蒲あや
大寒の一戸もかくれなき故郷 飯田龍太
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