11月 23日

2024-11-23 04:56:29 | Weblog

                          一葉忌・樋口一葉の忌日

 

 

 

             今日23日は小説家・歌人として明治期に活躍した樋口一葉(1872~1896)の忌日

             母と妹を養いながら小説家として立つ決意をし、半井桃水の指導を受けながら、

             『闇桜』『たま襷』『別れ霜』『五月雨』などの小説を執筆した。『大つごもり』『たけくらべ』

             『にごりえ』『十三夜』など今も読み継がれる作品や多くの和歌を残している。

             本名 奈津 24歳8か月の短い生涯でした

 

 

 

                

 

 

 

          針山に小さき抽斗一葉忌             栗田やすし

 

          一葉忌暗き三和土のしみ抜き屋          矢野孝子

 

          竹筒に禿びたる小筆一葉忌            佐藤とみお

 

          百円で甘酒飲めり一葉忌             栗田せつ子

 

          一葉忌出さずじまひの恋の文           幸村志保美

 

          一葉忌母にまだある糸切り歯           ころころ

 

 

 

                    

 

                     千束稲荷神社の境内にある一葉文学碑

 

 

 

          歌反古もおろそかならず一葉忌          水原秋櫻子

 

          霧の香のなかの菊の香一葉忌           飯田龍太

 

          一葉忌折目を六ツに薬包紙            秋元不死男

 

          おはじきに入れて貰ひぬ一葉忌          服部くらら

 

          昏れ際の露地に豆腐屋一葉忌           菖蒲あや

 

          頼まれし妻の足袋買ふ一葉忌           福永耕二

 

 

 

                     

 

             一葉が18歳から21歳まで住んでいた本郷菊坂に生活用水として使っていた井戸

             一葉井戸と呼ばれています

 

 

 

                

 

 

                  サイトから一部資料・写真お借りしています 

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