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KCF的徒然草

KouChan's Factory管理人の心の叫びor反省文

国会プロレス中継(ウソ)を待つ

2015-09-18 22:49:21 | 国際・政治
 いま、夜の11時近く。たまにはまじめなことを。

連日ニュースで話題になっている、安保法案(安全保障に関する法案)の、参議院での採決が行われようとしている。TVをつけてそのニュースを待っているところ。

ここ数日のTVのニュースでは、豪雨のニュースや、ホークスのリーグ優勝をおさえて連日『戦争法案』『9条守れ!』のデモ中継。数百~数万人規模のデモを国会周辺だけでなく、全国各地にまで。まぁ、日ごろの不満を、政府を仮想敵として、この場を借りて一気に発散しているようにも見える。もちろん、真面目に考えて必死に反対を訴える人の熱意は伝わってくるのだが。

Facebookを使っているが、賛成、反対、日が経つにつれ激しさ、過激さが増している。疲れて帰ってきてこのニュースに接するのはホントにしんどい。


そもそも、成立しようとする今になってここまで騒ぐのはどうなの、と思う。法案を本気で阻止しようと思うなら、チャンスは去年既にあったはずだ。昨年末の総選挙。

このときの投票率は最終的に52%で過去最低だったとか。残りの人は棄権したことになるが、本当に話題の安保法案を成立させたくないならば、この時に反対派の候補者に投票して当選させたり、「ドナルドダック党」と書いて投票すれば、少しは反対派に有利になったのでは・・・ま、ドナルドダックは冗談ですが。

デモは憲法でも認められている(集会・結社の自由)が、直接民意を問えるのは、この国ではやはり選挙しかない。もしくは自分で議員に立候補して当選するかしかない、と思うのだが。


ただ、議員になったとしても、昨日見たような、与野党議員入り乱れての大乱闘を演じるようでは、なんのための国会、国会議員なのだろうと、それでも予想だにしないハプニングが起きないかと妙な期待を持ちつつも、あきれ返ってしまう。


あれ、どこかにフマジメ発言が・・・!
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ユーモアの精神(!?)

2015-01-26 23:26:43 | 国際・政治
 所謂イスラム国(ISIS)に拘束されている邦人について、連日報道されている。そしてついに、捕らわれたうちの一人が殺害されたとの情報もあり、より緊迫感が高まっている。もう一人の邦人を早く救い出して・・・そう願わずにはいられないが、ISISの要求は当初の身代金から囚人の解放へと変わり、今後もどうなるかわからない。

そんな緊迫した情勢に対し、このニュースを見たときに、目が点になったと同時に、「その手があったか」とハッとさせられた。

イスラム国(ISIS)に対するツイッター利用者の攻撃と海外からの評価(BLOGOS)


誘拐した者たちは、動画配信やSNSを巧みに利用し、政府、国民、家族に別々のメッセージを出し、ゆさぶりをかけている。一部それに乗っかってしまった人もいるようだが、それに対してあろうことか、彼らをおちょくるようなコラージュ画像を作ってアップしてしまっている人もいるという。

この緊迫した情勢に不謹慎ではないか、バカにしているのかという怒りの声がある一方で、海外のメディアが意外にも評価しているというのだ。恐怖に対し、ユーモアで対抗しており、本質的な解決には至らないものの、有効打にはなっている、というのが理由のようだ。これを見て唖然としたののだろうか、定かではないが、事実ISIS関係者のTwitterアカウントがいくつも凍結されているようで(下記リンク参照)。

ツイッターによるコラ画像をめぐる海外の評価(その2)とISISアカウントの凍結(BLOGOS)


ちょっと前に書いた記事で、フランスでの襲撃事件に触れ、「自分自身を振り返り、愚かなことしたもんだと、お互い言いあえる世の中になることは幻想なのか」というようなことを書いたが、その効果が今回、意外な形で現れたのかな、と思っている。いや、そう思いたい。

ただ今後は、同じことをやっても通用しない(効果は薄い)ような気もするが。
とにもかくにも、事件を見守りつつ、一日も早い解決を祈りたい。
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世界に目を向ければ

2011-02-25 22:28:56 | 国際・政治

 チュニジアのジャスミン革命に端を発し、エジプトでの独裁政権崩壊と続き、そして今、リビアをはじめとしたアフリカ北部各地の反政府デモ活動は、連日ニュースになっている。40年間も独裁政治を続けていたというリビアのカダフィ大佐、デモ隊がついに首都トリポリを包囲し、今まさに最後の抵抗(?)を続けているようだ。20年前のルーマニア(チャウシェスク政権の頃)や、戦争末期のイラクにも同じような感じだったような?あのころはもう中学生だったので、TVでみた印象はけっこう残っている。蟻の穴から堤が崩れる、という言葉もあるが、今だと、Facebookから政権が崩れる、ということになるのかな?

 世界情勢の地殻変動が、今、あちこちで起きつつあるようで、これは池上さんの某ニュースバラエティ番組で知ったのだが、アフリカのスーダンという国が今年、2つに分かれ、うち南部が独立国となるという。先月、住民による投票によってきまったというが、その頃の日本は相変わらず予算を決める本会議が政争の具にされるような話題ばっかりだったからなぁ。

 今問題になっている国、地域は、どこも貧富の差が激しく、その不満が各地に広がっているわけだが、こういうとまた怒られそうだけど、日本国内での格差社会とかミドルクライシスなんか、ちっぽけな問題なのかなあ、と。

 地殻変動、なんて書いていたら、冗談ではすまされない事態が・・・。ニュージーランドでの大地震、古い建物が倒壊して、生き埋めになった邦人の安否についてこちらも連日報道している。すでに3日以上たってしまい、リミットではあるのだが、それでも奇跡を期待したいところでもある。

 ニュージーランドも日本と似ていて、2つの地盤(プレート)の上に立つ国なので、大きな地震が起きやすいそうだ。建物も都市では耐震化が進んでいたそうだが、古い町ではあまり進んでいないようで、今回被害が大きかったのもその地域だという。阪神淡路震災のときの、古い木造家屋の密集する一帯が崩壊した光景にも似ている気がした。

 今は海外からの重大ニュースがトップに来るけれど、ちょっと前まではいつまでも煮え切らない政治のニュースばっかりで正直ウンザリだったんだよね。言葉一つひとつにいちいち揚げ足取ったり。その間に、世界情勢が変わっても、永田町だけは相変わらずの「村社会」なんだろうな・・・ということはとりあえずおいておこう。

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中途半端な総理大臣の野望?

2010-04-24 23:15:49 | 国際・政治

 今回はどこかで聞いたことのあるフレーズをタイトルにしました・・・。

 鳩山政権の支持率が急落しているという。

 原因の一つが、首相のリーダーシップのなさだとされている。特に沖縄の米軍基地問題では、公約に基地の県外移設を公言し、しかし候補地と目された徳之島からは移設反対の大集会。けっきょく移設は沖縄県内?県外?現行案?それとも「腹案」?・・・昨今の一人相撲、あるいは右往左往ぶりに、同盟を結んでいるアメリカからも半分呆れられているようで、その悪いイメージがさらに支持率をどんどん下げているという。

 それ以外にも、高速料金の料金や、郵政の見直し、自身の政治と金問題も、いまだ決着がついたとはいえない。「脱官僚、政治主導」と高らかに目標を掲げた政権による結果がこれでは、何のための政権交代だったのか。昨年の衆議院選挙の前、「民主党政権になったら日本全体が左に走るだろう」と言った人がいて少しばかりびびったが、蓋を開けたら左どころか、どの方向に行こうかいまだ定まらず船首がフラフラしている、危なっかしい船になっていた・・・なんて、しゃれにもなってない。

 極めつけはこの首相、冒頭の基地問題に関連し、自ら「愚かな首相」と言ってしまった。総理大臣がそれを言っちゃあ、おしまいでしょうに。

 ただ、この首相の気持ちも分からなくはない。あるポリティック番組で、首相を「中間管理職のサラリーマンみたいだ」と評したタレントさんがいたが、なるほどと思った。上司はアメリカの大統領、部下は国民のみなさん(基地問題に関しては)と見なすと、両者の無理難題とも言える要求を聞きつつ、なおかつ自分で決断し、日本の舵取りをしなければいけない。

 おそらく八方美人なのだろう。その点は自分もよく似ていると思っている。大変な職業だろうな、とちょっとだけ同情する。

 ぼく自身、特に仕事で重大な決断をしなければいけない場合もある。しかし、普段いろいろ考えて、人の意見を聞いてから最終的に決めるようなタイプなので、時間がかかり過ぎとか、報告が遅いとよく叱られる。しかし、一度言ったことは、自分がミスしたと認めない限り変えたくないとも思ってるから、今の首相の発言がすぐにころころ変わることには、軽率すぎというか、呆れたともいうか。

 この首相の姿、もう世界中に流されてるだろうから、彼ひとりのために、日本のイメージをこれ以上、ダウンさせるのはそろそろやめてほしい。中途半端でいいのは、ぼくひとりで十分だからさ(あ、趣味人としてね)。

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祭りの後のまつりごと

2005-09-12 23:31:39 | 国際・政治

 なんだかお祭りのような選挙戦から一夜明け、終わってみれば、自民党300議席弱で圧勝したのに対し、民主党は、特に都市部で予想以上の大敗を喫してしまった。

 双方のマニフェストを改めて読み返したが、「改革を止めるな。」として郵政民営化だけに的を絞った自民党と、年金問題や増税を掲げつつ、郵貯・簡保縮小など、基本的に郵政改革には賛成だけど、自民党案には反対だよという、やや中途半端だった民主党。その違いが、今回結果としてはっきりと表れてしまった。また、投票率があがったひとつの理由として、無党派層や、はじめて選挙に参加する若者たちが増えたというが、彼らの殆どが、各政党の政策そのものよりも、総理大臣の強い意志、姿勢を英雄的に捉えた自民党に投票したことも、強い追い風になったようだ。おそらく、道路、郵政、社会保険といった既得権を守ろうとした某政治家・公務員に対し、小泉純一郎というスーパーマンが現れ、「郵政民営化」という武器でばったばったとなぎ倒して(改革して)くれるのでは、というイメージが浮かんだのではなかろうか、と勝手に思う。

・・・以上、今日までのニュースや新聞を読んで、ぼくなりに思ったことをまとめてみました。

 はっきり言って、政治は思った以上に難しいです。だからこそ、今後の情勢を有権者のぼくらはしっかり見守らなきゃ行けないと思うのです。いつまでも当選で浮かれていると、あとでとんでもないしっぺ返しを食らうかもしれませんよ>当選代議士のみなさま。

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選挙をよんでみる

2005-08-31 23:35:55 | 国際・政治

 ドタバタしたいわゆる”郵政解散”から1ヶ月近く、刺客やら女性候補やら、ぼくのきらいなIT社長まで(何のために?)立候補した、今回の衆議院選挙。昨日公示されて、今日も駅前の街頭演説や選挙カーから「○○党××、××をどうかよろしく・・・」という声を何度も聞いた。総理や与党は郵政民営化が第一といい、民主は郵政民営化より年金、増税、共産・社民に至っては相変わらずだが福祉、憲法9条にも触れ、ポイントがひとつに絞り切れていない(わざとズラしている意図もあるとのことだが・・・)。逆にいえば、今回の選挙の結果によってはどこが政権を握るか、全くわからない。ひとりひとりの票がこれほど重要な選挙は珍しいかもしれない。

 会社が○○党を応援しているから、あの××候補、カッコイイわ、という理由で投票した人もいるかと思う(今までの自分がそうだった)けど、今回、いちど各政党のマニフェストを読んでみようと思い、街頭演説でもらうパンフレットを読み比べてみた。しかし貰えた資料は自民党、民主党、共産党だけだったので、残りの政党はインターネットで調べてみた。

 ・・・パンフレットを読むと、与党は野党、野党は与党の批判をさんざん行った後で、最後に我が党は、という書き方をどの党もしていた。もう少し上手く書いてくれたらナァ、と思った。各党の主張の内容を読んだが、TV、新聞で紹介していた内容とさほど変わらなかった気がする。今後のTV討論やニュースなどで補足していくしかないようだ。(ところで、今日観ていた「報道ステーション」だけど、司会者の大所高所に立った言い方が少し気にくわなかったな・・・正義感強いのはよくわかるのですが)。

最初に書いたけど、今回は選挙の風をよむのが非常にむつかしい。あなたは誰に、投票しますか?

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トギセン・サンカ

2005-07-03 23:25:24 | 国際・政治

いま時刻は23:10。TVで都議選の結果を見ながら書いてます。

結果的に自民党が予想通り第一党になり、民主党も前回の19議席から倍近い伸びを示している。さながら今の国会の縮図を見ているようだ。

昨日、仕事で外回りをしていたが、「最後のお願いです、後一歩です、もう一歩です。○○党XX、XXに熱い熱い声援をお願いします」という選挙活動の候補者や、選挙カーを何度も見かけた。ある候補者は選挙カーから身を乗り出し、ある候補者は自転車を使って、仕事しているぼくにも、「お仕事ご苦労様です」などと声をかけてくる。一生懸命応援してくれるその熱意はよくわかるんですが、ぼくはあいにく都民じゃない(静岡県民)ので、投票に行けないんですよね。ぼくにできることは、あなた方が落選しないことを祈るだけですよ。・・・今日の投票の結果、彼らはどうなったのでしょうか?

余談、タイトルの「トギセン・サンカ」は、今回の選挙のPRポスターのキャッチコピーですが、これがかの「○ツケン○ンバ」と語呂が似ていると言うことで、ダンサー(パパイヤ鈴木)のバックにミラーボール、というデザインになったそうだ、というのをどこかのニュース番組で聞いた。

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