風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽書き雑記「この時期この花壇=名古屋・名城公園」

2024-02-28 19:30:00 | 日記・エッセイ・コラム

久しぶりに名城公園を訪ねると、フラワープラザを囲む花壇ではチューリップやクリスマスローズ、パンジー、ビオラ、八重咲ストック、アリッサムなどが早い春の訪れを歓迎するように花数を増やしていました。

今咲いているチューリップは「アイスチューリップ」。球根を冷凍、冷蔵して冬を感じさせて植えることで春が来たと勘違いして開花を急がせる栽培方法ですが、
気温はまだ低いので普通の栽培より長く咲くそうです。

障害のある人らがかがまなくても花を身近に見ることができる「レイズドベッド」には、エリカやプリムラジュリアンなどが寄せ植えされていました。


 

 


楽書き雑記「ミモザの開花始まる」

2024-02-25 07:19:08 | 日記・エッセイ・コラム

名古屋・名城公園のフラワープラザの裏庭で、黄色の花一色で染まるミモザの開花が始まっています。

イタリアでは女性の社会的地位向上のため38日を「女性の日」としており、「ミモザの日」とも呼ばれるそうです。この日イタリアでは男性が妻や母親に感謝を込めてこの時期に咲く最も美しいミモザの花を贈る習わしだからです。

またこの日は女性の平等な社会参加を目ざす「国際女性デー」でもあり、黄色が国際女性デーのシンボルカラーになっています。イタリアのようにミモザを贈る習慣が世界に広がるといいですね。ミモザの花言葉は黄色の花は「秘密の恋」、オレンジ色の場合は「エレガント」だそうです。

 

 


楽描き水彩画「しだれ梅と鳥」

2024-02-23 07:55:42 | アート・文化

名古屋市農業センターのしだれ梅園も見ごろから満開へ。 咲き揃う花を見上げると、ウグイス、ムクドリ、ヒヨドリなどの鳥たちが蜜を求めて忙し気に樹間を飛び交っています。

今回は枝垂れる花と、鳥が枝に止まってひと休みしている様子を描きました。鳥がヒヨドリかムクドリかの断言はできませんが、くちばしが黒くて胸が白い斑点状に見えることや尾羽が長いことなどからヒヨドリのようです。

 

 


楽書き雑記「庭の花木も春色に」

2024-02-21 07:14:28 | 日記・エッセイ・コラム

我が家の狭い庭の鉢植えや露地植えにも春色が増えています。といっても、オキザリスやパンジー、それに開花の盛りを過ぎたウメやサザンカなど定番ばかり。しかも世話のほとんどは家内任せなのに毎朝、様子を見に庭へ出ています。

紅梅は何年か前「盆栽に」と買ったものの、手入れを怠り露地植えにしたもの。伸び伸びとした姿にホッとしています。
スイセンも踏み固まった地面の一角で、増えもせず減りもせず例年通りの開花。「周りに少しクワを入れてやるべきかな」と思っています。
2月になって咲き始めた夏越しの鉢植えシクラメンの花数は一気に増え、3倍近い
30本余になりました。

 

 


見ごろで迎えた名古屋市農業センターのしだれ梅まつり

2024-02-19 06:48:43 | 日記・エッセイ・コラム

名古屋市農業センターのしだれ梅がご覧の通り。恒例の「しだれ梅まつり」も見ごろで迎えました。

紅色やピンクを中心に12品種約700本。今年は暖冬とあって2月の上旬には開花が始まり、中旬になると一気に花数が増えました。こんなに咲いてまつりを迎えたのはあまり例がないほどです。
まつりは3月20日(水・祝)まで。ショーや野菜の販売などさまざまなイベントが企画されています。

 

 


楽描き水彩画「ゾウ親子の朝の会話」

2024-02-16 07:30:00 | アート・文化

描いたのは東山動物園のアジアゾウの親子が、朝の会話を楽しむ様子です。この場面は現在10歳になったメスのサクラが5歳だったころ。当時も描いたのですが、もう一度描き直してみました。

この朝も、部屋から運動場に出てきたサクラと母親のアヌラが歩きながら、何だかソワソワ。間もなく別の部屋から父親のコサラが顔を出すと、小躍りするように駆け寄りました。

柵越しに鼻を絡ませ、父親がサクラに話かけているようです。
「おはよう。ご飯をきちんと食べたかい?」「砂浴びもするんだよ」
「うん分かった。水浴びもね」
絵は10号です。

 

 


楽書き雑記「夏越しさせたシクラメンが開花」

2024-02-14 07:12:32 | 日記・エッセイ・コラム

初めて夏越しを試みた鉢植えのシクラメンの開花がやっと始まりました。花は現在12本。密集した葉の間からは小さなとんがり帽子のような蕾の頭が幾つも飛び出そうとしています。

夏越しさせたのは、一昨年暮れに花屋で買った白地に淡いピンクの鉢植えシクラメン。いつもだと、クリスマスと正月が終わり花がなくなると球根ごと投棄していたのですが、再び花を咲かせてやろうと球根の夏越しに挑んだのでした。

ひと回り大きな鉢に植え替え、新しい土も追加。軒下に置き時おり散水して見守った結果、大変な猛暑だった夏も乗り切ることができました。クリスマスと正月飾りに、の期待はかないませんでしたが、2月になって1本、2本と開花。できるだけ日中は外に出してやり、夜は室内に取り込んでいます。

葉の数だけ花が咲くというシクラメン。葉を数えると100枚以上あり、初夏になるまで楽しめそうです

 

 


楽書き雑記「開花レースを引っ張るマンサクとウメ」

2024-02-12 07:16:19 | 日記・エッセイ・コラム

名古屋の庄内緑地公園でも、散策路でマンサクとウメが春の開花レースを引っ張っています。

マンサクには大きく広がる小枝の一本一本に、赤みがかった黄金色の縮れた紐のような花弁がびっしり。農山村では古くからこの花数が多ければ多いほど「豊年万作」になるとされてきました。この調子なら今秋の実りも大丈夫でしょう。花言葉は「幸福の再来」だそうです。

散策路を隔てた梅林では、約20本の白梅が早咲き種を皮切りに次々に開花。純白の花弁が春の日差しに輝いています。

 

 


楽書き雑記「名古屋市農業センターのしだれ梅の開花が急ピッチ」

2024-02-09 07:30:00 | 日記・エッセイ・コラム

名古屋市農業センターのしだれ梅が咲き始めました。暖冬とあって、僕が勝手に決めている標本木だけでなく写真のように結構な咲きっぷり。2月17日~3月20日の日程で催される今年のしだれ梅まつりは、初日から楽しめそうです。

センター内のしだれ梅は約700本。早咲き種はもちろん多くに例年以上の花が見られ、遅咲き種の蕾も膨らんでいます。来週から大幅な気温の上昇が予想されており、一気に開花が進むでしょう。

 

 


楽書き雑記「ツバキの先陣を切るウスワビスケ」

2024-02-07 07:04:09 | 日記・エッセイ・コラム

名古屋の庄内緑地公園のシンボルツリーのひとつ、ツバキのウスワビスケ(淡侘助)の巨木がどんどん花数を増やしています。樹高7~8㍍、四方に伸びた枝の幅は10㍍以上。小柄でピンクの花が枝いっぱいに広がります。

ワビスケは奈良時代に朝鮮半島から渡来して、茶席を代表する花に。侘助の名の由来は幾つもあるようで、俗説のひとつは「千利休(せんのりきゅう)の下働きをしていた人物が侘助という名前だったから」だそうです。

 

 


楽書き雑記「ピラカンサ」

2024-02-05 07:47:54 | 日記・エッセイ・コラム

常緑でクロガネモチのように、小さな赤い実を枝いっぱいに実らせるピラカンサ(トキワサンザシ)。名古屋市農業センターの立ち木園でも、花の少ないこの時期を飾っています。

バラ科でヨーロッパや中国の原産。日本へは明治期に導入され、耐寒性も耐暑性もある低木とあって、庭木として普及したようです。

 

 


楽描き水彩画「サツマイモを手にしたオランウータン」

2024-02-02 07:21:42 | アート・文化

昨年暮れに水彩画教室のスケッチ教室で東山動物園を訪ねたのを機に、動物園の仲間たちを描いています。
ただ、動物園でも描きたくなる様子に出会うことは多くはありません。このスケッチ会でもそうでした。だからオランウータンやトラ、ゴリラなどの姿は新しくなった現在の飼育舎ではなく、旧舎で撮った写真を使うことになりそうそうです。

この絵は昨年8月に38歳で亡くなったスマトラオランウータンのメス「アキ」が元気だったころの様子です。1頭だけで過ごしていましたが、訪ねるたびに顔を見せボールやロープ、麻袋などで遊んだり、キャベツなどを食べる様子もカメラに収めることができました。

今回はオランウータンの食事メニューのひとつ、好物のサツマイモを手にした場面。「美味しそう。色も形もいいね」。じっと見つめています。下に掲載したオランウータンの1日分の食事メニューには、ヨーグルトが1個。なるほど。我が家と同じだね。