踊る小児科医のblog

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マックのスパムメール対策はSpamSieveでOK

2006年09月12日 | NEWS / TOPICS
これだけスパムメールが氾濫してくると、現在のE-mailそのものが崩壊しかかっていると言っても過言ではないでしょう。私もこの春にMacOSXにするまでは、メールソフト(Arena)に自分でスパム用のキーワードなどをコツコツと登録してそれなりに振り分けられていたのですが、現在のGyazMailSpamSieveの組み合わせにして、その手軽さ(何も設定しなくても勝手に学習してくれる)と精度の高さに驚いています。

ともにシェアウェアですが、SpamSieveはGyazMailだけでなくApple Mail, Entourage, Eudora, Outlook Express, PowerMailなどと組み合わせても使えるようですし、毎日使うものですから、スパムの煩わしさから解放されるのに $25 は決して高くないと思います。

“SpamSieve is just incredibly, amazingly accurate; my In box is clean, baby, clean!” ―David Pogue (New York Times)

下記が半年間の統計データですが、「精度 99.7%」ですから1000通あたり3通の見逃しまたは誤検出ということで、ほとんど気にならないレベルの正確さと言えます。さすがにこれ以上はいくら待っても数字は上がらないようですが、問題は見逃しよりも誤検出を如何に少なくするかで、見逃しを減らすために誤検出が増えてしまっては元も子もないので、これくらいで良しとしましょう。(さすがに振り分けられたスパムメールのタイトルを目視して確認してから捨てるという作業だけは人力でやらなくてはいけませんが。)

<SpamSieveの統計データ>
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選別されたメール
正常なメッセージ: 15262 通
スパムメッセージ: 22522 通 (60%)
スパムメッセージ/日: 153 通

SpamSieve の精度
誤検出: 17 通
見逃し: 86 通 (83%)
99.7% の正確さ
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しかし、半年前にはスパムメールが大体半分だったのですが、今では60%以上、1日150通を超えてしまいました。こんな糞メールに騙される馬鹿がいるとは思えないのですが、ネット上を飛び交っている莫大な糞メールを撲滅するためには、メールシステムを根本から変える必要があることは間違いないでしょう。IPアドレスだけでなく、どのPCのどのメールソフトから発信されたメールだという消せない(偽造できない)刻印を持ったメールでないとすべてのメールサーバーで拒絶されるようにすれば確実でしょう。しかも、そのPCやメールソフトは全て登録して一元的に管理されていて、誰が出したか即座に摘発できる。。

恐ろしいですね。政府高官や警察や軍関係者は泣いて喜ぶでしょう。(まあ不可能ですが)
システム破りの新技術もすぐに開発されて元の木阿弥かも。
そう言えば、しばらく前に暗号メールの技術が開発されていましたが、全く普及しないまま話題から消えてしまいました。あれはどうなったんだろう?

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