中国と韓国との首脳間合意として、10月末、あるいは、11月初旬に開催が予定されている日中間の三国による首脳会談。日本国政府は、開催に向けて調整作業を始めておりますが、そもそも三カ国の首脳が一堂に会する必要はあるのでしょうか。
9月3日の抗日戦勝70周年記念行事においてより鮮明化したのは、中韓両国による反日共闘ぶりです。”歴史認識”に関しては以前より両国は反日で一致しておりましたし、経済面においても韓国の最大の貿易相手国は中国ですので、その予兆は既に把握されていましたが、軍事パレードにまで出席するとなりますと、安全保障面における中韓協力も水面下では進んでいるものと推測されます。中韓の強固な結束を考慮しますと、三者会談の席では1対2となり、日本国首相が中韓首脳に取り囲まれる構図となります。この構図では、尖閣諸島や竹島問題といった政治的議題に進展を見出すことは難しく、”歴史認識”問題で一方的に攻められる展開となりかねません。政治分野の問題においては、三カ国の枠組みは、少なくとも日本国にとっては、百害あって一利なしです。それでは経済は、と申しますと、中国経済は失速状態にあり、韓国経済も下降傾向にある中、支援を求められることはあっても、日本側にメリットのある譲歩を引き出せるとは思えません。日中韓FTA構想への期待もあるかもしれませんが、中韓の過去の行動や現在の経済状況を考慮しますと、日本側だけ不利となる”不平等条約”となるか、”泥船”に乗る危険性すらあります。
中国は、G20といった自国が少数派となる国際会議においてようやく聞く耳を持つ国ですので、韓国を従えて主役を演じるつもりの日中韓の枠組みにおいて、日本国の要求や解決提案に応じるとも思えません。三カ国枠組みである日中韓首脳会談は極力避け、通常の日中、及び、日韓の二国間関係に戻すことで、中韓の対日結束を分断すべきと思うのです。
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9月3日の抗日戦勝70周年記念行事においてより鮮明化したのは、中韓両国による反日共闘ぶりです。”歴史認識”に関しては以前より両国は反日で一致しておりましたし、経済面においても韓国の最大の貿易相手国は中国ですので、その予兆は既に把握されていましたが、軍事パレードにまで出席するとなりますと、安全保障面における中韓協力も水面下では進んでいるものと推測されます。中韓の強固な結束を考慮しますと、三者会談の席では1対2となり、日本国首相が中韓首脳に取り囲まれる構図となります。この構図では、尖閣諸島や竹島問題といった政治的議題に進展を見出すことは難しく、”歴史認識”問題で一方的に攻められる展開となりかねません。政治分野の問題においては、三カ国の枠組みは、少なくとも日本国にとっては、百害あって一利なしです。それでは経済は、と申しますと、中国経済は失速状態にあり、韓国経済も下降傾向にある中、支援を求められることはあっても、日本側にメリットのある譲歩を引き出せるとは思えません。日中韓FTA構想への期待もあるかもしれませんが、中韓の過去の行動や現在の経済状況を考慮しますと、日本側だけ不利となる”不平等条約”となるか、”泥船”に乗る危険性すらあります。
中国は、G20といった自国が少数派となる国際会議においてようやく聞く耳を持つ国ですので、韓国を従えて主役を演じるつもりの日中韓の枠組みにおいて、日本国の要求や解決提案に応じるとも思えません。三カ国枠組みである日中韓首脳会談は極力避け、通常の日中、及び、日韓の二国間関係に戻すことで、中韓の対日結束を分断すべきと思うのです。
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