KCF的徒然草

KouChan's Factory管理人の心の叫びor反省文

最近見たアニメから

2017-08-30 21:08:20 | アニメ・コミック・ゲーム
 お盆のある日の夕方、ちょうど姪っ子たちが遊びに来ていたときに、パパ(=ぼくの弟)がTVのチャンネルをザッピングしていたところ、突然画面にディズニーのアニメが・・・!
疲れて眠そうにしていた姪っ子姉妹が、二人そろってぴょんと飛び起き、このときばかりはキャッキャはしゃぐようなこともせず、しんとおとなしく画面に見入っていたのが印象的だった。

あとで調べてみたら、BSではディズニーのアニメを放送しているチャンネルがあることが分かった。「ディズニーチャンネル」「Dlife」の2局で、前者は文字通りディズニー公式のチャンネルであるが有料。後者は無料だったので、夕飯までの1時間半くらいずっと見ていたなぁ。

 その翌朝、今度は自分がザッピングしていたら、テレビ東京で「けものフレンズ」やっててこれまたびっくりした。深夜アニメがまさかの再放送・・・大きなオトモダチの心をわしづかみにした挙句、鉄道模型の世界にまで進出(!)する、そんな世界が朝から見られるなんて。
けどきちんと見たのは休みの間と、昨日の最終回を録画したものだけだったりする・・・。

 そして先日、NHK-BSで「女川中バスケ部 5人の夏」という45分のスペシャル番組を見た。タイトルの通り、東日本大震災により部員が激減した女川中女子バスケ部。同級生の3年生5人が全国大会をめざし奮闘する、実話に基づいたドキュメントアニメ。被災者という立場にありながら、それを感じさせない、ポジティブで前向きに5人の姿がとてもよかったと思う。
アニメパートは前半の30分で、後半15分は、彼女たちの現在(高校生)のドキュメントパートとなっている。東北を応援するドキュメントで、彼女たちのことは以前から取り上げていたらしい。
再放送の予定は今のところなさそうだが、もし機会あれば見てほしいなと思ったな。

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旧車好きホイホイ(!?)

2017-08-27 20:29:31 | Railway&RailwayModels
これまた昨日のことですが、大井町の「東京総合車両センター」にて、「夏休みフェア」なるものをやってましたので、行ってきましたが、このイベント、じつは初参戦です。


JRの大井町駅から歩いて10分というが、その道すがら、

長~い列。夏休みがこの週末で終わってしまうからか、最後の土日ということもあってか、天気が良かったからか、たくさんの人が来たようなので、これは並ぶしかない。
地元の人らしい自転車乗ったお兄さんに、「コレ何の行列なんです?」と聞かれるほどだから、例年はココまでならぶような事態にならないのかな・・・?

そんなこんなで並び始めて40分。ようやく会場に入れました。


入口に、かつての京浜東北線、209系の先頭車・・・!


と思いきや、そのプロトタイプとなった、クハ901!車番を見て確認する。



工場の公開展示ということもあり、整備中の車両や部品の展示、ドア部分のカットモデルによる車掌体験などなど。




こちらは、常磐線用の車両ですが、

クレーン吊り上げの実演(現場外からなのでやや見にくいです・・・)をやってました。


そして、懐かしい国鉄時代の車両の公開展示が。


今年混んでいるなと感じたのは、きっと皆さんコレが目当てだったのではないかなと。


「出雲」は現在も「サンライズ出雲」として定期列車はあるけれど、夜行列車、寝台特急ブルートレインといえば、やっぱり機関車はこのEF65-1000と、丸いヘッドマーク!
隣のEF81は、日章旗を取り付け、お召列車牽引機仕様に。


多分これが今回の目玉(!?)なのかなと勝手に思っている。チョコレート色のクモハ12。いわゆる「旧国」というものだ。じつは実見したのはこれが最初だったりする。模型や写真では見るんだけど・・・。

行先も「稲城長沼」ってのがまた、嬉しいところじゃないですか。

そして一番右が、事業用車クモヤ143。乗車できるなんてことはまずないけれど。

何がすごいって、すべてが昔のいわゆる「ザ・国鉄」なんだよね。
とはいえ、今のJRの電車だって負けてはいないと思う。



見るだけでなく、試乗体験もあるので、最後に休憩がてら乗ってみた。


しかし車両は横須賀線E217・・・って、毎日通勤で使っているやつですが。
工場内の約百数十メートルをゆっくり往復。車窓からは、湘南新宿ラインやりんかい線の車両とすれ違い/並走が楽しめた。速度は全然違いましたが。



普段と逆の視点からの車窓はなかなか楽しかったですね。

最後の最後、降りる直前に偶然見かけたのがこれだ!
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車窓に降る詩

2017-08-24 00:09:43 | 本と雑誌
 前回は少しだけの紹介となりましたので、今回はもうちょい話を膨らませようかと。


さる5日および6日の「鉄道模型コンテスト」にて、T-TRAKコーナーの隣にブースを構えていたのが、挿絵を描かれた松本忠さんの鉄道イラストでした。

イラストと言うよりは写真に近いようなタッチ。これは只見線を応援する文章を添えたパンフレットではありますが。
ブースが隣同士だったこともあって、手が空いたときにはよく話もしたり、われわれのジオラマも喜んでみてくださった(その間なぜか自分が店番・・・(^^;)ので、そのお礼もかねて、先の本を買ったのでした。

そして時が2週間ほど飛んで、先週土曜日に、この詩の朗読会があることを知って、

実際に行ってきたわけです。朗読は浅田志津子さん本人でした。

前回、その感想として、深い、というか重い、という意味のことを書きました。
それはたとえば「たたんだ千円札」という詩で、帰省先から東京へ戻るときに駅までついてくるという母から渡された千円が、いつも使わず部屋の引き出しの箱の中へ・・・。母思いから使わなかったのか、それとも親離れ、子離れができず恥ずかしいと思ってのことだろうか。

と思えば、「もし いつか」という詩では、「もし」離れて暮らす母親がだんだん呆けて、ひょっとしたら娘の自分のことも忘れてしまったとしたら、と思った時の言い知れぬ恐ろしさと、自分がとるべき覚悟と決意(というと少し大袈裟?)のあらわれのようにも感じた。

幸いなことに(!)ぼくは両親ともに元気(ひょっとして自分以上に!?)なので、今はそのような状況を想像しにくいが、もしいつか、同じような状況になるかもしれない。そのときに、逃げたりせず、はたしてそんな親たちと向き合うことができるだろうか・・・。

もしご興味がございましたら、参考までにこちらのリンクを参照なさってはいかがでしょう(書店では扱っていないようです・・・)。
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夏休みの終わりに

2017-08-20 21:15:18 | Railway&RailwayModels
 昨日のことですが、鉄道イベントを2件訪問しましたので、その出来事をば。
午前中は、「国際鉄道模型コンベンション」のためビッグサイトへ。
今回は、いちギャラリーとしての訪問でした。


去年はじめて拝見したときにスゴイと思っていた「木こり鉄道」さんの新作が・・・!


そして、友人、知人たちのたくさんの力作を拝見。





午後からは、一気に武蔵浦和まで飛び、「埼玉学生鉄道模型展」を見学。
会場のサウストピア(さいたま武蔵浦和コミュニティセンター)からは、駅全体が見渡せる。

先の鉄道模型コンテストに参加した、埼玉県の高校生たちの作品が再登場。




8,9階の2フロアで鉄道模型の運転(および体験運転あり)と、鉄道にまつわるイベントを開催。そしてこのモジュールにも再会。

その中で、今回は、この詩の朗読会を拝聴しました。

きっかけはこちらも先の鉄道模型コンテストにて、鉄道風景画を展示されていました「松本忠」さんと、奥様で詩人の「浅田志津子」さん共著のこの本を買ったことから。

鉄路が登場する詩を数編を浅田さん本人が朗読。
内容が結構深かった(個人的には重かった)なぁ・・・。

夏休みも今日で終わり、明日から仕事再開です。
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ジオラマの街を歩く

2017-08-19 23:49:15 | まち歩き
 前回までで、鉄道模型コンテストの記事を連載しましたが、今回は逆に、ジオラマのモデルとなった街をあるいてみました。前回の拙作の例を参考にしていただければと。

まずは、池上線の戸越銀座駅。最近リニューアルされたホーム、駅舎を見に行きました。

ホームの屋根は、板を互い違いに組み合わせたシザートラスとよばれる構造。


駅舎の五反田方面


そして蒲田方面。


ジオラマはこんな感じです(製作:都立大崎高等学校ペーパージオラマ部さん)



これと同時に、かつての旧型車のカラーリングをモデルにした、黄と青のツートンカラー車「きになる電車」にも乗車しましたが、

訪れた日は池上線ではなく、多摩川線での運用でした・・・。

もうひとつは、JR武蔵野線の新秋津/西武線秋津駅
まずはジオラマ全景から(製作:慶応義塾志木高等学校 鉄道研究部さん)


こちらは今日の午後、所用(詳細は次回)を終えてから、場所が電車で数駅だったので行ってみました。最初は武蔵野線新秋津駅ホームから、


同じ場所を、今度は上の陸橋から、


ジオラマではこんな感じ。


西武線の駅前、まずジオラマ


歩いた方向は逆でしたが、西武線秋津駅の改札口から、

とんかつ屋さんに、牛丼ファストフード店、隣の店はオミットされたもよう。


続いて、


お菓子屋も実地通り。並びにあった日○屋は・・・、

なぜか通りの反対側に。


マンションとコンビニエンスストアも



実際の街をモデルにしたジオラマでは、たまに「私この駅利用してました」「昔住んでいました」「今住民です」などなどの反応が返ってくることがあり、それに無上の喜びを感じるわけで。
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鉄道模型コンテスト2017レポ~SideB-4(終)

2017-08-18 21:37:58 | Railway&RailwayModels
今回、出展した作品についてですが、

お察しの通り、ジオラマのモチーフはJR横浜線と東急田園都市線が交わる、長津田駅です。

数年前まで、この近く(隣の駅)に住んでいたこともあり、ジオラマにすると面白いかなと思って、いつかは製作したいと思っていたのですが。今回、このような企画に参加して、その思いが何とか叶ったかなと。

エントリーして、ボードが宅配されてからさっそく、ありあわせの部品で線路配置の検討をしてみたところ、現実と同じようにできそうということがわかりました。
メインとなる田園都市線側の線路は、T-TRAK規格に則って直線(実際はS字カーブ)にし、分岐(ポイント)もオミットしましたが。

南口広場(手前)が、実際より狭いけれど・・・。
ちなみに、工作用紙で作った大小の箱は、建物のモックアップ(のつもり)。


 昔よく利用していて、よく見ていた駅だからと言って、ジオラマですぐ再現できるかと言われれば、とんでもない。いざやるとなったら、今まで見てこなかった(通ることのなかった)街の隅々まで見て回らないといけなくなる。

なので、時間を見ては、駅に降り立ち、その周辺をくまなく回ってました。

実際の風景を、

今回のジオラマにすると、こんな感じで。

駅舎やホームは、既製品の橋上駅舎や島式ホームなどを改造し、周辺の建物は、写真を見ながらスクラッチ。残りスペースから大きさを逆算したので、正面から見て奥にあたる南口広場にある建物は、Nゲージサイズ(1/150)よりも小さ目に、というか、かなり小さいです。
もう一つ、



こう見ると、だいぶアレンジしましたね。
それから、この穴(トンネル)ですが、

コレも実際にある隧道をアレンジしたもので。

ちなみに、出口はこんな感じ。

あまり見る人に気づかれないようなところに自分は拘っちゃうところがあるから、裏側の交差点なども、


こんなことをしてしまう。ちなみに、写ってるコンビニ&マンションは、自分が利用していたころにはなかった建物なので(強引な理由!?)、昔の草むらの状態に。見えないけど交番も昔の場所へ。

それから、ホームや建物に照明を内蔵したいと思っていたら、

今回、うまい具合に、「わき役黒ちゃん(黒木製作所)」さんが発売されました、細いホーム用LEDテープを活用。
それと、赤点灯のみですが信号機(手前)もそうでしたね。


そして、架線柱の上に、投光器がついているのも、今回、取材撮影をしていて途中で追加したもの。

こんな具合に

こちらも同社のLEDチップ(白・リード付)を使い、投光器のフードは、ガ○プラなどのオプションパーツを扱う、ウェーブさんのオプションシステムの中からU・バーニアの丸型を加工し、それらしい形状に仕立て上げました。
それにしても、駅ホームの照明が強すぎて目立たない・・・?あとリード線をもう少しうまく隠しきれなかったのは、技量の差なんだろうな。
他にも、街灯などにも「わき役黒ちゃん」、使いました。ありがとうございました。

と、まぁ、ここまでややカッコつけて書いたところはありますが、やっぱり時間が足りなくて、もう少し手を入れたかったところはありましたが、(コンテスト後、じつは一部手を加えています。しかしそれは、次回お披露目する機会がございましたら・・・(^^;)みなさまに御笑覧いただけたことが、なによりの喜びでして。
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鉄道模型コンテスト2017レポ~SideB-3

2017-08-16 23:30:36 | Railway&RailwayModels
 前回の続き。
T-TRAKコンテストで、”おおっ!”とぼくが感じた作品を。


一瞬、どこの国だかわからない情景。中東だか、南米なのか・・・それともNIPPON?

作者によれば、どこの国でもない、無国籍な雰囲気を出したかったとのこと。
ちなみにこの作者さん、高校生コンテストにも過去出展し、学校卒業して大学生となった今年、試験勉強の合間に製作したのだとか。


これはおなじみ、映画「千と○尋の神隠し」でおなじみの「油屋」。
もちろんこれは某社で発売されたペーパーキット

モジュールの高さもさることながら、橋の上には登場人物が勢ぞろい。
出来ることならあの電車も走らせたいところ・・・!


丘の上に、少々オーバースケールな桜の木2本。
おそらく参加者中唯一かもしれない、親子共同作品。左側の桜の木は息子さん(5歳くらい?)の作とのこと。


昭和の時代の機関区。

広々とした構内、機関車は転車台で方向転換し、これから夕刻発車する列車の準備へ向かうのだろうか。


歪んだ地面、不気味に透明な湖

そんな不安な大地を、今にも枯れそうな樹木がそれを支えている。
一体これは何なのか、環境破壊を続ける、われら人類に対する警鐘なのだろうか・・・!?

・・・タネを明かしてしまいますと、じつはこちらはKATO社長氏の出展作です。湖にはジオラマ新素材「ウォーターシステム」と、陸地には、「シェーパーシート」を使用。軽くて丈夫、山や崖を簡単に作成できるキット。

・・・以上、前々回から続く、モジュール紹介の文章は、一部ワタクシの妄想(!?)も含まれますので、ほどほどにお楽しみいただければと思います・・・。

そして、一番の楽しみは、

このように、それぞれが持ち寄った作品を、見知らぬ人同士で繋ぎ合わせ、そこを列車が走る、ということ。
見て楽しむだけでなく、今まで自分でも気づかなかった、そしてそこでしか生まれない風景、光景が、目の前で繰り広げられていく。

花火大会と九龍城。

トンネルを抜けると、そこは海辺だった。

そして次の瞬間、白亜紀(!?)の砂漠地帯を突き進む



偶然から、同じような風景でまとまることもあれば、まるで違う風景に飛び移ることも。
列車を追っていくと、絵本をめくるような楽しさを味わうことができるのも、T-Trakの良さなのかなと、あらためて認識。


最後に、これが拙作。(8/6の記事にも写真を載せましたがね(^^;)
今回、ちょっとした思い入れがありまして、その顛末や、普段はほとんどやらないメイキングなんてのも次回(このシリーズ最終回の予定)で書いていこうかなと。
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鉄道模型コンテスト2017レポ~SideB-2

2017-08-15 20:06:34 | Railway&RailwayModels
 今日の午前中まで、姪っ子一家が遊びに来ていて、いろいろとてんやわんやしてましたKouChanです。中でも、一番大変だったのは、じいじこと、ぼくの父親。朝から晩の添い寝まで、一番振り回された感じ。毎度毎度、おつかれさまでした。

 では、本題に戻りまして。
まずは、今回一緒に出展した友人たちの作品から。


城南島でのコンテストにも参加された、45k氏の作品。いつもながらの丁寧な作風で、かつ背景の山の風景も、世界の奥行きの広さを感じさせる。
その一方で、どこかにいる、下り坂に差し掛かった某総理(!?)も。

C11の牽くローカル列車が通過していく・・・


今回初出展という友人の壬生くれは氏の作品。
鶴見線、南武線などでよくみられる、工業地帯、貨物駅の引込み線のある渋い光景に、

け○のフ○ンズなどのキャラをイメージしたトラムや、人形まで(そういや先日、「○もの○レンズ」が、朝時間帯に再放送されてるのを見てビックリしたよ・・・!)。

ここからは、個人的に「おおっ!」と思った作品を

おそらく昭和30年代の渋谷駅前。手前から京王井の頭線、玉電、銀座線の車庫線。
過去に、これとよく似たモジュールを見かけて、そのときの作者さんもその出来に驚いたとか。
しかし圧倒的にスゴイと感じたのは、このガード下の情景。

この道路は今も現存しているそうで、当時の情景は実際に見た人でしか作れない、と思ったほど。


「鉄輪公園」と題された、赤色で統一感のある作品。
城南島でも出展された作品が、ブラッシュアップされて帰ってきた。

電飾の多さもさることながら、公園を縦横に走る、このチンチン電車が見もの。
どうやって動いているのか、なぜきちんと駅に止まるのか・・・ギャラリーに不思議がられてましたね。作者さん、一生懸命説明されてました。


地方電鉄の終着駅を、T-TRAK本線がトンネルで抜けていく。
作者さんに伺ったところ、一番のこだわりは、もちろん駅舎(ペーパー製)で、窓の桟も精密に実物を再現したという。

駅のホームの柱なども、もちろんペーパーで作られている。その精密さには驚きの一言。


こちらも臨港地帯、京葉臨海鉄道をイメージしたモジュール。
信号機や、踏切、工場などに仕込まれた照明の絶妙な配置がより臨場感を高めている。

そして今回の最後は、

鉄道アイドルとしても知られる、白雪ありあさんのモジュール初挑戦作品。
高さ、大きさではおそらく周囲を圧倒したであろうお菓子の家、ケーキやマカロンの森、オレンジジュースの池、チョコレートの壁面やトンネル・・・。これには参加している高校生(とくに女子生徒)に大好評のようでした。


まだまだ紹介したい力作がありますが、こちらのチカラが今日は尽きたので、次回につづきます。
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鉄道模型コンテスト2017レポ~SideB-1

2017-08-12 00:43:28 | Railway&RailwayModels
 テープをひっくり返して(今の高校生に意味解るかな・・・?)、今回からはSide-Bとして、高校生のコンテストと同時開催していました、T-TRAKジオラマコンテストのレポでございます。

8/4の搬入日時点の投稿で、100作品弱の出展と書きましたが、最終的には84作品が、ごらんの2つの島に展開されました。


そしてコンテストということで、こちらも審査員によるジャッジが行われ、2日目(8/6)には表彰式も行われました。
今回は、そこで受賞された作品をご紹介(Facebookではすでに紹介済みですが・・・)。

ホルベイン賞

海底を思わせる地表に奇妙な機械生命体・・・と思ってました。が、作者に伺うと、’50年代のディズニー映画「海底二万哩」に登場する「ノーチラス号」と、巨大イカとの戦闘の横を、海底トンネルで鉄道が駆け抜ける、という作品。スリリングかつファンタスティックな印象を持った。でも「海底二万哩」ときいて自分が思いつくのは「ふ○ぎの海の○ディア」だからなぁ・・・。
ちなみに、ホルベインは、絵具・画溶液メーカーでございます。

SMALL WORLD賞

その賞の名にふさわしい作品と思った。ヨーロッパ風の城下町、今は有名な観光スポットなのだろうか。

広場の中央にトラムが休んで店を広げており、午後のひと時をここで過ごしつつ、わきを通る鉄道を眺める・・・。現代のようでもあり、馬が町を駆けているようすから、少し時代をさかのぼった情景にも見える。
この作品は、近く東京にオープン予定という、「SMALL WORLD」に展示されることになっています。

ウッドランド賞

深くなりつつある秋の、落ち着いた風景。
植物の表現にはもちろんウッドランド(WOODLAND SCINICS)の製品を活用しているという。

第3位

言わずと知れた「銀河鉄道999」の、旅立ちのシーンを表現。
T-TRAKという、新たな世界への旅立ちという思いもこの作品に込めたのだとか。

こちらも遠近法を具現化した表現を用いている。999を正面から見ると、その迫力と思いが伝わってくるようだ。

第2位

降りしきる雪の日の早朝、音はない、ただしんしんと降り積もる雪と、ぼんやり建物から漏れ出る光が雪に反射する。その静寂を破るように、1番電車が駆け抜けていく・・・。

ちなみに、受賞した作品のうち、本作だけがダブル(モジュール2枚分)でした。

第1位


山道に続く踏切を渡ると、目の前に見える棚田を横目に見て、頂上目指して歩き出す若者たち。
棚田では田植えの準備が進んでいる。
初夏の風もめずらしく涼しく、こいのぼりも元気に泳ぐ・・・。


最初に見たときから、これはスゴイ、と思った作品。第1位の受賞も文句ナシだと感じましたね。
一番気になっていた、鯉のぼりは、メーカーのカタログを参考に、ロープの張り方も実物に忠実に再現したのだとか。そのせいか、こいのぼりが本物同様、風に吹かれてたときちょっと動いたようで、本物みたいだったよと教えてくれたギャラリーさんがいましたが、ぼくは見ていません・・・。

作者である「たいやきやいた」さんのブログ「とある保存鉄道の記憶~あの情景をもう一度。。。」に、本作の製作記が紹介されており、(すみませんまだ全部読み切れてませんが・・・。)その精密さ、細やかさの秘密を知って二度びっくり。


次回は、受賞は叶わなかったものの、ぼくが個人的に「おおっ!」と唸った作品を紹介できれば・・・都合で次の更新まで時間空くかもしれませんが。
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鉄道模型コンテスト2017レポ~SideA-3

2017-08-10 22:41:37 | Railway&RailwayModels
 前回までで、高校生モジュールの中からぼくの独断で厳選した紹介を終える(番外編を入れたのもそのため)つもりだったが、書き上げた後、「あ、アレ忘れてた。コレも紹介してない・・・!」というのが、写真見返すと出てきたので、今回は少し短めに、

「あと3校」紹介しようと思います。まさに敗者復活戦(!?)

(7)栃木県立宇都宮高等学校 地理部さん
まずいきなり、ココから覗いてください、というので、視線を下げると・・・


それは上から見たら一目瞭然。
奥に行くにつれ幅が狭くなる道路や自動車、逆にこちらに迫りくる送電線。遠近法を具現化した、まさにトリック・モジュール。
この手法、ココまでハッキリとはしていないけれど、最近の小生の作品でも使っていまして(^^;>いろいろ詰め込みやすいんだよね、その分難しくなるけど。

(8)神奈川県立神奈川工業高等学校 鉄道研究部さん


平川神社前 という架空の駅(モデルはあるらしいが・・・?)ではあるが、神社前らしい(?)落ち着いた雰囲気の街並みと、それらをさらに引き立たせるのが商店街に張り巡らされた送電線。

そしてお祭りなのか、提灯をはじめとした照明も魅力の一つ。スイッチによって雰囲気が変わるらしいが、そこまで見ていなかった・・・。

(9)国立呉工業高等専門学校 ジオラマつくり隊さん

昭和20年の空襲で焼け落ちたという、呉駅の2代目駅舎をジオラマで再現した。

呉と言えば、最近ヒットしたアニメ映画「この世界の片隅に」の舞台となった都市。主人公の「すず」さんが北條家へ嫁ぐときに初めて降りたのも、この駅だっただろう。

3校追加紹介してもまだ紹介しきれないところだが、そろそろSide-Aのテープが終わりそうなのでして(^^;

次回からはSide-Bへいきます。
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