前回のブログで、「新潟へ行く、仕事じゃないよ」と書いた。鉄関係の友人がこれを読んだら、だいたい何するか予測されそうな感じだが、仰るとおりですの行動をしてきたので、今から白状(?)しようかと思う。
Top Photo にも写真載せましたが、夏に乗車してきた「SLばんえつ」をもう一度見たくて、ただそれだけのために行って来ました。この時期は「SLクリスマストレイン」として運転しているだけでなく、機関車である「C57」は、かの「門デフ」仕様。これは絶対見なくては。去年までのぼくなら、なにをばかばかしい、と一笑に付していただろうけど。
20日の土曜日、新幹線を乗り継ぎ、新潟へ。接続する東京で乗車予定の「とき」を待っていると、彼方からまた見慣れぬ列車が。白い車体に窓回り緑の列車・・・。まさかとは思ったが、復元塗装の200系新幹線を見ることができるなんて!きっといいことがありそうだ・・・と勝手に思う。
(旧塗装復元列車ではない)200系「とき」で2時間、日もとっぷりと暮れ、少し肌寒い(これでも暖かい方)中、新潟駅のホームに立っていた。この7番線ホームにあのSLが入ってくる。30分くらい前からいたけれど、ホームには既にカメラ片手にした人、親子連れも含め何人もいた。7時になった。「SLトレインは約5分ほど遅れて到着・・・」ホントにこちらをやきもきさせてくれる。
そして5分後。
遠くから近づいてくる2つのランプ。真ん中の電飾がキラキラ点滅している。貴婦人こと「C57」牽引のクリスマストレインが、音を立てずに到着。こんどは間違いなく門デフ仕様だ!(ここからは写真を見ながら読んだ方がよろしいかと)この機関車の現役時代は門デフ姿になったことがないとはいえ、やっぱり似合っている。元々持っている細身のボイラーに、門デフによる軽快さが加わり、よりスマートに見えるからか。ホントに美しい。C57にファンが多いのもなるほどと思う。
20~30分しかない時間だったが、楽しいひとときだった。列車は、別の機関車に牽引され、ねぐらの新津へ帰っていった。
ありがとう、またあしたね(今回のブログ、何となくだが、元プロ野球選手の屋鋪要さんの文章にも似ているような・・・)。
そうそう、もうひとつ良いことが・・・!夕食に寄った寿司屋で頼んだ「ぶり大根」がとてつもなく絶品だった~。