Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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最終組立てVer.17

2015-12-20 21:44:07 | Osca Dromos Zagato
今朝もかなり早い出勤でして6時には出ていましたね。
午後7時半まで仕事をしていましたので13時間と30分の勤務でした(ウ~ン会社員なら長時間労働でやられてしまいますね~笑)
出勤した時は今日は寒いな~と思っていましたが、その時はまだ暗かったのでわからなかったのですが芝生の上とか真っ白でして何だ!?と思って良く見ますと霜が降りていたのです。
まだ完全に夜があけ切っていないので薄暗いのですが芝生が白くなっていました。
まあ12月も後10日程ですから普通の年ならなんら不思議な事も無いのですが今年は暖冬で始めての霜でしたからちょっと驚きました。


今日は朝出勤してから昨日の分を更新しておきました、詳細は本日朝更新したエントリーに書いていますからここでは繰り返しません。
この辺りで今日の製作を始めましょう。
今日はサイドウインドウの枠からです。
この枠ですがアルミの金属地を生かした物にしようと思っていますので0.5mmのアルミ板を切り出します。
形はいつもの様にマスキングテープを貼ってから型取りをいたしますが、曲面にマスキングテープを貼る訳ですから完全な形に型取り出来る訳では有りませんので少し大きめにしておくのが良いですね。
一応左右で形状のズレが有ると良くないので別々に型取りをいたしました。
が左右のアルミ板を切り出してから左右を一対にして瞬間接着剤で貼り合わせてみますと誤差の範囲しか違いが無かったので左右同じ物でも問題が無かったかもしれませんね。

矢坊主で叩いたりペンチで曲げたりしてボディに合わせます。
そして形状が十分に馴染んだらデバイダーを使ってガラスを入れる為のケガキ線を入れます。
またフロントウインドウにつながる辺はエッジを薄く仕上げておきますと見た目が良くなりますね。

ケガキ線の内側に1カ所だけドリルで穴を開けまして糸鋸を通してからウインドウのガラスが付く穴を開けます。

ボディに合わせてみますと形状が整った事が理解出来ますから次は表面仕上げです。
目の細かなペーパー(800番程度)で磨いてから次はスチールウールの目の細かな物を使いまして磨きます。
これでかなりピカピカになります。

次は昨日切り出しておいたフロントウインドウの脇の部分を塗装します。
一辺づつマスキングテープを貼りましてその外側を塗っておきます。

リアウインドウはちょっと複雑です。
アルミのロールバーの部分を取り付けてから
その後ろの部分に少しだけ裏からブラックに塗った部分が見えます。
但しアルミのロールバーの端と同じ寸法で塗ってありますからこの塗り分けが平行に決まっていないと格好悪いですね。
その為にこの当たりの部品を一度仮組してから塗装の見切りの部分に表側からマスキングテープを貼っておきます。

裏側を塗ってからボディにガラスを装着しましてアルミのロールバーの部品を装着する事に致しました。

最終組立てVer.16

2015-12-20 08:32:22 | Osca Dromos Zagato
昨日はOscaの更新をしなかった・・・正確には出来なかったのですが・・・。
理由ですか?
まー実にバカな事でしてボケが入ったのか?・・・と

実は一日の制作を終えるとカメラからPCに画像を取り込みまして、サイズをブログ用に縮小しブログの画像ファイルに入れてから帰宅するのですが、画像ファイルに入れずに帰ってしまったのです。
帰ってから夕食、入浴、更新の順番なのですが更新しようと編集画面を出しても画像が無い・・・夕食の時にビールを飲んでしまったからもうアトリエまで行けないし・・・。
幸いな事に昨日の朝117クーペのホイールの記事を更新していたので何も更新無しという最悪の事態は回避されましたが・・・ダメですね~!
昨日はCafeの予約の為に朝5時30分出勤だったのでちょっと疲れていたかな??
今日も5時30分起床で6時過ぎにはアトリエに来ていました・・・これで夜8時まで仕事をしますと結構疲れます(笑)
明日からは通常の勤務体制に戻るはず・・・です。

さて昨日の更新をしておきましょう
ヘッドライトとリアのランプカバーは全て完了していますから今日からはウインドウ関係ですね。
ウインドウガラスとアルミ製の枠を作ってゆきます。
まずは肩ならしにリアウインドウから切り出してゆきます。
これもおおまかに切ってからボディに当てておいてマジックで下書き・・・と言うのは同じ事ですね。
それを鋏でカットします
ここで気が付いた(遅!)
良く切れる鋏で切りたかったので先日購入したトライツールの新しい鋏を使っていますが切れ味は良いのになぜか切り難い・・・
理由がわかりますか?

新しいトライツールの鋏は鋏の刃物の部分が黒いテフロン加工(?)がしてあるのです。
これはマスキングテープなど粘着質のテープなどを切る場合に粘着成分が鋏についてしまうのを防ぐ為でしてタミヤのデカール用の鋏などにも加工されています、ですが古いトライツールの鋏にはこの加工が無いのでメッキになっているのです。
アウトラインを書いたマジックは黒だったのでこの鋏の黒にかぶってしまってカットラインが非常に見難かったのです。
ちなみに曲線鋏はテフロン加工がしていない物だったのでこんな感じによく見えます・・・

こんな微妙な事ですが数が4台分となりますと結構な時間になりますから少しづつの時間ロスが大きな物になってくるのですね。

次はフロントガラスです。
このフロントガラスはリアに比べて合わせなければならない面が2辺多いので時間がかかります。
そして1枚目のウインドは何も目印がない所からの切り出しなのでかなり時間がかかります・・・いつもの様にボディに当てておいて外側からマジックで書き込みまして・・・カットします。
そして何十分か掛けて削って合わせます。
この時少し小さめにしておくのがポイントかな~そうなんです最初の一枚はきちんと合わせる所から少し小さくなる様に削るんです・・・

理由はこれです・・・
2つ目のウインドウの上側にマスキングテープで貼付けておきましてマジックでカットラインをいれておきます。
少し小さめにしておくのはマジックの線が丁度の大きさになる様になんです・・・。

ですからここから作るのが作品のウインドウに使う物です。
つまり最初の一枚は作品には使わないのです・・・ガイド用という事ですね。
4台分合わせる為にはこのやり方の方が効率的なんです。

それでもやり直しをしないといけ無い事も有ります。
このウインドウですがバキュームをする時に何かゴミが付いたらしくプツッと表面が盛り上がった物が有りますね。
これは使えません・・・

もう一度バキュームから・・・
こんな時にバキューム型が有りますと何度でも作れますから楽ですね。
キットの中に入っていた物がたまたまこんな部品だったら型を作る所から始めなければなりません・・・

次に作りますのは
リアウインドウの前側に有るアルミ地のロールバーの部分ですね。
ここは元の完成品ではシルバーで塗っただけの物でした、これではポイントになる部分でもありますのでアルミの金属地を生かした仕上げにしたいと思います。
まあ最初の時点でこの部分を削り取ってしまっていますのでもう塗装表現には戻れませんからね~
アルミ板を叩いています。

塗装したボディに当てて整形をする訳にはゆきません、傷が付いてしまいますからね~。
予備のボディを持ち出してきましてそれに合わせて整形しています。
これなら大丈夫ですよね~いくつか予備が有って良かったです。

基本的に同じボディなので予備ボディで整形した物を塗装済の物に装着しても何の違和感も無いです・・・