( 節分 )
湯葉供へあり節分の鬼子母神 細見綾子
節分や灰をならしてしづこころ 久保田万太郎
応へざる闇に豆撒き尽したり 上野さち子
病室に豆撒きて妻帰りけり 石田波郷
道ばたの雪の伏屋の鬼やらい 高浜虚子
老いぬれば鬼も内なる追儺かな 野見山ひふみ
追儺の夜餓鬼の如くに出て歩く 福永耕二
( 節分 )
湯葉供へあり節分の鬼子母神 細見綾子
節分や灰をならしてしづこころ 久保田万太郎
応へざる闇に豆撒き尽したり 上野さち子
病室に豆撒きて妻帰りけり 石田波郷
道ばたの雪の伏屋の鬼やらい 高浜虚子
老いぬれば鬼も内なる追儺かな 野見山ひふみ
追儺の夜餓鬼の如くに出て歩く 福永耕二
酒量は控え、作句量はころころさんを見習ってふやさねばなりません。
昨日誕生前祝いをやって頂き、本日の追儺吟行をすっぽかしてしまいました。
今後もよろしく!
老いてなほ形ばかりの豆撒けり
面白いですね。
老いぬれば~~いくらでもでてきそうです。怖い・・
でもどんな状況でも心は俳句を離れることがないのですが
酒量はコンスタント。困ったものです
こうさん>確かに 老いぬれば~は幾らでも詠めちゃいそうですね。
自分では若いつもりでいても若い人達と仕事をしている
と、老いを自覚させられます。
少なくとも俳句の姿勢だけは老いを感じさせない若々しく
いたいです。