KCF的徒然草

KouChan's Factory管理人の心の叫びor反省文

今年最初の路モジ運転会に参加

2014-03-30 12:02:39 | Railway&RailwayModels

 きのうは今年1回目の、T-Trakの運転会でした。

場所は、溝の口にある「川崎市生活文化会館てくのかわさき」。溝の口も、ぼくが子どものころのイメージと随分変わっちゃったからなぁ・・・といっても、NOCTYはもう10年以上前からあるんだけれど。

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で、今回も手の込んだ作品、新しいことにチャレンジ中の作品など持ち寄ってのループ運転。

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南武線の車庫風

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自分もヤードとか車庫モジュール作りたいなぁ・・・。

ユニ○ラムのセンターポールの扱いが今回議論になりました。

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あとは、鉄道本とかも。真ん中にあるのは「都電-60年の生涯」という、都電全廃を前提とした写真集なので、全体的に哀愁漂う構成。

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これを高校生時図書館で借りて、衝撃を受けたっけ・・・都電に肩入れするようになったのも、この本がきっかけだったかも。

 

でも中にはそれらと関係ない(?)ものまで。

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・・・これはこれで面白い。でも当時のこと知らないと「なんのこっちゃ」ですが。

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夢診断をひさびさに受けてみる

2014-03-26 22:25:12 | 日記・エッセイ・コラム

こんな夢を見た。

 

『気が付くとぼくは、1列になった長い長い行列の後ろに並んでいた。就職活動中だ。並んでいる人の手には100円玉が。そして自分も同じように、100円玉を握りしめている。

 行列の先頭には、箱を持った女性がいる。どうやらこの箱の中に、100円を投入するシステムのようだ。しばしその様子を見てみることにしよう。

 100円を投入する、しばしの沈黙。やがて女性が一言「クリア!!」と叫ぶ。入れた人はガッツポーズで喜ぶ。どうやら合格らしい。また別の人が100円玉を入れる、今度は女は何も言わない。その人はがっくり肩を落とし、列を外れていく。このくりかえしのようだ。

 やがて自分の番が来た。おそるおそる100円玉を入れる。ところで、女が持っているこの箱は、貯金箱のような、募金箱のような四角いもので、内部に三角屋根のような仕切りがある。その先にコインの落ちるポケットが2つあり、どうやらどちらのポケットに入ったかによって、「クリア!」かそうでないかを判定しているらしい。

 100円玉を入れる。ことん、と音がした。女は何も言わない。言ったかどうかもわからない・・・』というところで目が覚めた。

 

・・・と、まぁ、こんな感じで、おとぎ話だとか荒唐無稽と言われようが、それも所詮、夢物語ですから。朝になっても記憶に結構残るもので、何かのサインかなと思い、何年かぶりに夢診断してみることにした。

今回は、この話に出てきたいくつかのキーワードを取り上げ、それぞれの夢診断をする。

選んだのは、「行列に並ぶ」「就職」「お金」「箱」「合格」の5つ。結果は以下の通り。

 

①「行列に並ぶ」・・・自分らしさを身につけたいという焦り。自分自身を変えたいのに、なりたいものが明確に見えてこないいらだち。

 (補足)就職活動というシチュエーションだが、就職する気があったかどうか微妙だったのでこれを選びました。

②「就職」・・・環境の変化。

 (補足)ちなみに「就職」ではなくて「転職」だったとすればこうなります→現状に対する不満の表れ。すぐ「逃げ」に転じるあなたの悪いクセ/誰かを見返してやりたいという願望。

③「お金」 ・・・力、権力、男性の象徴

(補足)100円なので、あまり関係性が薄いような。「コイン」というカテゴリがあれば少しは結果が変わったかな?

④「箱」・・・女性性の強いアイテム。重大な秘密が隠されている

(補足)重大な秘密って・・・?ちなみに、「貯金箱」で調べると、出費や支出の象徴なんだとか。

⑤「合格(合格できない)」・・・現実には希望を叶える十分な用意をあなたがしていることのしるし

(補足)「合格」は叶えられない願望、という暗示なので、今回は逆の結果にしてみました。

 

・・・こんなところでしょうか?もちろん、これが正しいとは言えませんし。でも振り返ってみたら、かなり欲求不満なのかな、自分。ま、ちょっとした心理テストのようなものだと思って、興味持った人は試されてみては如何?

 

今回参考にしたHP:「夢占い事典 パフェリア」(無料占い パフェリア)

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大山鳴動して・・・

2014-03-24 21:51:22 | ニュース

 きょうの自分はひとことでいうと「大山鳴動してネズミ一匹」でした。まぁ、仕事に関して、あんまり言うつもりもないですが。

 

 昨日行われた大阪市長選挙。「大阪都構想」なるものを巡って「市民の民意を問う!」と言い放って市長の職を辞し、出直し選挙をしつらえた。はたして、現市長は再選されたものの、投票率も史上最低の約24%だったという。

 さすがに市民の関心がいかない選挙ともなると、45,000票余ともいわれる「白票」が、市民の出したもっとも正しい答えなのかもしれない。選挙で自分の主張の是非について民意に問いかける前にちゃんと仕事してくださいよ・・・ということなんだろうな。事実、無効票と白票を合わせると6万票を越えたという。これは落選したほかの3候補の獲得票数の合計よりも多かったそうだから。

 

 先日の都知事選挙でも同じ感想を持ったのだが、投票する人のニーズ(何を期待しているか)をくみ取らないことには票を集めることはできない。ましてや、自分自身の持つ理想やスローガンだけを叫び、市民の共感が得られなければ、たとえ当選したとしても、ちゃんとした支持は得られないだろうよ、ということを改めて学んだようにも思う。

 

<大阪市長選>当選橋下氏、次点は白票 6万票余が無効票に(毎日新聞)

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「俺の物まね、似てないよ」「えーっ!」と思ったこと

2014-03-23 00:25:08 | テレビ番組

 2時間ほど前、「達人達」という番組を見てました。

 この日のゲストは、声優の山寺宏一さんとものまねタレントのコロッケさん。山ちゃんの声の素晴らしさは圧巻で、冒頭でいきなりチャップリンの無声映画に無理やりセリフを吹き込む技を披露。しかも登場する男女7人の声を瞬時に変えながら演じているのを見たときには鳥肌立ったなぁ。

 でも、それ以上に、コロッケさんの芸に打ち込む姿勢に今回感銘を受けた。思いついたら舞台前だろうとネタを取り入れ、すぐ実践。だけど「これは受けた!」と思ったことが一度もないというのには意外だと感じた。相手に受けて貰えたかな、という風にいつも考えているという。

 

 それを聞いて、あぁモノであれ芸であれ、作品を作る姿勢ってこうだよな、と思い出させたような気がした。つねに芸を磨き、それに満足せずに次のステップ次のステップへとどんどん進んでいくコロッケさんと、自分が声を吹き込んでいるとばれず、キャラクターや洋画の俳優さんがふつうに日本語で会話しているように思わせることを至上に考えている山寺さん。それぞれ極めた者同士の対談で、お互いにお互いをインタビューしながら、役作り、キャラづくりの秘密まで聞けちゃうのだから、面白くないはずがない。1時間ずーっと見入ってましたね。

 

 で、終わったところでその感想をすぐこのブログに書きとめようと思ったところ、その続きで「SONGS」をやっていて、そちらにもつい見入ってしまった。今回はミュージシャンの矢野顕子さん。YMOのライブでもやっていた「在広東少年」を披露されたが、昔と同じロックアレンジ!(画面では一人しか出てこなかったからプリプロかテープか??)。最近復活したYMOのアレンジが、サンプリングの多用で少し面白くないなと思う一方で、久々にノリノリになった時でした・・・一度に二つのこと書こうとすると大変だなぁ。

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やっぱり、メールは苦手だ。

2014-03-19 21:53:56 | 日記・エッセイ・コラム

 このところの残業している大きな要因がこれだったりする。

 

 仕事に関するメールの作成がとにかく遅い。送る相手に作業を指示したり、確認などが主な目的だが、いろいろ考えてしまい、情報を詰め込み、かえってわかりにくくなったなと思うと文章を端折ったり。それを繰り返すから、「小説書いてるんじゃないんだから」と上司に叱責されることも。

 で、いざ、出してみたら出してみたで、「何を言ってるのかわからない」という返信メールや、誤解されたりしたことも。ちゃんと出す前に間違いがないかと見直したのだが、これでは仕事を進めるうえでは致命的なこと。そこでまた相手に分かるように文面を考え、また悩み、また時間がかかり・・・。簡単にできて、一番難しい作業だなと、このところ、つくづく思うようになった。

 

 よく考えたら、メールというよりも、意志の伝え方が不得手なのかもしれない。「いろいろ考えてしまい」と先ほど書いたが、文面を考えるときに頭の中で自己完結してしまうことがあり、いざ報告する段になると、相手の目的とする答えから一足飛びになり、結果として「何言ってるのかわからない」ということになってしまう。

 以前、会社の先輩から教えていただいた「入門 考える技術・書く技術」という本を、机の引き出しの奥から引っ張り出し、目下再勉強中です。

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このブログを書くみたいに、スラスラとできればどんなにラクなことか・・・。

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研究者・技術者を救え

2014-03-16 00:28:51 | 日記・エッセイ・コラム

 STAP細胞を書いた論文について、その信憑性が疑われ、細胞そのものの存在の有無まで問題になっている。研究所は会見を開き、「未熟な技術者」と断罪してしまった。

1か月ほど前まで「リケジョの象徴」などとしてちやほやされていたのが一転、過去のデータの転載をはじめ、博士論文では他者の論文を「引き写した」とまで言われてしまっている。

 これで一斉に攻撃に転じたメディアの変わり身の早さは相変わらずとはいいつつも、研究員本人は「悪いこととは思っていなかった」という。この研究者の倫理感もどうかと思う一面はあるが、それだけで研究や細胞そのものまで否定をされてはたまらないだろう。

 論文の取り下げは研究者たちも了承したそうだ。論文そのものはまたやり直したり、第三者に調査を預けて真偽を判断してもらえばよいことだが、研究者に「再教育」が必要というのはあまりにはずかしいことと思わないか。人を教育で変える(交代させる、という意味ではない)ことだけで事態が改善できるとはとても思えない。自分たちの責任を棚に上げ、研究者個人を責め、結果如何では処分もありうると、どうにも切り捨てたい気持ちが見え見えで、人を守っていこうという姿勢を感じない。渦中の女性研究員、早く誰か助けてあげなくちゃいけないと思うのだが。

 

 そしてもう一つ、電機メーカーの持つ重要な技術情報を技術者が不正に持ち出し、転職先の外国メーカーに提供したとして逮捕される事件が起きてしまった。転職先では、一生遊んで暮らせるほどの高い報酬を得られ、秘書もついたという。

 

 研究者や技術者のおかれる状況は、自分もかつて、設計に携わるいち技術者だったこともあり、今かれらが置かれている状況は相当に厳しいと思う。長期的な研究や開発が、予算の関係などでなかなかできず、そのうえ、一定期間に何かしらの成果を発表しなくてはならない。功をあせる気持ちがどうしても働いてしまう。 

 またいくら研究の成果を出しても、それを応用した製品が売れなかったり、技術競争で他社に追い付き追い越されると、会社に貢献しなかったとして、努力と苦労と費用を重ねたのにもかかわらず、どんどんリストラされてしまう。そうでなくても、生活できなくなったら、逃げ出してしまう。

 そんなときに、高い技術を欲しがる他のメーカーからスカウトされたり、あるいは自分で売り込むなどにより、他へ転職していくことがあるが、このときに会社で得た情報を持ち出し、相手先の会社に提供し利益を上げさせたことが、「技術の不正流出」として今回事件になってしまった。こちらははじめから罪の意識はあったというが、こうまでしないと彼らの生活や人生が保障されないのかと思うと、技術大国と言いながらも、技術者を全然守ってくれない今の国の姿勢も、ちょっとばかり疑いたくもなる。

 

 本当に「技術」を大事にするならば、技術者、研究者の教育だけでなく、彼らを守っていく体制をこそ作らないといけなのでは。ふとしたことで不正に走ったり、またそうせざるを得ないほど苦しい状況から彼らを救うためにも。

 

 そうは言いながら、かくいうぼくも、会社の技術者に対して「早く研究を進めろ」「いつ終わるんだ」などとハッパをかける立場にいる(しかも管理職ではない)ため、相当うらまれてるのを肌で感じてます・・・。

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さよならだけど、さよならじゃない

2014-03-14 22:26:20 | Railway&RailwayModels

 さきほどまで、ニュースを見ていた。

「あけぼの」のラストラン、ということで、上野駅の出発と、秋田駅の到着および出発を生中継していた。ホントに多くの人に愛されてたんだな、と画面からはそう感じた。

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たしかに、車体は老朽化しているし、青森~秋田~新潟~上越回りで時間もかかるし、利用客が減っているという事実もある。去年5月にはじめてで最後の乗車をしたが、利用する以外の人は見当たらないし、ゆっくり走るし、よく揺れるので寝られるというものでもない。12時間近く乗ってて疲れてしまったというのが正直なところだが。

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しかし、「あけぼの」は定期運用でなくなったわけで、ニュースで報じたように、「廃止」になったわけではない。臨時列車扱いになっただけ。事実、5月のGWに再び走らせる予定がある。

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ただね、いくら臨時便があるとはいえ、乗り心地はこの際だから大幅に改善してほしいところ。あと、新車なみに外板を張り替えるなどのリニューアルをもしやったら、寝台列車人気も今回のような一過性にならないと思うのだが・・・あくまで個人的要望ですがね。

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・・・話と関係ないですが、今回のサブタイトル、90年代に青春時代を送ったぼくと同世代ならピンときたかな?かつてのバラエティー番組「やまだかつてないTV」から生まれた「やまだかつてないwink」のヒット曲からタイトル拝借しました。

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「コロンブスの卵」的ネタ(?)

2014-03-13 00:51:22 | 日記・エッセイ・コラム

 最近忙しいのと、それからくる疲れと、他にも原因があるだろうけど、どうにもこのブログに書くネタが思い浮かばない。

 ふと思うことを2,3行書いてみるが、面白くなさそうだ、発展性がないなと思うと、その場で消してしまう。だけど普段はそれでも無理やり書いて進めてしまうこともあるけれど。

 気分を変えてTV見たり録画した番組見たり、本を読んだり、ちょっと部屋を散らかしてみたりしても、ついついそれに夢中になってしまい、時間がどんどん流れてしまう。風呂入る時間も、寝る時間もこれ以上削りたくない。

 で、そんなことならコロンブスの卵的に、この「ネタがない」ことをネタにしてしまえばいい、と今こんな時間にくだらないことをこうして書いているが、たぶん面白いものにはならない気も・・・。

 

 作家や漫画家とかは、このどうにもならない格闘の末に誰も思いつかないような発想にたどりつき、イイ作品が生まれるんだと思うと、すごい才能持っているんだな、とも思った。

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「SL銀河」が東京に!

2014-03-09 18:09:45 | Railway&RailwayModels

 先ごろ復活を果たしたC58が牽引する「SL銀河」に使われる客車(実際にはディーゼルエンジンを積んでいるので旅客車と呼ぶそうだが)が、東京に来る!というニュースには正直驚いた。

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 ぜひ見たい、できれば乗りたいと思ってても、現地(東北)まで行かないとそれは叶わないと思ってたところ、TV局による番組企画としてではあるけれど、4月の運転開始前に一足先に東京に来ることは、まさに千載一遇のチャンス!

 

 そんなわけで、土曜日、都内に出てSL列車が撮れそうな場所を探してみるが、どこもすでに大混雑。SL列車が走るのは尾久から上野までの短い区間だが、日暮里、鶯谷どのホームも多くの警官や警備員が配置され、すでにホームは溢れんばかりのギャラリーが。駅の外にでて陸橋の上を歩いても、すでに規制がかかっていたり。結局、鶯谷駅の、ホームへ続く長い通路に空いているところを見つけ、そこで撮影することにした。

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ちょっと遠いけど真横から列車をとらえることはできそうだ。こうならなければ。

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この場所では特に文句は言われなかった。というより、ホームに場所を獲れなかった人やちょっと気になってた人たちがみんなここに並んでたなぁ。

今か今かと待つこと約40分、汽笛音が周囲に響く。

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先頭はD51 498

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その後ろに、「SL銀河」用車両が連なる。被災地限定で募集により招待された人たちが乗車しているという。

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車両の前と後ろで、車体の青色が徐々に変わっていく。向きが逆だが、漆黒の夜がだんだん明けて朝に変わっていくのを表現しているそうだ。

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最後尾は補機としてEF65だったりする。時間にしてわずか数十秒のできごとだった。その後、終着駅の上野へも行ったが、人が多すぎてとても撮影できる状況じゃないなと早々に撤収。

 

・・・あとで番組も見たが、本当に見せ方うまいよね。でも、釜石から上野まで、これだけ大行程で大掛かりな撮影、乗客のエピソードももっとたくさんあったはずなのに、放送たったの1時間って??

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写楽さいはなし

2014-03-07 22:08:30 | 日記・エッセイ・コラム

 ニュースで、その人を見たが、「また別人か・・・?」と思ってしまった。

 「現代のベートーベン」とも称された佐村河内 守氏が、ゴーストライターに作曲を依頼したという騒動を謝罪するというものだった。よく見れば髪型を変え、ひげを剃り落とし、サングラスも外した状態の本人だったことがあとで分かった。耳が聞こえない、病気であることもおそらくその通りだとは思う。

 だけどそうと気づくまで、じつは「佐村河内 守」という人間が実は何人もいたのでは、TVやCDジャケットに出る人、裏で音楽を作る人(ゴーストライター)など、いろんな役がいて、一つの共通ペンネームかあるいは合同プロジェクトとして活動していたのでは、という妄想すら思い浮かんだ。

 

 なぜそんな発想になったのか?会見をTVで最初に見たときに、冒頭の感想を持ち、そのときふと、江戸時代に活躍した浮世絵師「東洲斎写楽」を思い出したから。

 江戸・寛政の時代、わずか1年足らずの間に145点もの錦絵を発表し、こつ然と姿を消したとされ、生没年、生い立ちもいまだ謎のまま。さらに前期と後期で作風がまるで違うことから、東洲斎写楽という人物は存在せず、当時活躍した数多の浮世絵師・作家が写楽の名を借りて発表したのでは、という一つの説が最近浮上した、という話。歌川豊国、葛飾北斎、喜多川歌麿などがその名を連ねていたとされているが、真実は定かでない。

 

 「水戸黄門」ドラマ脚本の葉村彰子や、「スーパー戦隊シリーズ」原作の八手三郎が、複数の作家による共同ペンネームであるが、「佐村河内 守」も同じようなものかなと、漠然と思っていたし、結果としてそうしたほうがよかったのではなかろうか、と今になって思う。ゴーストライターの作曲家が告発し、それを受けて佐村河内氏が逆提訴に踏み切ろうと泥仕合の様相に。いよいよワイドショー的には面白くなっていきそうな感じだが、個人的にはどうだっていいこと。しゃらくさいことすんなよ、って言いたくもなる。

 

しかし何を隠そう、このわたくしKouChanも、本当は5人いる、一つのプロジェクトなんです。

ブログを書く担当のKouChan、Twitter担当のKouChan、模型を作るKouChan、写真を撮る担当のKouChan、作曲担当のKouChan、てな具合に。

・・・上の3行、全部ウソです、すみません。

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