KCF的徒然草

KouChan's Factory管理人の心の叫びor反省文

楽しい音楽、ってなに?

2007-01-28 22:50:25 | 音楽

 昨日のライブの後、夕食を取りに先輩K氏と焼肉店に行ってきた。

 そのとき、「KouChanの音楽のルーツって何?」という話から、ふたりで1時間半、肉を焼きながら、ほおばりながら議論になった。

 ぼくの音楽のルーツについては、詳細はここでは割愛するが、K先輩はぼくより5つ年上なので、聴いている音楽もテクノ・フュージョンよりも外国のロック、ジャズ。アーティストではチャー(ギタリスト)や、アルフィーだという。

 ぼくはこんな話をしてみた。

 音楽が好きな人ってのは、2種類いると思っている。詞(歌詞)が好きな人と、音が好きな人の2種類、先輩はどっちですか、と。すると、ぼくもK先輩も後者だった。CMで最近、「音楽で涙を流したことがありますか?」というキャッチコピーがあるが、ぼくはこの立場である限り、あり得ないかな、と思っている。

 これは個人的な意見だが、音楽というのは、そこで鳴っている音、楽器の音色とかハーモニーというもの、それは絵や写真で情景とか背景にたとえられる。どんな音が鳴っているか、そこから絵や風景が想像できるか、時には気分を高揚させてくれるか・・・。ぼくの音楽の評価のしかたは、基本的にはこの1点である。「楽しい音」かそうでないか。だからインストの曲の方がほっとする。これに対し、前者の場合は、詞の持つメッセージや、ことばのひとつひとつに共感、同調、感動したり、時には慰められたりする。音や演奏が背景ならば、詞や歌手というのは、その絵のなかで縦横無尽に活躍する物語の主人公になるだろう。演歌や歌舞伎、フォークソングとかを日本人が多く好むことから、じつはこちらの方が圧倒的に多いのではなかろうか。

 K先輩との話に戻る。至る所にいろんな音楽があり、TVやラジオで毎日たくさんの音楽が作られ、世に出され続けているが、10年、あるいは20年後、歌い続けられ、本当に残っていく音楽ってあるのかな?という話になった。今世に流れている音楽、とくに日本のポップスに限った話になるのだが、次々生み出される曲のペースの早さについていくのに苦労する、とK先輩。しかもTVで1クール(約3ヶ月)しか使われなければその曲はどんなによくてもそこで終わってしまう。音楽がもはやビジネスになっているせいなのか、心に残る曲、大ヒットのCDが少ない、とやや悲観的な発言をされた。

 これに対し、ぼくはこんなことを言った。今ヒットしている曲のほとんどは、その1クールで消費され尽くしてしまうから、作る側(音楽家・アーティスト)も、それに対応するよう次々と作って発表していると思う。アーティストが次々ヒット曲を出せるのは、元々曲のストックを100~200曲くらい持っていて、それを少しずつ小出しにしているからではないだろうか?ヒット曲についても、昔はCDの売り上げで100万枚、200万枚売り上げるのは当たり前のことだったが、最近はそこまでCDが売れることはない。もっぱらケータイ電話などのダウンロードサービスで曲を得るひとが増えているから、と思う。ようは音楽という「ソフト」を乗せる媒体(ハード)が、昔のレコードからCD、そしてインターネットへと変わってきているので、一概にCD売上げだけで評価するのは難しいのではないだろうか・・・etc。

お酒が少し入っていたせいか、多少オーバー、飛躍しすぎた内容になってしまった。こんなことをえんえん1時間半、議論していたわけだが、基本的には、ぼくもK先輩も、好きな音楽はほとんど一緒だ、というところでデザートのアイスクリームに舌鼓を打ってお開き。

みなさんはどう考えますか?

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ライブ行って来たよ。

2007-01-27 23:16:18 | 音楽

 矢野沙織のジャズライブ見てきました~。うーむ、よかった。

 ジャズのコンサートってぼくは初めてだけど、全10曲、1曲は最新アルバム「Groovein' High」からの選曲「Speak Low」。2時間弱と、非常にコンパクトにまとまったコンサートだった。ついでに、彼女のCD「02」を買ったため、後で本人との握手会にも参加。近くで見ると結構大柄だなぁ・・・。

 で、今日の反省というか、終演後、一緒に行ったK先輩と話して出た結論。

「彼女が敬愛するチャーリー・パーカーの曲をもっと聴いておくこと」

でした。

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明日はライブだ~

2007-01-26 22:19:44 | 音楽

 えー、明日は(なぜか)秦野へ矢野沙織のライブを見に行きます。例によって、音楽の先輩K氏にさそわれて。

 「矢野沙織って誰?」という方、「報道ステーション」のオープニングやCM前で聴かれる、あのメロディをアルトサックスで演奏している方がそうです。借りているCDを聴いてると、オリジナルばかりでなく、スタンダードジャズやクラシック、中には「浜辺の歌」って、小学生時代、一度は音楽の授業で習った曲なんてのもある。今回は4人のカルテットだそうだが、楽しみだ。

 で、その夜は、BS2にて、先日行って来た「DEPAPEPEライブ」を放映する。収録日を見ると、ぼくが行って来た日と同じ(06年12月21日)。ということは、ひょっとしたら途中で自分が映っているかも・・・。そういえばあの日は、TVカメラいっぱいきていたし、メンバーもたしか「きょうはマスコミがいっぱいきているみたいだ・・・」と話していたし。

そんなわけで、またパワーをもらってきます。

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目が回るぅ~

2007-01-24 22:08:02 | ニュース

 午前中は手配業務、午後は工場(現場)で品証部の助っ人、そして残業時間には開発業務と、同じ会社なのに二足、いや三足くらい草鞋を履いているKouChanです。ホント目が回ります、が、この状況もとりあえずもうすぐ終わります。週末またライブ行くので、それを楽しみに・・・、明日もがんばろ。

 先日、ニュースでも話題になったことですが、宮崎県の県知事選挙で、タレントのそのまんま東氏が当選、知事に就任したとのこと。最初は冗談なのか本当なのか、立候補も宮崎なのか宮城なのかも、よくわかっていなかった。当選のニュースを見て「マジかよ!」って思わず独り言を言ってしまった。

 で、その、そのまんま知事、いや東国原知事(ひがしこくばる、って読むんだって。難しい~)、就任2日目にしてさっそく、県内で起きた鳥インフルエンザ事件に会議に出席したり、現地視察するなど、本当に目の回るような忙しさ。そんな様子をNHKで見たあと、ザッピングすると、「ヘキサゴンII」に出演していたり・・・何なんだ、この人は、って思っちゃいましたよ。

ついでなので、知事のマニフェストも読んでみた。いろいろと政策が書いてあるが、お手並み拝見、といった感じでまずは今起きている鳥の一件を見守ることにしよう。

それにしても、ニュース番組では「そのまんま知事」とは言わないね、さすがに。

・・・言い忘れてましたが、メインサイトもさりげなく更新しました、昨日のことですが。

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続・今更ながらテレビの影響

2007-01-21 01:39:58 | テレビ番組

 前回、納豆品薄の原因は、某情報番組で納豆にダイエット効果があると紹介されたため、と書いたが、これが実は捏造だった、というとんでもない事実が発覚。データの捏造、あるいはデータを測定していなかった、とか、ダイエット後の写真を別人にしたり、と、まぁどこかの誇大広告とさして変わらないことをしていた様子・・・。が、前回も書いたとおり、番組を見ていないので、これ以上はコメントできません。

 ライバル局であるのT○Sのニュース番組は、鬼の首を取ったかのような、勝ち誇った感じでこの事件を報じていたが、その態度にも疑問・・・?

 納豆の件に限らず、テレビからの情報を鵜呑みにせず、いったん立ち止まってよく考えれば、すぐわかることだ、とぼくは思うけどね。納豆食べてるけど、全然痩せないし・・・。

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今更ながらテレビの影響

2007-01-17 21:50:33 | 日記・エッセイ・コラム

 夕方、買い出しのため近くのスーパーへ。行くといつもは大量に置いてある納豆がきょうはひとつもない。これは、ニュースでも話題になっていたが、最近納豆がダイエット効果にいいとTVで紹介された影響で、納豆全体が手に入りにくい状況だという。その番組をぼくは見ていないが。毎朝納豆ご飯を食すぼくとしては、置いていないのはちとさみしい。

 一方、菓子コーナーには、例のF家事件の影響で、同社のクッキーや、ミ○キーなどがみんななくなり、空いたスペースにお詫びのチラシが貼ってあった。きょうもTVのニュースを見ていると、ブランドが大きい(有名な)せいか、その批判、風当たりは非常に強いと感じた。ふつうの主婦が「恐ろしい、もう信じられません!」などと半ばヒステリックに街頭インタビューに答えているのを見ていると、この傾向はますます強くなるだろうが、同時に空恐ろしささえ感じた。

 こういうニュース番組などでは、とにかくインパクトのある意見や、番組によってはキャスターの意見、場合によっては思想を流布することがある。それを受ける私たち視聴者は、そんなTVからの情報を真に受けたりせず、一度自分でよく考えてから、行動したり発言したりすべきかと思う。とはいうものの、かくいう自分も、結構人の意見に左右されやすく、そのときの感情のままに発言したり行動したりして、あとで四面楚歌になってしまうことがよくあるわけですので。

 話はここでガラッと変えます。

今回、テレビの影響の話をしてるわけですが、このブログでも以前紹介しましたが、昨年ぼくも「熱中時間」という番組にワンノブゼムで出演しました。放送はBSで9月に、のちに総合でも11月に再放送されたのですが、放送後、ぼくのところに「あんたTVに出てたでしょ」というメールや指摘をいただきました。放送までは黙っていたのでしたが、見てる人は見てるんだなぁ・・・。

 と思ったら、同じ番組に、同じ会社の方が以前出演していた、という話を後で聞いて、こちらがビックリ。なんでもその方、バスの停車ボタン(「次止まります」って書いてあるボタン)を集めているんだそうで、ぼくはその放送は見ていないんですが・・・。

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牛乳の賞味期限

2007-01-15 00:40:41 | ニュース

 ひさびさに最近のニュースからネタを。

 某F家が、製品である洋菓子に期限切れの牛乳を使用・販売したうえ、その事実を隠蔽したという、とんでもない事件について。じつは3ヶ月ほど前に事実が分かっていたそうだが、年末、クリスマス商戦に影響を与えかねないと、公表を遅らせていたという。また、原料の牛乳については、従業員が匂いをかいで使えるか使えないかを判断していたらしい。「このくらいなら大丈夫」という軽い判断をしたのかもしれない。

 牛乳の賞味期限は、結構長いようで短いとも思える。だいたい買って1週間前後が賞味期限になっている。ぼくの場合、毎朝1杯必ず牛乳を飲むので、週に2回は買っているが、たまに1週間ほど冷蔵庫においてしまうこともある。今の冬の時期は部屋も冷蔵庫も涼しいので、匂いは気にならない。飲んでもお腹を壊すこともない。が、夏場はもうダメ。1週間どころか、3日も置いていたら、たとえ冷蔵庫の中であろうと匂いがきつくなる。だから、そうなる前に早く飲みきってしまう。あとは、買いだめをしない。とりあえずこれは心掛けている。

 昔、冷蔵庫に牛乳入れていたら、2日後、見事にヨーグルトになっていたことがある。いくらぼくがヨーグルト好きだからといっても、さすがにこれは食べられず、泣く泣く全部流しに捨ててしまった。

 F家からは話がだいぶそれてしまったので、軌道修正をすると、今ほど「安全」に敏感な時代はないと思っている。まして、人間の生命に関わる「食」についてはなおさらだ。Y印の二の舞になる、と社内で既にわかっていたなら、なぜその時点で操業をすべて停止しなかったのか?操業を止め、安全確認をしておけば、ここまで騒ぎが大きくもならず、チェーン店の休業やブランドのイメージダウンまではならなかったと思う。

 このまま、Y印と同じ道を辿らないように、時間がかかっても再建に期待するしかない。

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かえるの子は、やっぱりかえる

2007-01-11 23:39:35 | 日記・エッセイ・コラム

 実家の両親から、正月に撮影した写真が届いた。3回ほど前のブログにも書いたが、今年の正月はめずらしくにぎやかだった、と思っている。

 写真を見ると、自分はやっぱりこの両親の子なんだなぁ、と改めて思ってしまう。普段は全然気づかないけど、写真などで自分を客観視すると、ほとんど父親そっくり。まぁ、20歳過ぎてから、写真を見るたび、薄々感づいてはいたけれど。裏を返せば、自分が年をとるとこうなるんだなぁ、というのもわかってしまうわけで。

 父親に似た、というより、ちょっとずり落ちそうな眼鏡顔から、昔「たんけんぼくのまち」という某教育番組に出ていた「チョーさん」を思い出してしまった。鼻が低く、眼鏡がすぐに下がってしまうものだから、そう見えちゃうんだよなぁ。

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いきなり「ぷちっ」

2007-01-09 23:45:41 | インポート

 年明けの仕事は年末以上に忙しい。まして年始のスタートダッシュ直後に熱出してダウンしたあとはなおさら。

 朝一から「部品の手配がないぞ、どうなってんだ!」とお叱りメールがきていきなり「プチ」反省(使い方間違ってるぞ)。

 で、電話で打ち合わせの最中、突然「ぷちっ」。電話はおろか、すべての電気が消えてしまった。PCでバックアップしていたデータやサーバーもダウンしてしまい、しばらく職場全体がパニック状態に。数十秒ほどで無事に復旧したが、後で社内放送を聞くと、なんでも箱根にある送電線が短絡(ショート)してしまい、工場全体が一時停電状態になってしまったとのこと。やれやれ・・・。

 仕事は当然夕方には終わるわけもなく、まして前日風邪で休んでいたこともあり、その遅れを取り戻そうとしていたとき、本社から電話。「悪いんだけど今から部品手配お願いできないかな~」と、何とも軽い口調。しかもよく見たら納期までどう考えても間に合わない・・・。普通の人ならたいていここで「ぷちっ」と軽くキレるかもしれないだが、そこはグッと飲み込む。

・・とまぁ、ぷちっとすぐキレるのは人としてもよくないが、仕事をそつなくこなせる、キレる頭脳はほしい、という、結局何がいいたかったかも自分でもよくわかってないまま今日はしゅ(ぷちっ)。 

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はじめての「ちくっ」

2007-01-06 21:58:48 | 日記・エッセイ・コラム

 昨日は仕事始めでした。

 午前中は何ともなかったのですが、午後にはいるとどうも手先、足先が冷えてきたみたい。ちょっと気にしていたが、そのまま仕事を続けていたら、頭がくらくら・・・。ただ、これは最近よくあることなので大したことではないな、と思っていた。それにその日は病院(耳鼻科)に行く予定もあるし・・・。

 それが、とんでもない事態の始まりだとは、全く想像がつかなかった。

 仕事を定時で終えたあたりから、体全体がぼーっとしてきた。病院へ行き、体温を測ったところ、38.5℃・・・。風邪かインフルエンザか、それともそれ以外の病気か?たった半日で急に発熱なんて・・・。麻酔してもらい、鼻の穴からファイバー線を入れられる。鼻の穴も喉も真っ赤だという。

 幸い、インフルエンザではなかったようで、ふつうの風邪だとのことだが、医師がその直後に一言、「じゃあ、点滴やりましょうか?」。えっ、何ですと?

 というわけで、病院の別室にあるベッドに横になり、生まれて初めて点滴をすることに・・・。よほどの重病人がするものと思いこんでいたから、いったいどんな感じなのだろう。左腕には点滴用の注射針とテープで固定されている。半ば朦朧とした状態のなか、約30分、黙って点滴が滴り落ちるのをずっとみていた。

 点滴を打ってもらっても、当然熱がすぐに下がったわけではない。大量の処方箋をもらい、寒空の中、とぼとぼと帰宅する。時刻は夜中の10時を回っていた。一刻も早く食事をとり、睡眠をとりたい、そんなことしか考えられなかった。

 で、今朝、無事熱は下がったけれど、まだ少しぼーっとするので、会社には休暇を出し、おとなしく過ごしてました(といっても、ほとんどは食事か寝ていただけなのだが)。

 年始のスタートダッシュで今年もコケた(?)KouChanでありました。この連休で何とか体力を回復せねば。 

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