このグラフはある方の12年間にわたる健診データから、体重(BW)とヘモグロビン(Hb)の変動をプロットしたものです。
2回にわたる運動と節制による体重の減少(1997年、2004年)に伴ってヘモグロビンも減少し、2005年には正常値を大きく下回って貧血になってしまいました。
2006年にかけて鉄剤を内服したのと体重が少し増加したこともあって正常値に戻っていますが、2007年には体重がまた減って再び貧血に逆戻り。
このように、体重とヘモグロビンのカーブは見事に一致していることが一目で見てとれます。
運動は主にウォーキング・ジョギングとエアロバイクで、2003年からは遅いけれども少しずつ走る距離を伸ばしたり各地のマラソン大会に参加するなどされているようです。
このような運動や体重減少(過度のダイエットを含む)に伴う貧血は、中高生の女子や運動選手などにみられることがよくありますが、その要因として、食事からの鉄分摂取不足に加えて、「筋肉内での鉄需要の増加、発汗による鉄の喪失、足底部にかかる強い衝撃による赤血球の破壊などがあげられます。運動習慣のない人が急に激しい運動をした時や、陸上の長距離選手がトレーニングを続けていて、この状態になることがあります。」
・運動と貧血
http://www.tyojyu.or.jp/hp/page000000400/hpg000000341.htm
2006年から2007年にかけて再び大きく減少していますが、最近ドキドキしたり急な動作で耳鳴りがしたり、以前より走るのが苦しくなっていたので、また下がってきたのではないかと感じていたとのことです。
以上、一例報告でした。
2回にわたる運動と節制による体重の減少(1997年、2004年)に伴ってヘモグロビンも減少し、2005年には正常値を大きく下回って貧血になってしまいました。
2006年にかけて鉄剤を内服したのと体重が少し増加したこともあって正常値に戻っていますが、2007年には体重がまた減って再び貧血に逆戻り。
このように、体重とヘモグロビンのカーブは見事に一致していることが一目で見てとれます。
運動は主にウォーキング・ジョギングとエアロバイクで、2003年からは遅いけれども少しずつ走る距離を伸ばしたり各地のマラソン大会に参加するなどされているようです。
このような運動や体重減少(過度のダイエットを含む)に伴う貧血は、中高生の女子や運動選手などにみられることがよくありますが、その要因として、食事からの鉄分摂取不足に加えて、「筋肉内での鉄需要の増加、発汗による鉄の喪失、足底部にかかる強い衝撃による赤血球の破壊などがあげられます。運動習慣のない人が急に激しい運動をした時や、陸上の長距離選手がトレーニングを続けていて、この状態になることがあります。」
・運動と貧血
http://www.tyojyu.or.jp/hp/page000000400/hpg000000341.htm
2006年から2007年にかけて再び大きく減少していますが、最近ドキドキしたり急な動作で耳鳴りがしたり、以前より走るのが苦しくなっていたので、また下がってきたのではないかと感じていたとのことです。
以上、一例報告でした。