きょう、2012年の6月23日は、東北新幹線の大宮~盛岡間の開業から、ちょうど30年にあたります(1982年6月23日)。これを記念した特別列車を運転するというので、(知った時には乗れるはずもなく)、写真とってきました・・・宇都宮まで。
列車の始発はもちろん、大宮なのだが、絶対そこは大混雑になるのが目に見えているので、あまり混まずに、自宅から行ける場所を考えたら、その駅が限界ギリギリと考えたので。で、最初は在来線で行くプランを考え、5時40分に自宅を出て、渋谷から湘南新宿ラインに乗り換えようとしたら、
行く先の路線であろうことか踏切事故だって・・・。とりあえず大宮まで出ることはできたが。
振替輸送の対応のためか、まだ列車も来ていないのに大混雑。なんか波乱を予感させる・・・。
目的地を告げて、乗車券を買う。乗車券と一緒に渡されたのは特急券ではなく、新幹線への振替乗車券だった。
その際、乗る列車も指定された。
ホームに上がると、そのホームの端はすでにギャラリーがわんさか。
黄色い線に注意しながら、目的の列車が来るまでウォーミングアップ。
こまちと、E5系「はやて」の併結列車。
どうやら目的の列車は隣のホームから発車するようだ。
あとでニュース記事やNH○の7時のニュース見たら、ここは相当盛り上がっていたらしい。
そうこうするうち、目的のやまびこが来たので、これに乗って宇都宮に移動。
20分ほどで、宇都宮到着。目的の列車到着まで1時間以上あるので、一旦改札の外に出る。記念乗車券(¥1,810)を買うためだ。整理券をもらい、午前9時の販売開始まで並んで待つ。
で、無事に1セット購入なる。
表面
裏面。開業当時の13駅の入場券がセットになっていた。ふとみると、一番右上の盛岡だけ裏返しになっていた。スタッフの入れ間違えか、仕様なのか・・・?(んなわけないだろうが)
ともかく、無事買い物を済ませたあと、別に買っておいた入場券で駅に入り、上りホーム(東京方面)側から、狙いの列車を待つ。
「写真撮影は、黄色い線の内側で・・・」というアナウンスが頻繁に流れている。とはいうものの、みんなイイ写真撮りたいんだよね。ぼくの場合は、ホームの柱を背に立ってカメラ構えていたので、線からもちろん出ないし、後ろの人の撮影の邪魔にもならない(と思っているが)。
9時35分、ついに目的の「やまびこ325号」が、駅に滑り込んできた。
丸い鼻、白のボディに緑のラインというシンプルなカラーデザイン。これこそが、元祖「SHINKANSEN」だ・・・と思うのだが。
きょうは記念列車ということで、大きな「30th Anniversary」の文字は致し方ない(ぼくは無いほうが好きなのだが・・・)としても、200系が東北方面へ走るのは、久しぶりのことだ。
この出来事を懐かしいとか、久しぶりと思うのは、「東北新幹線は緑(の帯)の200系」が当たり前だ、という、子供のころの刷り込みがいまだ抜けないからかもしれない。当たり前と思っていたことが、いつのまにか当たり前でなくなる日が来てしまうという、そんな諸行無常(?)に向き合っていかなきゃ、と思う、ファンならば。
停車時間もそこそこに、列車はすぐに出発。「ファァァァァン・・・」と遠くになった先頭から小さく聞こえ、静かに走り去っていった。
こうして目的を無事に達したが、時刻はまだ午前10時にもなっていないので、駅の外へ出た。
目的はもちろんアレなのですが、その話は次回へ。