9月3日

2009-09-03 17:49:34 | Weblog

        ( 藪茗荷 )

 

藪茗荷白々とはや実をかかげ        山西雅子

 

藪茗荷秘すれば花のこぼれつぐ       手塚美佐

 

母と子の渇に水噴け藪茗荷          北原白秋

 

俳句の仲間のとみさんに続きムーさんが巻頭作家となりました。ムーさんの笑顔を
思い浮かべ,何だかこちらも幸せな気分です。
また、先の巻頭のとみさんの巻頭作品「みちのくの旅」素晴らしい八句でした。
感心しきりです。


今でこそ結社は同じですが元々はインターネットの句会「GH」からのお付き合いで
5~6年になるでしょうか?「GH]のオフ句会の流れで現在は関東地区の仲間と
吟行句会を毎月続けている仲間でもあります。
一直線で周りに媚びず、大景の中に小主観をという句柄に
句会後の反省会では、いつも口角泡を飛ばし俳句談義を楽しみました? 
失礼ながら、確たる物を得たら立派な俳人になると信じていましたので、今回の
巻頭は大いに頷けるものでした。その作品にも人柄がでて立派な巻頭です。
おめでとうございます。

 
   伊吹嶺 9月号巻頭        武藤光晴

 

     太宰忌の夏蝶行方定まらず

     峡の田へ夏至の入日の輝けり

     雨の来て色を濃くせり麦畑


     常念も穂高も見えず梅雨曇


コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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ありがとうございます (ムー)
2009-09-03 20:40:22
心から信じ合える句友が身近にいてくれる幸せをこの巻頭に感じました。
4句も特例で載せて頂き、いささかてれくさいことです。
返信する
おめでとうございます (ころころ)
2009-09-04 01:10:23
これからも大いにムーさん俳句を見せ付けて
下さい。また美味しいお酒で盛り上がりましょう
返信する

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