日本鉄道模型ショウのことを前回書いたが、最寄りの京急蒲田駅も、先日高架工事が完成し、国道15号線を横切る踏切がなくなった。箱根駅伝で足止めくらったことも、今は過去のものとなってしまった・・・。
駅伝の話はともかく、3階建てになった京急蒲田を、朝の僅かな時間に見てきた。
上り品川方面は、すでに2階に完成している。ここに、上に上がるエスカレータがあるので、上ってみると、
新しくできた3階は下り横浜方面と、品川から羽田空港方面の発着ホーム。品川から羽田空港へ直通するエアポート急行が1番線に到着。対面は3番線の特急。待ち合わせをして同時刻発車。では2番線はというと、ホームの先端に作られている。そこまで含めると、ホームの端から端まで380メートルもあるという。
写真がなかったので、同じ目的で作られた上りの5番線を、車内から撮影。普通列車の退避用のようだ。
3階とはいうが、外を見ると、眼下の街がいかに小さいか。
日曜の朝、イベントの始まる前に、となりの糀谷から1駅体験乗車した。
出発してすぐのポイントを直進すると3階への勾配へ、転線すると2階の品川方面へ。
上がりきると、ほどなく急カーブのため、35km/h制限となる。目線は先に見えるマンションの7階とほぼ同じ高さのようだ。いかに高いところを走っているか。
一方、糀谷の次の駅、大鳥居は打って変わって地下に潜る。短い距離なのに相当のアップダウンでまるでジェットコースターのようだが、それは今度乗るときの楽しみとしよう。
さて、使わなくなった1階のホームは、フェンスが付けられた以外はほぼそのままに近い状態だった。
あの急カーブもレールがほぼそのまま残っていた。これもいずれは撤去され、そこに駅があったことさえ忘れられるかもしれない。
時間を少し戻して、初日のイベント終了後、懇親会が開かれた。場所はPIOの4階にあるパーティ会場なのだが、その控えの場所から、ちょうど真横に電車が見える。
夜になっちゃったので、少しわかりにくいが。
しかし噂によると、この眺めも今年限りらしい。PIOと空港線の間にバスターミナルができ、さらに建物(何かはわからないが)ができるため、見られなくなるとのこと。