2月3日

2009-02-03 22:17:46 | Weblog

      ( 節分 )

 

湯葉供へあり節分の鬼子母神     細見綾子

 

節分や灰をならしてしづこころ     久保田万太郎

 

応へざる闇に豆撒き尽したり      上野さち子

 

病室に豆撒きて妻帰りけり        石田波郷

 

道ばたの雪の伏屋の鬼やらい      高浜虚子

 

老いぬれば鬼も内なる追儺かな     野見山ひふみ

 

追儺の夜餓鬼の如くに出て歩く      福永耕二







 

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3 コメント

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ありがとうございます (ムー)
2009-02-03 22:44:52
本当に酒量は控えねばと思います。
酒量は控え、作句量はころころさんを見習ってふやさねばなりません。
昨日誕生前祝いをやって頂き、本日の追儺吟行をすっぽかしてしまいました。
今後もよろしく!

  老いてなほ形ばかりの豆撒けり
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節分 (こう)
2009-02-04 20:13:17
老いぬれば鬼も内なる追儺かな  野見山ひふみ

面白いですね。

老いぬれば~~いくらでもでてきそうです。怖い・・
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節分 (ころころ)
2009-02-05 00:10:55
>ムーさん、最近のころころの作句量は激減です
でもどんな状況でも心は俳句を離れることがないのですが
酒量はコンスタント。困ったものです

こうさん>確かに 老いぬれば~は幾らでも詠めちゃいそうですね。
自分では若いつもりでいても若い人達と仕事をしている
と、老いを自覚させられます。
少なくとも俳句の姿勢だけは老いを感じさせない若々しく
いたいです。
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