作家で医師の永井明氏が7月7日に肝臓がんで亡くなりました(当日のページにさかのぼって書いています)。56歳。以前胃がんの手術をしているようなので、転移か再発か、あるいは新しいがんかはわかりません。喫煙者で大酒飲みだったようで、がんのリスクは相当高かったと言わざるをえません。昔、「ボクが医者をやめた理由」という本を読んだことがありましたが、その後は特に愛読者でもなく、少しずつ波長がずれていってました。医師の喫煙率は一般の男女に比べて低いことは確かですが、昔の「古き良き(悪しき)時代」を引きずっている人たちに対して、若干の同情はあるものの、一般の方々にタバコの害を伝えやめさせるべき医師が自らの喫煙習慣を変えようとせず、あまつさえタバコ擁護の論陣を張るなどということは社会的にも人道上も許されることではなく、一般の喫煙者と同じように単純にタバコの被害者であると言い切ることはできません(もちろん、被害者なのですが)。残念です。
理性をも狂わす、ニコチン依存のなせるわざでしょうか。
http://faqs.jmas.co.jp/FAQs/Books-around-Smoking
○「いまどきの生老病死」永井明
所収「たかがタバコとみのがして欲しい」「中国で確認したタバ子への愛」
読者フォーラム July 16, 2004 永井ドクター
追悼 永井ドクター「メディカル漂流記」2004年1月までのバックナンバー
理性をも狂わす、ニコチン依存のなせるわざでしょうか。
http://faqs.jmas.co.jp/FAQs/Books-around-Smoking
○「いまどきの生老病死」永井明
所収「たかがタバコとみのがして欲しい」「中国で確認したタバ子への愛」
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