KCF的徒然草

KouChan's Factory管理人の心の叫びor反省文

おみくじの運に導かれた1年だったか?

2012-12-31 14:21:19 | 日記・エッセイ・コラム

今年の元日にひいたおみくじに、こんなことが書いてあった。

 

『これから次第に調子が出てきて運勢は上り坂にさしかかります。

実力や魅力が認められて注目を受ける存在になりましょう。

この期待に応えることができるか、次々と湧いてくる希望や計画をものにできるかどうか

運勢は大吉だが、方向を誤ると大凶に転落する大事な時だけに、慎重な動きが望まれます』

 

・・・思い返せば、その通りな、1年だったように思う。もしか、すでに大凶に転落しているかもしれないと若干怯えつつ。

 

 まず、会社環境が大きく変わった。4月に人事異動を受け、仕事の内容も、機器の開発設計業から、その開発を推進する仕事になった。数ヶ月単位の大日程計画を立て、それを実行に移す。戸惑いながら、時に冷ややかな視線を浴びながら、自分にできることを模索している。自分の仕事がまだ認められているわけではないが、続けていくことによって、今後開けそうな予感はする、予感だけする。

 

人の新たな出会いも今年は多かった。マイミクさんのつてであたらしい模型仲間と出会うことができた。話をしても、大人として立派な方ばかりで、大変良かったと思う。

 

 弟の家族に2人目の女の子が4月に生まれた。こんど会いにいくことになっている。

 

 と同時に、今年は親戚を突然に失った。正月の法事では元気だった伯母が、6月にがんのため急逝。その唐突さにも驚いたが、人はいつ、どのような運命になっても、それを受け入れなくてはならない、ということを改めて考えさせられた。それがたとえ自分の身に起きたとしても。

 

 楽しかったこと、辛かったこと、興奮したこと、平々凡々に過ごせたこと、いろいろありましたが、じきに訪れる2013年が、皆様にとってすてきな1年でありますように。

 

・・・

今年、2012年の「KCF徒然草」は、これで終了です。正月はブログ更新をお休みますが、twitterなどでつぶやくこともありますので、そちらを宜しくお願い致します。

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鉄道模型運転納め(?)

2012-12-30 22:53:17 | Railway&RailwayModels

 また、Yさんから運転会やりますよと誘われたので、冷たい雨の中外出。

場所は、センター南駅すぐそばの、「レトモ」という、レンタルレイアウトもやっているお店。

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店の面積の半分以上がレイアウト、という、走らせ屋にとっては天国(?)のような場所。とはいえ、実を言うとぼく、レンタルレイアウトでの運転は初体験だったりする(キャ)。

 

 予定時間を1時間も過ぎてから来たので、予約した人の名前を言って、入れてもらえることに。

 

 しかしここまで大きなレイアウトがあるのには驚いた。しかも、自宅から数十分で来れる場所にあるなんて・・・単に自分が疎かっただけかもしれないが。とにかく、持ってきた車両を走らせることに。時間の許す限り、走らせたり載せ替えたり、よその人の列車を撮影したりも。

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うちで走らせてると長いな~、と思う8両や10両の編成が、やけに短く感じる。

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3両編成のKOKUDENなんてなおさら。

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これはほかのお客様のだが、流し撮りがばちっと決まったので載せてみた。

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先日のフェスタで購入した、アンレールのアオガエルタイプの上田交通も、さっそく動力化した上で運転。

最後に、東急車が揃って撮影。

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右からYさんの旧6000系と旧7000系(いずれも鉄コレ)。左半分は自分の。

 終わったあとで、食事をしていこうというので、ついていった。同じ建物内の「SALVATORE」というピザ店に入る。Yさんと、グリーン○ックス社員というIさんと、Hさんというメンバー。運転会の最中から話もしてきたけど、同じ趣味どうしの人は、打ち解けるのも早くていいな。

 

 風邪気味だったので、お酒はのめなかったが、それでも、次々ピザやパスタをたのんでいく。おいしいおいしい言いながら、気がつくとドンドン食べている。

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軽く食べるつもりが、結構腹いっぱいになってきた、自分は。でも面白いからいいや。

 

夕方には解散、帰宅ということで、とりあえず2012年の模型運転はきょうでおしまい。

しかし家に帰ってくると、部屋のあちこちに、作りかけの模型や、最近発掘(!)したこんなものがゴロゴロ。

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 来年は、これらの面倒をみてやろうかなと(いまは思うだけで、本当に手をつけるかは自分の気分次第!?)。

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松井秀喜選手引退に思うこと

2012-12-28 21:46:05 | スポーツ

 朝、TVで松井秀喜選手の現役引退のニュースを報じていた。

そのご、本人の記者会見の模様が中継で放送されたが、ぼくは引退を残念がるよりは、彼の野球に対する姿勢が終始一貫していて、憧れでもあった。

 

 巨人で10年、メジャーリーグで10年、その前の高校野球(星稜)では、5打席連続敬遠されるという。巨人在籍時は、今とは違って、とにかくキライだった。(以降、どこかで書いたかもしれないが、もう一度書く・・・)。巨人の「背番号55」はまさに「不動の4番」。チャンスに出てくれば、長打を放ち、アンチ巨人の心をあっさり打ち砕く。最終回、ランナーがいる場面で登場すれば、ほとんどがサヨナラHR。それになんどTVの前で泣かされたことか・・・。

 

 そんな彼が、憧れだったメジャーリーグへの挑戦。このときには、逆に応援していた。日本人だから、というだけではない、彼ならではの魅力があったからだ。ただその時は漠然とした思いしかなかったが、きょうの引退会見と、先ほど見た夜のニュースで、ある一つの言葉が、彼を象徴していると気がついた。

 

それは「チームのため」。

 

 野球に対して、「自分がこのチームで何ができるだろうか」ということを常に考えていたという。その姿勢が日本人だけでなく、アメリカでも高く賞賛されている。そういえば、ほかのメジャー進出の選手と決定的に違うのは、自分が自分が、という姿勢をほとんど見せていなかった、と思う。とかく実力があれば、派手なパフォーマンスや格好で盛り上げたり、高い年棒で派手な生活をするのもいる中(それが悪いとは言わないが)、あまり浮いた(!)話も聞かなかったように思う。

 しかし全力投球なプレーゆえ、後半はケガに悩まされたり、戦力外となり、自分を使ってくれるチームを求めて転々としていたが、きょうついに、引退を決断された。本当に長いあいだ、お疲れさまでした。

 

 彼の姿勢は、そのまま自分に置き換えられるようにも思う。いまの勤め先も、ある事情で人が大量に減り、力も時間も足りない中で、それでも、現状以上にうまく業務をこなし業績を上げるために「自分は何をすべきか」。考えてはいるのだが、まだまだまだまだ努力不足な点が否めず、毎日が反省だらけ。松井選手のような華やかさなんて、欠片もない。

 

ひとまずあすからしばしの休業。勉強しなおす機会かな?

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すきやき唱歌

2012-12-24 22:27:59 | 日記・エッセイ・コラム

きょうの出来事を、七五調の歌詞にしてみました。「鉄道唱歌」の節回しで歌ってもらえれば・・・。

 

朝は青空 白い息

駅まで歩く みちのりは

月曜なのに 人まばら

思えばきょうは 休日か

 

すいてる電車 ひさしぶり

学生いない 冬休み

早く来ないか 待ちわびて

きょうも会社で お仕事よ

 

邪魔な電話も はいらない

仕事に気合い かけられる 

ふと気がつくと もうお昼

時の経つのも 早いなり

 

あっという間に 日も暮れて

朝より寒い 帰り道 

駅ではなぜか アツアツの

男女が多く ちとやけど

 

帰りにスーパー よっていく

今夜はすき焼き 豚肉の

材料あるから お米だけ

買っていこうと 思ったら

 

目の前すでに 正月の

準備に忙し 店員さん

大変だなぁと 思いつつ

手にはいつしか 鏡餅

 

鍋はないので フライパン

出来たできたと 喜んで

大事なことを 忘れてた

卵買うのを 忘れてた

 

・・・みじめだと思わないでくれ~。

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クリスマスだからいい大人が遊んでたっていいじゃないか

2012-12-23 22:23:11 | Railway&RailwayModels

さて、前回書いたとおり、今回は「さいたま鉄道模型フェスタ」の報告をば。

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参加は今年で2回目。けどこの分だと恒例行事になりそう・・・。

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今年最後の、鉄道模型メーカーとユーザーの交流(販売)、路面モジュールはいわば箸休め的存在なわけでして。

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今回の路面モジュールは、シンプルなドッグボーン(終端折り返し)形態。

初登場のモジュールはなかったが、車両のほうがいろいろ出てきた。

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以前、「ポッポ屋」での運転会で実証(?)された、C56列車。

これをマイミクの45kさんが持参し、急カーブのドッグボーンもS字カーブもクリア。コースをみごとに走行。

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その小回りとスロー走行の良さがメンバー内でも大いにウケて、そのまま午前中ずーっと走行。ギャラリーの誰からも文句は出ず、逆に驚き、喜んでもらえた。

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雷門の前に現れたC56。現実なら驚愕間違いなしなのだが。

で、ここで、自分のネタですが、

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昨日見に行った「花100」のラッピングを、早速再現。元素材は昨年の同イベントで購入したマスターピースの「都電7500系」。

撮った写真を下に、透明シールを即席で作成。仕上げの粗さは手先のぶきっちょゆえのこと。クリスマスというタイムリーネタということで、その点はご容赦願いたく。

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SLほどじゃないが、走らせることでちょっとしたアピール(何の?)。ただSLと同時に走らせるとすぐ追いつかれるので少し調整が必要だったかな?

これは初日だけだったが、ヨーロッパ風のモジュールも登場。

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室内ではあるが(蒲田のときのような)独占ではないので、照明を暗くする演出はできないが、シャッター速度を極端に早くしていくことで、擬似的に夜景を再現した撮影ができることも今回発見。

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これも、出たばかりのMODEMO「びわこ号」。テールライトが美しい。

ほかに、BrackJunk氏持参のOゲージも、テーブル半分を占拠して大暴れ(^^

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最近はNよりこっち(?)に力を入れてるんだそう。さらに今、こんなのも製作中だとか。

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完成が楽しみだ(と、静かにプレッシャーをかけてみたり)。

 

 とにもかくにも、楽しいクリスマスのひとときだったと思う。

その一方で、きょうはとなりの会場で、学生対象の就職セミナーが開かれていた。外に出ると、お揃い(?)のリクルートスーツ来た学生が入口ロビーを完全占拠。主催のマイ○ビ関係者が、列の整理に大わらわ。でもセミナー終えたらしい学生がこっちのフェスタにも何人か顔を出してくれてたな。

 

 そういえば就職活動の記憶って、ほとんどなくなってしまった。今年、もしかすると、転職するかも、という選択肢も存在したので、もし決行していたなら、今こうやって模型のイベントに参加(といいつつ遊んでいること)なんてできただろうか?

 ともかく、今の若者にはしっかりとした目標をもって、自分が納得できる就活をして、もちろん大いに働いてほしいと、堕落しきった(!?)大人から一言いっておきたい。

 

今年の模型出展は終了。でも年末にまたYさんから運転会誘われてるんだよなぁ・・・。

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クリスマス・スペシャル都電

2012-12-22 22:47:06 | Railway&RailwayModels

寒い、冷たい!きょうはそんな1日だった。

まずは、大宮のソニックシティーにて、さいたま鉄道模型フェスタ2012に、モジュール出展で参加。

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しかし、開場1時間で中ぬけし、午後から都電の荒川車庫へ。荒川線のXマスイベントがあり、そこで「花100」の特別ラッピングもするというので、それを見に行くためだ。

雨なので中止になるかもと心配していたが、来てみたら始まろうとしていた。

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メインの「花100」は、ステージ(テント)の奥に控えていたので、よく見えない(特にサイドが)。

冷たい雨が降りしきる中、イベントはスタート。開会の挨拶や来賓挨拶は、早く終わって欲しいと思いながら適当に聞き流す(寒いし立ちっぱなしだし、こういうのって苦痛なんだよな・・・)。

このイベントは、2020年のオリンピック開催地を東京にするという招致活動の一環だった。それゆえゲストには、先のオリンピックにて銀メダルを獲得した女子重量挙げの三宅宏実選手が登場し、荒川営業所の1日所長に就任する。そして、きょうから運転開始という、オリンピック招致をPRした電車の出発式を行う、というもの。

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三宅選手が都交通局の制服姿で登場。後ろ姿だけだと最近良くみかける、背が低くで可愛い女性車掌さんにしか見えないが、

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銀メダルを見せられると、あぁやはりこの人はオリンピックの選手だったんだなとあらためて思い知らされるわけで。

三宅「所長」のトークショーのあと、ステージが撤去され、いよいよPR電車の出発式を迎える。

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側面にPR広告のラッピングを貼られた「8810号」がそろそろと動き出す。そして。三宅「所長」による出発の合図により、電車はゆっくり出庫していく。

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メインのイベントはこれで予定通り終わり。しかしここで、ようやく全貌が明らかになった「花100」の撮影タイムになり、

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ここぞとばかり撮りまくる(でもここでは1枚だけ・・・)。

同じ時に、三宅所長からプレゼントを渡すというので、列の後ろに並ぶ。プレゼントを渡され、「頑張ってください」と声をかけ、握手もしてもらったが、もうちょっと気の利いた言葉かければよかったかなぁ。

で、そのプレゼントの中身は・・・、

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五輪招致PRグッズが満載。TOEI KOTSU(TON KATSU)ソース味のうまい棒が何故か2本って・・・。あと、左の冊子は、「オリンピック・パラリンピック招致のひみつを探れ」という、子供向けのパンフレットだが、裏表紙を写してしまった・・・。

十分楽しんだところで、帰ろうとしたら、旧カラー7022号の三ノ輪橋行きが来たので、

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それに乗って、とにかく寒かったのでさっさと帰った。

 

さいたまのフェスタは明日もあります。今度は終日参加ですよ。

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知らないところで自分のことが

2012-12-20 00:48:46 | デジタル・インターネット

 何年か前、会社の同僚が、ぼくの名前(もちろん本名)でネット検索した。

 

 有名人(芸能人)でもなんでもないから何も出てこないだろうと思ってたら、とある掲示板サイトがヒットした。開いてみると、昔参加した鉄道模型イベントでインタビューされたことが新聞記事になってそのまま転載されていただけだった。結果的に、悪意の書き込みや記事がなかったので、やれやれとほっとしたものだが、あとで思えば、自分の知らないところで自分の情報が公開されていることに気味悪さを感じるし、それを冗談半分とはいえ、検索することそのものも悪質だと怒っても良かったのかもしれない。

 

 昨夜見た「ザ・世界仰天ニュース」という番組で、'99年から10年間、殺人犯とでっち上げられ、ネットでの誹謗中傷に苦しんだというお笑い芸人、スマイリーキクチさんの話が紹介されているのを見て、そのときのことを思い出させてたからだ。何年か前、ネットのニュースで、氏のブログ中傷記事で一斉検挙なんてニュースを見たが、その時は不覚にも(!)素通りしてしまった。ブログ炎上や不用意なつぶやきでアカウントを自らつぶす事件があとを絶たない今、絶好(?)のタイミングだったのかもしれない、と思う。

 

 事件現場が、キクチ氏の出身地だったことや、ある元・刑事の著作にて、殺人犯のひとりがお笑い芸人になった、という、たったそれだけで、彼への中傷の書き込みが相次ぐようになる。掲示板の管理人に削除依頼しようものなら、「あなたが殺人犯でない証拠を出せ」と返される。本当はこの時点ですでに事件性があるはずなのだが、当時のネット犯罪が今ほど深刻に受け止められていなかったことも災いし、警察も相手にしてくれない。中傷はますますひどくなり、TV番組に出れば抗議の電話。書き込みを信じた芸人仲間からも冷たい視線で見られ・・・人を信じられなくなっていくことの悲しさは再現VTRを見ただけでも胸を締め付けられる。

 

 ぼく自身も、インターネットを始め、HPを立ち上げ、ブログを立ち上げ、mixiやtwitterその他でいろんな人との関係を築いているが、今後もこの関係を続けていきたいと思っている。そのために、普段顔を合わせる人と同じようにネット上でも振舞うことを心がけている。一度しか会わない、ネットでしか知らない人にもその相手を想像して、可能な限り平素と同じように、相手を思いながら記事やコメントを書くようにしている。時に調子に乗ってしまうこともあるけれど、もともと引っ込み思案な性格(!?)なので、あまり強い口調で言う(書く)ことができないのだが。自分が被害者にならないのと同時に、知らぬ間に加害者にならないように、常にバランス感覚を保ちながら続けていきたい、と自分自身願っているのだが・・・。なかなか難しいものだね。

 

 面と向かって悪口言えば相手は当然怒る。表情を見ればわかる。だけどネットでは、顔が見えない、誰が、どんな人物が書いたかわからない。文字が画一的で、細かいニュアンスが伝わらない。だから、反発されてもその度合いが測れず、時に想像以上の恐怖と感じることもある。スマイリーキクチさんと彼を支えた彼女の体験は、考えただけでも震えがとまらない。

 

 話の元ネタであるキクチ氏のは、ネットユーザーを続けていくならば一度は読んでみたいと思うが、レビュー見ただけで気落ちしてしまうようでは、読める自信がないなぁ・・・。

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きまったことには

2012-12-17 23:38:19 | 日記・エッセイ・コラム

 選挙も終わってみれば、あまりにはっきりしすぎてかえって後味悪い結果になったように思う。前回から一転、自民党の大躍進に引換え、与党だった民主党の惨敗ぶりには、同情さえしてしまう。完膚なきまで叩きのめされた感じがする。まして自分はサラリーマンなので、心境はより複雑だ。

 しかしこれでもって衆議院の体制が決まったからには、課題山積な国会の仕事に、みな一生懸命に精を出してもらいたいと思うのだが。

 

 ごく簡単に言うと、民意で国会議員を決め、その国会議員が多数決で法案を決める。当たり前のようだが、厳密にこれは民主主義ではない、という論説もある。多数の意見も少数の意見も十分に議論し、正しいと思う(!)方向へ持っていく、というのがほんとうの民主主義だという。

 しかし民主党の3年強の政権期間中は、その原則に振り回された結果のようにも思う。人の意見(少数の意見)に左右され、軸がまったくなかったし、国内国外、相反するいろんな議論をあれこれ考慮するあまり、決められず先送りを繰りかえす政治を続ける結果になってしまった。

そう考えると、誰かが先頭に立って、決断をすること自体が、もう民主主義ではないのかもしれない。

 

 集団(クラス、職場など)で、ある意見で統一されそうになった時に、反対者が現れたとする。賛成する側は一生懸命、反対者を説得したり、懐柔しようとするが、それでも意思は変わらない。時間もなく、そこで最後は多数決となり、結局多数の意見で方針がきまった。

 しかしせっかく決まったこの方針も、「俺は最後まで反対した、それは今も変わらない」といっていつまでも従おうとしなかったらどうなるか。バカバカしいと思うかもしれないが、同じようなことが、いまの政治家、国会議員、いや、大人に多いような気もする。

 

 もし今後、消費税率が上がったとして、「私は最後まで反対してました、今もずっと反対です」と言って、スーパーのレジで値上げの税金分を払わなかったとしたらどうなるか?そしてそれをみんながやり始めたらどうなるか?原発再稼働に反対し、原発で発電した電気なんて使わない、といって電気を止め、生活に支障をきたしたとして、その賠償を電力会社に請求できるか?むちゃくちゃ言っているように見えるが、今後ないともいえない。

 

 つまり、結果に不満があったとしても、出された結果に従うことも、民主主義なのだろうと思う。11月の衆院解散のとき書いたコラムは、こういうことを心配しているんです。

 

(今回のコラムは閲覧のみとさせていただきます・・・)

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選挙のありかたを勝手に考え直してみる

2012-12-16 19:38:38 | 日記・エッセイ・コラム

 選挙行きましたか?ぼくはもちろん、行ってきました。

天気もよく、小春日和だったためか、昼近くにもかかわらず、大勢来てましたね。でも少し並んだだけで

前回は雨の中、長時間待たされたことを考えると、行きやすかったのかもしれない。

 

 結果がどうなるかという話は今回しません。しろうとがそこまで政局読めるわけでもないし。

 選挙、あるいは投票の際は、希望する候補者の名前あるいは政党の名前を書く。いざ投票用紙もらって、入れたい人や政党の名前がわからなくても、記入する場所にも一覧があるし、フリガナまでふってある。簡単そうに見えて、海外から見ると、実に高度な選挙方法らしく、日本のような記名式をとっているのは、ほかにはあまりないそうだ。その大きな理由は「日本人は基本的に、読み書きができるから」という。1週間くらい前にTVでそう伝えていた。

 

 その一方で、インターネットがここまで発達しているのだから、ネットで投票や選挙活動してもいいじゃないか、という動きもあるが、今のところは認められていない。場合によっては公職選挙法に違反する、という。今すぐにでもできそうな感じもするのだが、技術的、倫理的な面でまだまだ整備に時間がかかりそうな気がする。

 もし今後はぜひ、インターネットで投票を、というのなら、若者だけでなく、むしろお年寄りにも向けたほうがいいのではないかと思う。選挙行きたくても行けない人がこれからどんどん増えていく。体が衰えて、投票所まで歩けなかったり、目や耳が不自由で記入ができなくなった人に対し、在宅やTVのリモコンなどで候補者を4つのボタンで投票するとか。今後超高齢社会を迎えるというのなら、この辺の整備もあわせてやってもらいたいと思う。(注:地方公共団体で行っている電子投票制度では、一部施行されている例もあるらしい)

 

 一方で、これに関しては、考慮しなければいけないこともある。自分の意思を表明できなくなった人もでてくるだろう。そうなると、選挙権はどのような人まで認められるのだろうか?

 インターネットで選挙活動や投票をする大きな利点は、お金がかからない、政治家も誰も、SNSで活動できるから、公約をネットに公開することもできるというけど、今だとなりすましの問題や、誹謗中傷メールの大量配布、嘘の宣伝で世論を捻じ曲げるという問題も孕んでいる。これらの課題をどうやって克服するか、きちんとしたモラルとルールを確立できなければ、難しいと思う。

さて、そろそろ時間かな?

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ネタに困って(!?)来週の話

2012-12-15 22:00:20 | 日記・エッセイ・コラム

 物書きが、書くネタに困窮するようでは、文筆者として失格だ、なんて言う文豪もいたそうですが、ぼくは別に小説家でも随筆家でもないので、書きたくても書くネタがないと、頭を抱え、悶々となったり、気分転換に音楽聴いたり、テレビを見ながら、時にはそのへんをのたうち回るという、人に見せられない(!?)姿になりながらネタを絞り出すこともありまして。

 

 前置きが長くなったが、今回はまず予告から。

来週、「さいたま鉄道模型フェスタ2012」というイベントに、モジュール出展します。主催はワールド工芸さんです。

モジュールはこの間の三丁目でいいとして、もうひとつくらいネタを用意しようと思って、こんなものを作ろうとしている。

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みんなわかっていると思うので詳細はスルー。あと1週間でできるかどうかは五分五分といったところか。

ところで、きょうは外に出たのだが、雨も降って寒かったので、こんなものを買った。

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石油ストーブが使えない、住宅事情ゆえ、暖房はもっぱら電気(コタツ&オイルヒーター)を使うのだが、デスクに向かっていると足元がとにかく冷えるので、足を入れられる電気カーペットを、ついに買ったわけで。

ここで、TV買ったときに当時のエコポイントで交換した商品券がようやく使えた。これを買ってもまだ半分残っているけどね。

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ほんの~り、あったかい、といったところか。

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