みなとみらい線が開業し、東急東横線と直通運転を始めてから、明日でちょうど10年です。
その10年前のきょうの話を書きます。2004年1月31日は土曜日でした。
前日の2004年1月30日、惜しまれながら横浜~桜木町間が廃止。
しかし、みなとみらい線開業は翌々日の2月1日。で、その狭間の1月31日の東横線は、
渋谷~横浜間の運転でした。なので、下り列車の行先がみな「横浜」。
9000系、8590系がガンガン走ってました。
地上時代は完全な中間駅だったから、当時は「横浜」行きが見られるなんて思ってもいなかった。
横浜駅の地下ホームはこの日から開始された。
みなとみらい線は、開業前なので、駅名(新高島)が隠されている。もちろんまだ駅ナンバリングもない。
列車は乗客を降ろした後、回送になって、元町中華街方面へ走り去っていく。乗務員習熟も兼ねていたらしい。
地上に出て、横須賀線ホームから、前日まで使われた横浜駅ホームを写した。
ホームはその後数年間、そのままの状態で残っていたが、横須賀線(湘南新宿ライン)のホームが拡幅する前に壊された。そして、その背後にあるビルも、つい最近解体され、なくなってしまった。
翌日の2月1日、みなとみらい線が開業。
この日もカメラ持って乗りに行ったり、中華街に立ち寄ったりしたのだが、日曜日だったこともあり、街を挙げてのあまりの盛り上がりぶりに困惑し、おまけにダイヤも乱れまくった・・・という珍しく印象深い1日でしたが、その話は今回書きません。
区間廃止と新線開業の間の、今思えば奇妙な1日だったと思う。それにしても、昔撮った写真を引っ張り出してブログネタにしてしまうことが最近増えたなぁ。