Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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今日の修理は・・・肩が凝ります(笑)

2022-08-19 21:33:12 | ミニカー修理

本日の山陰は天気は良かったですが、気温は低めだったかも知れません。
と言うのも、朝5時ごろに1度目が覚めるのですが今日は寒くて目が覚めたのです・・・。
数日前までは暑くて目が覚めていたのにね。

エアコンを切って窓を開けますと過ごしやすい風がありましてね・・・。

出勤してからもオクラは毎日の収穫物件ですからきちんと収穫します。
そしてついでに茄子を収穫しまして・・・
畑の草刈りも始めてしまいまして、畑側の草刈りを終了いたしました
まあ少しでも草刈りを進めておかないと来週はまた病院通いが待っています。

厨房係を無事に済ましてから本業を開始します。

今日は少し大変な修理を始めます。
これって結構大変なんですよね。

問題の場所はルーフの上の傷、リアスポイラーのステーの破損、左右のドアミラーの破損、アンテナの破損と・・・
盛りだくさんですね(笑)

傷の部分から修理します。

まずは黒い部分を筆でタッチアップです。
このFのマーキングの部分ですが一般的なデカールではなくタンポ印刷で作られている様なのです。
補修の場合、普通はエアブラシを使うと思われるかも知れませんが・・・この傷の部分は若干凹んでいます。
またエアブラシを使いますとマスキングが必要になりますがタンポ印刷の中にはマスキングテープで剥がれてしまうものもありまして・・・ベッタリとマスキングテープを貼ってしまうわけにもゆかないのです。
表面の凹凸による反射を考えなかったら・・・黒い部分は十分補修完了ですね。
もう傷はわからないのです。

つづいて補修しましたが・・・
どこを補修したのかわからないかもしれませんね。
上の写真と比較して頂くとよくわかるかもしれませんね。
上の写真ではFの部分に塗装の剥がれがあって白く縦に傷があるのがわかりますでしょうか?
それを補修してみました・・・。

下の写真ではほとんどわからないのではないかと思いますが・・・。

補修はエアブラシを使っていません。
と言うのもエアブラシで周囲を塗りますと元あった塗装に被ってしまう恐れがありまして被ってしまうとその周囲が濃くなってしまうのです。

タッチアップは細めの面相筆でポツポツと叩くように補修しました。

この「F」の部分はタンポ印刷でブラックの塗料を細かな点で濃淡を再現していますので普通通りにベタ〜っと塗ってしまいますと違和感が残るのです。
こんな場合はブラックではなくグレーの点で再現すると上手く補修できます。
それも少しづつ濃くしていってバランスを取る事が大事ですね。

続いてブルーの部分を補修します。
このブルーはガイヤノーツの何とかブルー(忘れました・・・笑)と少しホワイトを入れて調整しますとピッタリとしたカラーになりますね。
黒い部分に点々と白い部分があるのは表面の反射です。
実際に白い塗料が付いているわけではありません(笑)

表面はこのように凹凸があるのがわかりますよね(笑)
最初は気にしてはいけませんよ・・・

ここからはマスキングしてエアブラシでの塗装をします・・・
まずはマスキングです。
マスキングテープは長時間貼ったままにしない事とできるだけタンポ印刷の上には貼らないことが注意点ですね。
「F」の部分にまだ光った部分がありますから凹凸がついたままであることがご理解いただけますでしょうか?

エアブラシで1度目のラッカークリアーを塗りました。
一度に厚塗りをするのではなく薄らと何回か塗る・・・と言うのが失敗を防ぐコツです。

乾きますとまた凹凸が見えてきますので中研ぎをします。
2000番でサラッと表面と削る感じですね。

2度目のクリアーを塗ってからマスキングテープを剥がしたところが下の写真です。
いかがでしょうか?

もうほとんどわからなくなりました。
この場合クリアーの厚みをつけたくないので(元々がタンポ印刷ですから)ラッカークリアーを使っております。

明日はリアウイングとドアミラーとアンテナの修理をいたします。