4回目で完成となりました。
救命ボートはダビッドから前後1本づつのワイヤーで吊るすだけにしようと思っていましたが、箱絵を見ているうちに、滑車を表現してみたくなりました。
都心の帆船模型の専門店に行けば精密なパーツが手に入るのですが、それじゃ面白くないので手元にある材料で考えたところ、小さなビーズ玉があったので、それを使いました。
ビーズ玉2個の間にワイヤーを輪のように通して、瞬着でビーズ玉を固めて丸くするという方法です。
長さの調節が難しかったですが、何とか「それらしい」表現にはなったと自己満足しています。
先週と船尾のロープアンカーには、裁縫用の糸を「タン」で塗った物を巻き付けてロープの雰囲気を出しましたが、ちょっと細すぎました。
乗組員のフィギュアが三人付いていましたので、インストの指定通り塗装して乗せました。
1/108としては良く出来たフィギュアです。
船長は2階のデッキに立ってもらいました。
役割不明の一人(機関長?)はエンジン上のデッキに立たせました。
ロープを持った甲板員は後部甲板で作業中です。
そして完成写真です。
ほぼ素組みですが、手を加えたのは以下の通りです。
・エントツの梯子を洋白線で追加(キットはモールド表現のみ)
・張り線追加
・ボートダビットのワイヤーと滑車追加
・各所にロープ(洋裁の糸をタンで塗装した物)を追加
・サーチライトのレンズにラインストーンを入れた
キットは初版が1956年(なんと!私の生まれた年です)という古いもので、流石にバリは多いですが、パ-ツ精度もほぼ完璧で、非常に出来の良い好キットです。
タグボートの好きな方にはお勧めです。
これで今年17個目の完成で、今年の年間目標18個まで残り1個となりました。