ぼくが子どものころは、こういう施設が近くになかった。使われなくなった乗り物が保存されている公園がある、ということは知っていたけれど、ほとんど行かなかった。
交通公園のいいところは、「遊びながら社会のルールを学べる」ことだと思っている。学校で授業受けるだけではなかなか身に付かないことも、遊びを通して体験できることはうらやましいことだと思う。
似たようなもので、「自動車教習所」というのがあるが、対象が全然違う。
交通公園のことは、次回書くことにして、今回は、その公園に保存されている機関車電車その他、遊戯物と化した乗り物を見て回ってきた、その報告をば。以下(1)から(4)の順に回ってきました。
(1)城北公園(東京都板橋区)
都営三田線の蓮根駅から歩いて5分ほど、団地を通り抜けたところにある。
こちらには、東武鉄道のコッペルと
D51および都営バスが保存。月曜日で施錠されていたため、柵の外から撮影。
今回は、このコッペルを見に行くのが目的だった。(よってそれ以降は全部オマケ・・・?)理由は・・・模型やってる人ならだいたい察しはつくと思いますが。
線路が数メートル伸びているが、ちょっとでも走らせようと当時は考えてたのだろうか?
(2)板橋(交通)公園(東京都板橋区)
東武東上線の大山駅(!)降りて、ハッピーロードの商店街を抜け、国道を横断して少し歩いたところにある。
こちらは都電7500型と、都バスが1台。
こちらも施錠されてたので、柵外から撮影。
(1)(2)は、過去1度ずつ訪れたことがあるが、特に(2)では、屋根がなく雨ざらしのせいか、以前より状態が悪くなっているように見える。
(3)東品川公園(東京都品川区)
こんどは一気に南下して、京急本線の「新馬場」で下車。
歩いて10分足らずのところにある。
ここには、ピッツバーグ製の蒸気機関車7号が保存。
どこかで見たことある社紋からわかるように、元西武鉄道に在籍していた。
(4)萩中児童公園(東京都大田区)
京急空港線の大鳥居駅からこれもあるいて数分(約300メートル)のところにある。
これまでの公園よりも大きく、また最近整備されたようで非常にきれいな印象を持った。
こちらには、東武鉄道の34号機ピーコックと、都電7000型、とこんなものまで。
他に、消防車、トラックがあり、それぞれ、交通安全の教材として一役買っている様子。
トラックの前に自転車乗った少年のボードが。運転手の死角になりやすい場所だということを伝えている。
でもモーターボートは、保存されている意図がよくわからない・・・?
次回につづく。