踊る小児科医のblog

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青森県内で受動喫煙により毎年120人が死亡 喫煙では毎年1000人死亡(推計値)

2011年05月31日 | 禁煙・防煙
■ 喫煙と受動喫煙は最大の死亡原因、最大の環境問題です

 タバコは予防することが可能な最大の死亡原因であり、全世界で毎年600万人近くの命を奪っている人災です。そのうち、500万人以上が現在および過去の喫煙者で、60万人以上(全死亡の約1%)が受動喫煙にさらされた非喫煙者です。しかも、受動喫煙死の4分の1以上は幼い子どもたちに起きています。(2004年推計値:2010年WHO発表)

 これを青森県の人口にあてはめて推計すると、毎年約1000人が喫煙により、約120人が受動喫煙によって死亡している計算になります。この数字は参考値ではありますが、他者が排出する環境有害物質の中で、受動喫煙が飛び抜けて大きな健康被害と死亡を生じていることは間違いなく、一刻も早い対策の実施により「受動喫煙ゼロ」の環境を実現することは政治・行政の義務です。



2011年WHO世界禁煙デーにあたって「深刻化する青森県の受動喫煙防止対策の遅れ」(青森県タバコ問題懇談会)より
http://ameblo.jp/aomori-aa/entry-10908278347.html

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