先日うちにもポスター、チラシ、割引券、招待券が送られてきたのですが、誰にも見せずに捨ててしまいました。何だってこんなの送りつけてくるのかと思ったら、医師会も後援していたのですね。よくみたら、県教委や弘前大学まで後援している。そして主催は東奥日報。この件についてはここでも取り上げておこうと思っていたところ、先日の東奥日報に、ある団体から質問状が届いたというベタ記事が。。(しかもその団体名も質問内容も報道しないという…)
先月末に、青森県医師会から文書が送られてきました。それによると、上部団体である日本医師会では、ある団体(ここでも名前が書かれていないので上記の団体と同じかどうか不明)の抗議があり2年前から後援は行っていなかったのに、それを知らずに県医師会は後援してしまった。ポスター等もできあがっていて今更取り消すことは不可能、今後は気をつけるという内容。。この言い訳もおかしな話で、ポスターができあがっていようが、後援をやめるならやめると言えばいいだけであって、何も不可能ではありません。
批判されている問題点については、下記の「疑問をもつ会」のページなどをご覧いただければと思います。まずこの人体標本(死体)は全て中国人だということ。日本国内ではこのような作業を行うことは禁じられています。すべて生前の遺志による献体だと書かれていますが、その証明を求める質問に答えていないこと(死刑囚ではないかというブラックな噂もありますが真偽は不明)。
また、私が思うに、もし本人の遺志だとしても、多額の謝礼が遺族に支払われたのであれば、見せ物として死体を売ったのと同じことではないか。主催団体(責任者がどこの誰なのかはっきりしない団体)はそれを商売にして儲けているのだから、謝礼が支払われたと考えるのが普通だし、それならば死体売買に他ならないと考えるのが普通でしょう。
宣伝の写真にも紹介されている血管標本、どうやって作るかご存じですか。私も詳しく説明できるほどの知識はありませんが、簡単に言うと、血管に特殊なプラスチックを注入して固め、その後に筋肉や骨を薬品で溶かして洗い流し、プラスチックだけが残るというもの。。
それだけ聞いただけでも生理的にも倫理的にも許せない気持ちになります。
もちろん、私たちは医学生の時に、篤志家による献体を解剖させていただきました。それだけに、亡くなった方の身体を興味本位や商売目的で扱うことには、非常な嫌悪感と危機感を覚え、主催・後援の各団体の常識を疑わざるを得ません。(医療のプロフェッショナルと考えられる医師会にしてこの始末ですから)
これは「妖怪展」とはわけが違います。
行ってはいけません。
「人体の不思議展」に疑問をもつ会
http://sky.geocities.jp/jbpsg355/
中止要望の署名が始まっています。趣旨に賛同いただける方は用紙をダウンロードしてご署名ください。
「人体の不思議展」
http://www.toonippo.co.jp/oshirase/jintai2008/index.html
http://www.jintai.co.jp/index_top.html
先月末に、青森県医師会から文書が送られてきました。それによると、上部団体である日本医師会では、ある団体(ここでも名前が書かれていないので上記の団体と同じかどうか不明)の抗議があり2年前から後援は行っていなかったのに、それを知らずに県医師会は後援してしまった。ポスター等もできあがっていて今更取り消すことは不可能、今後は気をつけるという内容。。この言い訳もおかしな話で、ポスターができあがっていようが、後援をやめるならやめると言えばいいだけであって、何も不可能ではありません。
批判されている問題点については、下記の「疑問をもつ会」のページなどをご覧いただければと思います。まずこの人体標本(死体)は全て中国人だということ。日本国内ではこのような作業を行うことは禁じられています。すべて生前の遺志による献体だと書かれていますが、その証明を求める質問に答えていないこと(死刑囚ではないかというブラックな噂もありますが真偽は不明)。
また、私が思うに、もし本人の遺志だとしても、多額の謝礼が遺族に支払われたのであれば、見せ物として死体を売ったのと同じことではないか。主催団体(責任者がどこの誰なのかはっきりしない団体)はそれを商売にして儲けているのだから、謝礼が支払われたと考えるのが普通だし、それならば死体売買に他ならないと考えるのが普通でしょう。
宣伝の写真にも紹介されている血管標本、どうやって作るかご存じですか。私も詳しく説明できるほどの知識はありませんが、簡単に言うと、血管に特殊なプラスチックを注入して固め、その後に筋肉や骨を薬品で溶かして洗い流し、プラスチックだけが残るというもの。。
それだけ聞いただけでも生理的にも倫理的にも許せない気持ちになります。
もちろん、私たちは医学生の時に、篤志家による献体を解剖させていただきました。それだけに、亡くなった方の身体を興味本位や商売目的で扱うことには、非常な嫌悪感と危機感を覚え、主催・後援の各団体の常識を疑わざるを得ません。(医療のプロフェッショナルと考えられる医師会にしてこの始末ですから)
これは「妖怪展」とはわけが違います。
行ってはいけません。
「人体の不思議展」に疑問をもつ会
http://sky.geocities.jp/jbpsg355/
中止要望の署名が始まっています。趣旨に賛同いただける方は用紙をダウンロードしてご署名ください。
「人体の不思議展」
http://www.toonippo.co.jp/oshirase/jintai2008/index.html
http://www.jintai.co.jp/index_top.html
以前から存在自体は知ってましたし、学術的なものだと思ってました。(部分標本とか)
最近話題なので、いろいろ調べていると、
加工の過程で無理がないのか?特にポージングとか、あと妊婦さんは理解できません。
胎児が体内にいて同時死亡ですよね。
普通、危篤なら母体かどちらかを助けると思うのですが?
あとは調達方法。
チベットやウイグルでの虐殺は有名ですから、標本作成のために選択的に調達したとか…
世間で言われている、死者への冒涜とはまた視点が違いますが(つまり意図的に殺している)
ぞっとしてます。
寝ていたら気が狂いそうなので、こちらを見つけて何か書かないとと思い書きました。駄文お許し下さい。
まずは産科の先生にでも、妊婦さんの標本についての見解を聞いてみたいです。
先生は小児科ですよね。義理の兄もそうなので、ご苦労は承知しているつもりのところお時間をとらせました。
taco2139@excite.co.jp
脳や人体を輪切りにしたもの、胎児の標本等ただただ衝撃的なものばかりでした。
でも当時の私は嫌悪感は抱きませんでした。
人の身体ってすごい、自分の身体はこうなっているんだと驚きと感動の連続だったからです。
今もその気持ちは変わりません。
ありのままの人間の身体を間近に見れたこの貴重な体験は私にとって宝です。
きっと見に行った人たちの中にも貴重な体験だと感じてる人もいるでしょう。
これは単なる見せ物ではないです。
生理的に嫌悪感を抱くから見せ物だ、見てはいけないとレッテルを貼るのは短絡的な考えだと私は思います。
この人間の身体を知るという貴重な体験を生理的嫌悪だの精神的苦痛だの、人権がどうだのと言い掛かりを付けて廃止に追い込むのはどうかと思います。
愛媛でも5月中に開催されており
ご遺体をつかっていると知らないまま 友人に誘われていきました。
「死んでからこんなさらしものになるなんて、考えもしなかっただろうなあ」
加工していて模型みたいにしているのが罪の深いところです。
あれなら最初から模型でいいのに、なぜご遺体を使うのかが かえって理解できませんでした。
生命への敬意、といっても
形だけのものをみせられてもね
生理学的な なんとも巧妙なメカニズムや
心身の一部に病の部分があっても、身体全体を生きる方向に持っていこうという病気のときならではのメカニズムが
本人の預かり利子らぬところでおこる、生命体のそういった健気なところは
あの展示会から何も伝わりません。
その後
開催の背景に なんとも 怪しげな動きがあることを知り
入場料を投じたことを悔いました。
小中学校の理科の時間にきちんと習うことのほうが
よっぽど命のすばらしさが伝わります。
ただ
少なくとも インターネット上では
「感動した」「腰が引けている人ダサい」的なことや
「初めてのデートで行くには失敗」のような感想のほうが量が多いように感じます
(「初めてのデート」に関しては、それこそ相手の見極めができていいと思うのですが)
この展示会に違和感を感じる人は
ネット上の発言でも慎重になりがちで、結果として
「少数派」に見えてしまわないかを危惧します。
署名には協力いたします。
県・美術館だけでなく、東奥日報など報道機関がさかんに宣伝しているのも違和感を覚えます。自らの利益のためには、批判報道も黙殺してしまうのが「マスコミ」だということは、嫌というほど実感させられていますが。。
http://med-legend.com/mt/archives/2004/02/post_193.html
私も倫理的におかしいと思いますので絶対に行きませんし。良く調べもしないで後援するのは問題だと思います。以前にもかなり怪しいとのことで噂になっていた団体です。ほとぼりが冷めたのでまたぞろ出てきたのでしょう。