Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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ファンネルを持ち上げる加工をします

2012-11-08 17:26:35 | Wolf-Ford WR5 1978
昨日、ファンネルの位置が低過ぎる問題が発覚したWR-5ですが、まあこんな事も有りますのでファンネルの差し込みピンを長くしておいて良かったでしょ!?最初からわかっていたから差し込みのピンを長くしていたんじゃないかって?いやいや本当に気が付いてなかったんですよ。
しかも差し込みのピンは外径が0.8mmですからもうワンサイズ太くしていたらこの上のサイズのアルミパイプが無い所でした。
サイズが無かったら旋盤で挽かなければならない所でした。
スライドバルブの下側のスペーサーを作ります、厚みは1.0mm程で良いですね。
内径が0.8mm外径が1.2mmのアルミパイプを素材に致します。

同じ寸法にスペーサーを加工しなければならないのでいつものカミムラさんの方法を使います。
1.0mmのプラ板を用意して1.2mmの穴を開けておきアルミパイプを差し込みます。

この時に注意をしたいのは出来るだけ両面を削る事ですね。
片面だけ削ると寸法が奇麗に揃わない場合が出て来ます、寸法がまちまちではファンネルの高さがバラバラになりますからね~見た目が非常に良くないですからね。


厚みが均一に削れたらプラ板から外さずに中心の穴を0.82mmのキリでさらいますと具合が良いですね。
穴の寸法は0.8mmでも良いのですがクリアランスが無いと組み立て難くなる場合も有りますから・・・安売りのドリルセットの物で十分なので少しだけ大きめの穴にしておきます。


ピンセットの先でつまんでいる部分のすぐ上側がスペーサーですねこれだけ上に持ち上がる訳です。
スライドバルブを挟んでいるとスペーサーもファンネルの一部に見えていますよね。

エンジンに取り付けて見るとこんなに上に上がりました。
手前側はスペーサーで上がっています、その向こう側の右バンクのファンネルはまだ上がっていませんから高さの違いがかなり出ていますね。

両方とも1.0mm程かさ上げを致しました、これなら良いですね。

ボディカウルを取り付けても干渉無しで収まります。



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