タイトルに有る通り昨日までは結構早めに更新をかけておりましたが本日は遅くなってしまいました・・・理由はそれだけ大きな問題が有ったということですね。
実は更新が遅くなったのは大きなやり直しが有ったのです。
それも一番強度が無い部分で一番やり難い事をしなければならなくなってしまったのです。
なぜならばこの車のこの車たる所以の部分・・・当時は犬小屋と称されていたコクピット前のオイルクーラーの部分をやり直しする事にいたしました。
ご依頼者の方から送って頂いた画像や自分で調べた画像をもう一度再調査したらオイルクーラーのアウトレットの部分の形状が間違っていた事がわかりました。
確かに当初からこの部分に何やら造形物が有る事はわかっていたのですが黒っぽいボディカラーである事や当時マフィルム式のカメラで撮影された物で感度も悪かったのかこの部分の形状がよくわからなかったんです。
まずこの部分をスッパリと切り取りました。
切り取りはリューターにダイヤモンドカッターを付けた物です。
糸鋸で切れなかったのは下の縁に真鍮線が仕込んでありますしメタルは極薄に削ってあるから無理な力をちょっとでも入れれば変形してしまいボディとの合わせが全く意味の無い物になるからですね。
しかしこの時点でここを切るのはなかなか勇気が要りますね(笑)
ボディに取り付けて位置関係を確認致します、この切った部分は本来下側のボディ側に付いている物でしてコクピットカウルにはこの様に大穴が空いていた物と思われます。
それとこの大穴の前側、つまりサスペンションのダンパーの上側に丸いえぐりが付いていましてそれも再現しておきました。
このえぐりは奥に壁が付いており走行風がコクピット内に入らない様に配慮してあります。
切り取ったコクピットカバーの中側を加工しなければいけませんがとりあえずこの部分の分解をしないと話しが前に進みませんからフロントロールバーの部分をアセトンで分解致します。
オイルクーラーを通った空気は裏側に抜けて両サイドに振り分けたダクトを伝わって外に排気されますのでそのダクトをとり付けてみました。
まだまだ細かな加工は必要ですが・・・とりあえずこんな感じでしょうか!?
外して小加工致します。そのまま外してみるとこんな感じの形状になります。
細かな部分が多いのですが強度上ハンダ付けの方が良いのでなるべくハンダで組みます。まずはダクトの下側を作ります。
ボディに取り付けるとこんな感じなのです。
この部分はカウルを外してもボディ側に残っている事になりますね。
カウルを付けると少し吹き出し口が斜めになったくらいで大きな印象の変化は無いですね。
これでボディ全体が黒に近い色ですと形状がわかり難いのもわかりますね。
切り取ったスリットの上側を少し塞ぎます。
これは強度アップの為も有りますので不自然にならない程度ですが・・・。
この部分に真鍮線を埋めて曲がり難くする意味も有りますね、有ると無しでは随分感じが違いますね。
アウトレットの前側のフィンも付けておきます。
今まではこのフィンはカウルの方についているという解釈でしたが実車のカウルの無い画像を見てみるとこの部分のフィンがボディに残っているのがわかります。
正面からの拡大写真を見た場合にはこのフィンの取り付けの部分が2重になって見えているのはこのせいでしょう。
カウルを被せればこの様に今まで通りに見えて来ます。本来はこのフィンの後ろ側に空間が残っていてそこから熱気が吹き出すのですが1/43の模型ではここに空間を残す事が出来ないくらい寸法がミニマムでしてそれらしい感じという事でご理解頂きたいですね。
ここまで加工して来ましたがアウトレットはまずまず実車通りの構成になったと思いますがオイルクーラーが寸法が厳しい事や各部分の煮詰めがまだまだ残っています。
明日も更新が遅くなりそうですね。
そうそう参考資料に取り寄せた248F-1日本GPのプラモデルも届きました。
タメオのキットも到着していますのでこれから比較検討をしなければなりません。
今度は641/2の製作号希望が来ました300番台の方のキットなので基本的には十分素組で見られる物になると思います。新しいキットはF187も新しいキットを作った事が有りますがあれも良く考証されていて良かったですからね。
10月に製作オーダー受付を再開してから色々なご相談を頂く事が多くて完成した数よりもご依頼を頂く数の方が完全に多くなっています、また沈没しそうですね(笑)
そうそうしている間にも本日レクサスLF-A1/18の小改造のご依頼品が届きました。
こちらは完全な製作では無く内装や外装の小加工がご希望のようです。
実は更新が遅くなったのは大きなやり直しが有ったのです。
それも一番強度が無い部分で一番やり難い事をしなければならなくなってしまったのです。
なぜならばこの車のこの車たる所以の部分・・・当時は犬小屋と称されていたコクピット前のオイルクーラーの部分をやり直しする事にいたしました。
ご依頼者の方から送って頂いた画像や自分で調べた画像をもう一度再調査したらオイルクーラーのアウトレットの部分の形状が間違っていた事がわかりました。
確かに当初からこの部分に何やら造形物が有る事はわかっていたのですが黒っぽいボディカラーである事や当時マフィルム式のカメラで撮影された物で感度も悪かったのかこの部分の形状がよくわからなかったんです。
まずこの部分をスッパリと切り取りました。
切り取りはリューターにダイヤモンドカッターを付けた物です。
糸鋸で切れなかったのは下の縁に真鍮線が仕込んでありますしメタルは極薄に削ってあるから無理な力をちょっとでも入れれば変形してしまいボディとの合わせが全く意味の無い物になるからですね。
しかしこの時点でここを切るのはなかなか勇気が要りますね(笑)
ボディに取り付けて位置関係を確認致します、この切った部分は本来下側のボディ側に付いている物でしてコクピットカウルにはこの様に大穴が空いていた物と思われます。
それとこの大穴の前側、つまりサスペンションのダンパーの上側に丸いえぐりが付いていましてそれも再現しておきました。
このえぐりは奥に壁が付いており走行風がコクピット内に入らない様に配慮してあります。
切り取ったコクピットカバーの中側を加工しなければいけませんがとりあえずこの部分の分解をしないと話しが前に進みませんからフロントロールバーの部分をアセトンで分解致します。
オイルクーラーを通った空気は裏側に抜けて両サイドに振り分けたダクトを伝わって外に排気されますのでそのダクトをとり付けてみました。
まだまだ細かな加工は必要ですが・・・とりあえずこんな感じでしょうか!?
外して小加工致します。そのまま外してみるとこんな感じの形状になります。
細かな部分が多いのですが強度上ハンダ付けの方が良いのでなるべくハンダで組みます。まずはダクトの下側を作ります。
ボディに取り付けるとこんな感じなのです。
この部分はカウルを外してもボディ側に残っている事になりますね。
カウルを付けると少し吹き出し口が斜めになったくらいで大きな印象の変化は無いですね。
これでボディ全体が黒に近い色ですと形状がわかり難いのもわかりますね。
切り取ったスリットの上側を少し塞ぎます。
これは強度アップの為も有りますので不自然にならない程度ですが・・・。
この部分に真鍮線を埋めて曲がり難くする意味も有りますね、有ると無しでは随分感じが違いますね。
アウトレットの前側のフィンも付けておきます。
今まではこのフィンはカウルの方についているという解釈でしたが実車のカウルの無い画像を見てみるとこの部分のフィンがボディに残っているのがわかります。
正面からの拡大写真を見た場合にはこのフィンの取り付けの部分が2重になって見えているのはこのせいでしょう。
カウルを被せればこの様に今まで通りに見えて来ます。本来はこのフィンの後ろ側に空間が残っていてそこから熱気が吹き出すのですが1/43の模型ではここに空間を残す事が出来ないくらい寸法がミニマムでしてそれらしい感じという事でご理解頂きたいですね。
ここまで加工して来ましたがアウトレットはまずまず実車通りの構成になったと思いますがオイルクーラーが寸法が厳しい事や各部分の煮詰めがまだまだ残っています。
明日も更新が遅くなりそうですね。
そうそう参考資料に取り寄せた248F-1日本GPのプラモデルも届きました。
タメオのキットも到着していますのでこれから比較検討をしなければなりません。
今度は641/2の製作号希望が来ました300番台の方のキットなので基本的には十分素組で見られる物になると思います。新しいキットはF187も新しいキットを作った事が有りますがあれも良く考証されていて良かったですからね。
10月に製作オーダー受付を再開してから色々なご相談を頂く事が多くて完成した数よりもご依頼を頂く数の方が完全に多くなっています、また沈没しそうですね(笑)
そうそうしている間にも本日レクサスLF-A1/18の小改造のご依頼品が届きました。
こちらは完全な製作では無く内装や外装の小加工がご希望のようです。
いやいや、この仮組時点で良かったですよ。
デカールを貼ってからじゃあ何ともならなくなってしまいます。
カウルの方だけの掘り込みとスジ彫りの追加で済まそうかとも思ったのですがカウルを外した時の形状が実車と著しく違ってしまいますのでやり直しを決めました、時間が余分にかかってしまいご依頼者の方にもご迷惑がかかるかもしれません・・・私自身の自己満足も有るのですが・・・。