名古屋市農業センターの花木園に並ぶハクモクレンとシデコブシが、ほぼ満開になりました。
ハクモクレンは中国南部が原産。葉より先に花が開き、純白でやや肉厚の花を上向きに咲かせる姿に圧倒されます。花言葉も気高さ、荘厳など。
シデコブシは日本の固有種。自生は東海3県(愛知、岐阜、三重)に限られ、開発などによって一時はレッドリストの絶滅危惧種に指定されていましたが、自治体や住民の保護活動によって準絶滅危惧種になっています。花言葉は友情、友愛など。
ハクモクレン
シデコブシ
名古屋市農業センターの花木園に並ぶハクモクレンとシデコブシが、ほぼ満開になりました。
ハクモクレンは中国南部が原産。葉より先に花が開き、純白でやや肉厚の花を上向きに咲かせる姿に圧倒されます。花言葉も気高さ、荘厳など。
シデコブシは日本の固有種。自生は東海3県(愛知、岐阜、三重)に限られ、開発などによって一時はレッドリストの絶滅危惧種に指定されていましたが、自治体や住民の保護活動によって準絶滅危惧種になっています。花言葉は友情、友愛など。
ハクモクレン
シデコブシ
名古屋市農業センターでサンシュユ(別名・ハルコガネモチ)が満開です。
中国北部の原産でミズキ科ミズキ属。別名は葉が出る前に黄金色の花を枝一面に咲かせることから牧野富太郎が付けたそうです。
実が滋養強壮や不眠症などの生薬や果実酒として活用されています。
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名古屋市農業センターが昨年春から進めていたリニューアル整備事業のうち、残っていた牛舎などの工事が終わり23日にオープンします。
横綱ソメイヨシノの土俵入りを先導するオオカンザクラとシナミザクラ。名古屋市農業センターの花道でも並んで立ち、満開の姿で横綱の登場を待っています。
2つはよく似ていますがオオカンザクラが薄紅色でややうつむき加減、明治期に中国から渡来したシナミザクラは雄しべがやや長いのが特徴のようです。
ウエザーニュースによると名古屋のサクラの開花予想日は3月21日、満開予想日は4月1日となっています。
やや薄暗い半日陰の庭が似合うアセビの花。白と赤があり、白はよく見かけますが、今年は初めて赤いアセビが咲く姿を名古屋・鶴舞公園で目にすることができました。
アセビは日本や中国・雲南省などの原産。木全体に毒性があるといわれ、馬が食べると足取りが酔ったようになることから漢字では「馬酔木」と書くほど。他の動植物を寄せ付けないので庭木として広がったようです。
鶴舞公園で咲いているのは鶴々亭前の庭。ドウダンツツジに似た壺型の小さな花がボリュウム感のある穂状になって、常緑の葉を覆うように咲いています。花言葉は「献身」だそうです。
公園を彩る木花の主役がサザンカからツバキにバトンタッチ。名古屋の鶴舞公園を訪ねると、まだ花数は多くありませんが赤、白、ピンクの花々が迎えてくれました。
言うまでもなくツバキは日本原産。種子(椿油)や木材は縄文時代から生活に利用され、約1300年前の文献に「椿」の文字が見られるとか。渡った欧米でも愛されて多数の園芸種があるそうです。
花言葉は「誇り」など。花の色による言葉もあり、赤は「謙虚な美徳」、白は「完璧な美しさ」、ピンクは「慎み深い」などだそうです。
名古屋市農業センターのしだれ梅園を描いた1枚です。私の場合、花そのものにフォーカスすることが多いのですが、今回は園内の逆光の風景を描いてみました。
今年は暖冬とあってしだれ梅も例年より10日ほど早く開花、しだれ梅まつり(3月20日まで)の終わりを待たずにピークに達しました。
次は桜の出番。ウエザーニュースによる名古屋・鶴舞公園の開花予想は、3月21日となっています。
散歩道でまた春の使者と出会いました。ツクシ(土筆)です。他の使者と同様に例年より早いようです。
数年前まで、ツクシ摘みは春の楽しみのひとつでした。
車を走らせ、水田地帯や河川堤防へ。木曽川の堤防では30㌢ほどもあるジャンボツクシを摘みました。子どものように時の経つのを忘れ、ビニール袋いっぱいに。周りを見渡すと「同好の士」の姿や家族を何人か見かけたものです。
帰宅すれば、僕一人の役目として押し付けられたツクシの袴取り。袴の内側に砂や土が入っていることが多いからですが、こちらも爪を黒くしながら黙々と続けました。
もう一度ツクシ摘みを・・・。でも、80代になった今、足腰からはOKが出ないでしょうね。
木の皮や針金、紙などを素材に、世界の子どもたちが思い思いに手づくりしたおもちゃが狭い通路いっぱいに並びます。
ここは水彩画教室が屋外スケッチ会で出かけた愛知県日進市にあるNPO法人「海賊船」。僕は所用で出席できず後日訪ねたのですが、子どもたちの個性豊かな発想力と表現力、創造力に魅入りました。
海賊船のホームページなどによると、海賊船は館長を務めた川合英治さん(故人)が、子どもたちに自分で考える力や失敗を乗り越える力を養う場にしようと45年前に開設。子どもたちが創作を楽しむ工房と、川合さんが世界の約70カ国を回って収集した子どもたちによる手づくりおもちゃを中心に数千点を展示しています。
さほど広くないギャラリーに、木や竹、草、紐、新聞紙、厚紙、針金、金属パイプ、瓶の栓、クッション材、廃材などを素材にして作った飛行機や車、動物、楽器、人形、履物、バッグ、お面、台所用品、遊具、観覧車などのおもちゃがびっしり。まさに子どもたちひとり1人が夢を膨らませ、作り上げた宝物です。
これは海賊船のある庭にカラスが造った巣です
春の使者のひとつ、ピンク色の小さな花。ホトケノザ(別名・三階草)です。散歩道にある畑地の脇で見かけましたが、これほどの群生状態に出会ったのは初めてです。
春の七草にも同名の植物がありますが、全くの別物。こちらのホトケノザは雑草扱いされながらも、可愛い姿にかがみ込んでカメラに収めたくなります。
シソ科オドリコソウ属。地上を這う20㌢前後の茎に葉が襟巻のように付き、その付け根に筒状の唇形の花を咲かせます。ホトケノザの名の由来は葉が仏が座る台座に似ていること、別名の三階草も葉が三段階に付いているからのようです。
花言葉は輝く心、小さな幸せだそうです。
久しぶりに名城公園を訪ねると、フラワープラザを囲む花壇ではチューリップやクリスマスローズ、パンジー、ビオラ、八重咲ストック、アリッサムなどが早い春の訪れを歓迎するように花数を増やしていました。
今咲いているチューリップは「アイスチューリップ」。球根を冷凍、冷蔵して冬を感じさせて植えることで春が来たと勘違いして開花を急がせる栽培方法ですが、
気温はまだ低いので普通の栽培より長く咲くそうです。
障害のある人らがかがまなくても花を身近に見ることができる「レイズドベッド」には、エリカやプリムラジュリアンなどが寄せ植えされていました。
名古屋・名城公園のフラワープラザの裏庭で、黄色の花一色で染まるミモザの開花が始まっています。
イタリアでは女性の社会的地位向上のため3月8日を「女性の日」としており、「ミモザの日」とも呼ばれるそうです。この日イタリアでは男性が妻や母親に感謝を込めてこの時期に咲く最も美しいミモザの花を贈る習わしだからです。
またこの日は女性の平等な社会参加を目ざす「国際女性デー」でもあり、黄色が国際女性デーのシンボルカラーになっています。イタリアのようにミモザを贈る習慣が世界に広がるといいですね。ミモザの花言葉は黄色の花は「秘密の恋」、オレンジ色の場合は「エレガント」だそうです。
名古屋市農業センターのしだれ梅園も見ごろから満開へ。 咲き揃う花を見上げると、ウグイス、ムクドリ、ヒヨドリなどの鳥たちが蜜を求めて忙し気に樹間を飛び交っています。
今回は枝垂れる花と、鳥が枝に止まってひと休みしている様子を描きました。鳥がヒヨドリかムクドリかの断言はできませんが、くちばしが黒くて胸が白い斑点状に見えることや尾羽が長いことなどからヒヨドリのようです。
我が家の狭い庭の鉢植えや露地植えにも春色が増えています。といっても、オキザリスやパンジー、それに開花の盛りを過ぎたウメやサザンカなど定番ばかり。しかも世話のほとんどは家内任せなのに毎朝、様子を見に庭へ出ています。
紅梅は何年か前「盆栽に」と買ったものの、手入れを怠り露地植えにしたもの。伸び伸びとした姿にホッとしています。
スイセンも踏み固まった地面の一角で、増えもせず減りもせず例年通りの開花。「周りに少しクワを入れてやるべきかな」と思っています。
2月になって咲き始めた夏越しの鉢植えシクラメンの花数は一気に増え、3倍近い30本余になりました。
名古屋市農業センターのしだれ梅がご覧の通り。恒例の「しだれ梅まつり」も見ごろで迎えました。
紅色やピンクを中心に12品種約700本。今年は暖冬とあって2月の上旬には開花が始まり、中旬になると一気に花数が増えました。こんなに咲いてまつりを迎えたのはあまり例がないほどです。
まつりは3月20日(水・祝)まで。ショーや野菜の販売などさまざまなイベントが企画されています。
描いたのは東山動物園のアジアゾウの親子が、朝の会話を楽しむ様子です。この場面は現在10歳になったメスのサクラが5歳だったころ。当時も描いたのですが、もう一度描き直してみました。
この朝も、部屋から運動場に出てきたサクラと母親のアヌラが歩きながら、何だかソワソワ。間もなく別の部屋から父親のコサラが顔を出すと、小躍りするように駆け寄りました。
柵越しに鼻を絡ませ、父親がサクラに話かけているようです。
「おはよう。ご飯をきちんと食べたかい?」「砂浴びもするんだよ」
「うん分かった。水浴びもね」
絵は10号です。