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11月23日は明治の女流小説家、樋口一葉の忌日である。
本名は夏子、明治28年「たけくらべ」が森鴎外などに認められ
一躍流行作家になったが、すでに結核に胸を蝕まれてをり、25歳の
若さで夭折した。代表作品に「にごりえ」「十三夜」などがあり、
他に日記が詳細に記せられておりいるのは有名。
下町の風俗を描写した作品が多く、その庶民性が俳人にも共鳴されている。
路地奥に駄菓子屋を営んでいたことも知られている。
地下鉄三ノ輪駅から7~8分で千束稲荷神社、ここでの祭が「たけくらべ」の
前半が展開する。18~21歳までは本郷菊坂に母妹とともに住んでいた。
私自身は一葉忌の句を詠んだものが少ない。どうしても小説の内容から、
イメージを斡旋してしまい、しまりの無い句になるので記録にもない。
21日は二の酉、帰りにその近辺を歩いて、句を授かりたいと思う。
あらいたる障子立てかけ一葉忌 久保田万太郎
妻が継ぐ母の針箱一葉忌 中村信一
一葉忌一商人の妻もよし 沢田しげ子
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おむすびは母の手塩や一葉忌
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苦手な季語はすぐ浮んで来るのに、お気に入りの季語、愛用の季語と
なると、悩む。しいて言えば生活の部類の季語なら何とか詠めるが、
やはり花鳥諷詠の季語は難しい。季語は写生に基づくものと、季語の
意味から心象に写る物とあると思うが、心象は苦手だから・・・
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モンタンの「枯葉」聴く夜の湖底めき 谷矢須子
俳句と記事が素敵なのでトラックバックさせていただきました。ブログ新米でドキドキのトラックバックです。よろしくお願いいたします。
午前中でしたので人出も少なく、本来の賑やかさはなかったですが逆に色々見ることが出来てよかったです。
車椅子のお年寄りやお婆ちゃんが多くて私も仲間になった気分でございました。(笑)
一葉記念館は今改築中とかでバスで二停留所ほど離れた場所まで移動しました。(生涯学習センターだったかな?)
随分立派な建物が来年の秋、完成予定ですって。
酉年の今年だけ配っているというお守りを頂いて来ました。12年後またこのお札を元気に貰えに行けるかなぁ、と思いながら、、。
句は授かりませんでした。。。
一葉記念館が工事中で今は見られませんね。でもあまり
立派なもの建てられても興ざめしてしまうような気がしませんか?
一葉は庶民派の文学者ですからねぇ。
今や子規庵もまわりをラブホテル街に埋もれて、何だか
寂しい下町風景です。
句はきっと授かります。ご利益ありますように・・