サッカーW杯、パラグアイの前に青きサムライ散る・・・。決着がPK戦だっただけに、よけい悔しかったに違いない。
決勝トーナメントに勝ち進んだことそのものが金字塔だっただけに、あわよくば当初の目的どおりベスト4も・・・なんて騒いでいたこの数日間の余韻はまだしばらく続きそうですね。
毎試合、岡ちゃん、選手たち、そして深夜にもかかわらず熱烈な応援をされた方、ほんとうにお疲れ様でした。これで、下馬評のヒドさはもう完全に払拭されたでしょうね。
しかし、今回これほど熱くなったのは、日本がはじめて勝利したり、強豪を破って決勝Tへ勝ち進んだだけではないような気がする。どことなく、政治も経済も、生活全体にも閉塞感漂い、押しつぶれそうな今の日本に風穴を開けてくれた、そんな彼らならもっとやってくれるに違いない、そんな期待感が試合を重ねていくごとに強くなり、予選リーグ最終戦でデンマークを3-1で破ったことでそのピークを迎える。その後のことは最初にも書いたし、みなさんご承知の通りなのでかさねて書きません。
なんとなくだけど、今回の雰囲気は、戦後の「前畑がんばれ」に近いのかもしれない・・・もちろん、その時代を経験しているわけではないですけど。
胸張って帰国する彼らを温かく迎えましょう!