かつて我が家の庭の秋の主役だったハナトラノオが、復活軌道に乗りました。
増えすぎたため行った掃討作戦を中止した結果、戻り始めたのです。
ハナトラノオの繁殖力は極めて旺盛。一時は狭い庭に数百本もが伸び、時おり引き抜いていましたが、周りのシャクヤクやユリなどの根や球根がハナトラノオの根に締め付けられるまでになっていました。
そこで5年前にハナトラノオの掃討作戦を展開。スコップで根を掘り起こして取り除き、残った根から翌年出てきた芽も次々に摘み取りました。
この結果、1昨年には30本ほどになったのですが、見慣れた風景が消えると今度は寂しくなって作戦を中止したのです。
作戦中止は成功。昨年は約70本にまで復活しました。
今年は周りの花木の背が伸び日陰が増えたせいもあってか開花が遅く、細くて背丈の低い茎が多いですが90本ほどありそうです。早くも3倍増ですが、しばらくは植物たちの生存競争を見守ることにします。