Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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本日はRossoの休日です

2013-05-15 21:20:19 | Rossoの休日
本日も暑い山陰です。
昨日に比べれば薄雲が広がっていましてお昼頃には結構風もあって風が当たる所では丁度良い気候です。
風が当たらない所では少し暑いかな~。
午前中はタマネギ畑の草取りをしていました。

午後からはコレです・・・
SAアペルタ!

しなければならない事は沢山有りますが・・・ボンネットの凹凸にパテを当てています。
このミニカーはウレタン塗料で塗ってありますので塗膜の上でもパテを盛る事が出来るのです・・・しかしコレが問題になるとは・・・(笑)


ボンネットに何度かパテを入れて削りサフを入れるそして乾燥器に入れて硬化促進を繰り返しますが、いつまで経ってもパテの継ぎ目が残ってしまうのです・・・おかしいな~と思って爪を立ててみるとボディカラーの塗膜が柔らかくなっていて爪が立ってしまいます。

どうやらホットホイールのミニカーを中国で生産する時に硬化剤を入れ忘れている様ですね。
ウレタン塗料は硬化剤を入れなくても固まる事は固まるんですがこの様な場合に上にシンナー分やパテの樹脂分が乗ると塗膜が柔らかくなってしまいそのままでの制作が出来なくなってしまいます。
こんな場合は全て塗料を剥ぎ取ってしまってから作業をする事になります、硬化剤が入っていたらこんな問題は一切ないんですけどね~中国のホットホイールを作っている会社の方はきちんとしてほしいですね。
クレオスのシンナーをウェスに付けて拭き取るだけで塗膜が剥がれて来ます、パテを入れた部分もパテの下に塗料が残っていると再び下地が安定しない可能性が有りますのでパテを掘り起こす様にして剥がしています。
その後軽くペーパーをかけておきます

そして再びポリパテを入れます。
コレで多分大丈夫でしょう。


パテついでにボディサイドのステップの部分を直しておきます。
ボディはGTOなのですがSAアペルタにはリアホイールハウス前側のインテークの部分にGTOでもGTBでもない造形が有りましてここにパテを盛って形状を変更しました。
こんな部分の造形を変える場合はマスキングテープを貼ってパテを盛り硬化までにマスキングを剥がし削ると言う工程を何度か繰り返して峰のある複雑な造形を作る方が良いですね。
べたっと塗ってザックリ削るだけの作業では左右を均等に仕上げる事が難しいのです。

フロントフェンダーの上側に有る峰も2度に分けでマスキングテープを貼りパテを盛る作業で簡単に作る事が出来ます。
峰の場所も検討しながら作業をする事が出来ますから非常に都合が良いですね・・・ちなみに画像はリアのフェンダーです!

さてドアはどれを使いましょうか?
出来れば金属製のGTBの物を使いたいのですが比較するとほんの僅かGTOのドアが大きいのです、見た目には全くわからないんですがね~画像はブラックの物がGTO、タンの内装の物がGTBですね。
ドア本体の素材がGTOはプラ、GTBは本体はダイキャストに内装はプラの組み合わせですが、これは中国流のコストダウンか??
マニアから言わせればここは金属製(ダイキャスト)だろうと思うのですが・・・

どうでも良い事なんですが、ドアの内装を外すとこんな所に漢字が有ります『左』と書いてありますね、中国製である事を証明する部分ですね(笑)

次はトランクを何とかしようと思います。
ボディ側は既にSAアペルタになっていますがそこにGTBのトランクをはめてみるとこんな感じです。
前側を作れば何とかなりそうな・・・

トランクの前側の不要部分を切り離します。
ヒンジ部分はこれを使う事が出来ませんので要らないですね・・・

トランクの前側だけBBR製のSAアペルタから切り出したトランクを取り付けます。
レジンとプラの組み合わせは難しいかな??
こんな場合は接着面を広く取る事を考えれば大丈夫ですね。
まあダメなら他の方法を考えましょう。

表から見るとこんな感じです・・・

さらにボディに取り付けるとこんな感じ・・・もう完全にSAアペルタになっていますね。

この続きは次回のRossoの休日で・・・
ちなみに5月22日はブルーバード納品の為に更新が出来ませんよろしくお願い致します。


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