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藪巻・菰巻・菰巻く
菰巻きはマツカレハなどの害虫から守るために、松の幹に藁でできた菰を巻きつける。
啓蟄にこの菰を越冬した虫とともにはずすのが恒例になっているようです 写真の菰巻きには
結び目に縄で飾りがしてありましたまた藪巻きとも呼ばれ躑躅や桜の若木をぐるぐる巻きにされている
物もあります菰巻き・藪巻きは冬の、菰はずしは春の季語になっています
菰巻かれ三河黒松獣めく 下里美恵子
菰巻くや亀甲荒き松の幹 小田二三枝
藪巻や飾り結びの一と並び 平松公代
菰巻の結ひしばかりの縄匂ふ 内田陽子
木賊にも藪巻したる陸奥の寺 近藤文子
菰を巻く仕上げの縄の花むすび ころころ
藪巻の松千本や法隆寺 細川加賀
松は菰巻かれはべりぬ浮見堂 片山由美子
菰巻の蘇鉄筋肉隆々と 山口誓子
聞えさうなる菰巻きの息づかひ 国保泰子
藪巻のふところがくれ栗鼠あそぶ 掛札常山
藪巻や晴を見にゆく日本海 森 澄雄
サイトから一部資料・写真お借りしています
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